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2年前の今日(後篇)

2年前の昨日、漫画喫茶で椅子に座り、漫画棚に寄り掛かって一夜を過ごした。

 

 

 朝五時だったろうか、その時間に起きて一度、漫画喫茶を出た。

 

 そこからを最寄りの駅に向かった。駅で鉄道状況を聞きたかったから。駅員から列車は十時から動くと言われた。

 

 それから、別の喫茶店に入って時間を稼ぐ。

 

 

 

十時になり、最寄の駅で電車に乗ろうとする。しかし、 ( Д) ゚ ゚くる電車が全部、人でぎっちぎち!

 

あの時ほど乗り物に乗るときにプレッシャーを感じたことはない。

 

だが、プレッシャーはそれだけではなかった。。。

 

 

 

Σ(;・∀・)電車は超鈍行。 これ以上ないほどの車両にぎっしりな乗客。吊革にぶら下がっていたが、背からプレッシャーで蝦反りになり背骨が折れるかもと思うほど苦痛だった。その苦痛はじわじわと終わらない。。。 
 その苦痛の列車の中、私が見たもの(景色)は…、

 

川だった!! 川を見た途端に、怒りと共に頭に浮かぶものがあった。

 

(# ゚Д゚) ムッカー なんで河川を使って避難行動ができないんだ!!! こんな時間かかりまくる道路、路線じゃなくて地方に張り巡らされている河川を使って避難場所を散らすことだって出来る筈だろうが!と。 こちらの苦痛など知ったことかとばかりにその日も悠々と川は何事もなく流れていた。頭に浮かんだ水運の活用と共に緊急にほとんど停止する日本のインフラって役立たずだと幾重にも怒りが積みあがっていた。

 

(#`皿´)その時の考えは今でも変わらない。

 

その苦痛に耐えながら、自宅近くの最寄駅までたどり着いた。遂に震災からわずか一日後で帰宅することが出来た二年前の今日だった。

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