信約キングダム 182回
キングダム 第182話
#「出し抜く」
貴族の精鋭部隊「玉鳳隊」とその隊長・王賁に蟻扱いされた飛信隊。さっそくその夜は愚痴と屈辱が飛び交う眠れない夜になってました。
ざけやがってと火の側で田永が激昂し、隊員たちも副長の一声で反応した自分達を責める。かたや松左がこんな形で貴族と平民の差を見せ付けられようとはなあと嘆く。皆が屈辱を噛み締めている中、昴がでもあの貴族の鎧はキラキラしていてかっこよかったなああとぼつりともらす。
それを聞きつけた隣の尾平がお前はこの空気が読めないのかと昴をとっちめようとする。それを離れて見ていた隊長の信がよせよと止める。信は正直に喋っているからいいじゃねえかと昴の発言に気に障った風でもなかった。信は昴にあいつ等みたいになりたいかと問いかけ、昴がうんと答える。武功を挙げ続けて昇進すればあいつ等に成れるんだぞと励ます。
場の空気を変えたところで信がみんなの場所まで来る。松差にいまさらくだらねえこと言うな、単なる言い訳だろうと告げる。言い訳に納得できない松左だったが、信は一声言われて俺達がガツンと萎えただけだと本質を語る。冗談じゃねえぞと信が切り出す!!!
やられた分はきっちり返すぞ、てめえらと信が全隊員に檄を飛ばす。しょげていた皆が一斉にそれに応える。⇒ ( ̄◆ ̄;)ううむ、王騎将軍というより蒙武将軍に近くなってきた。。。どうやって返すかはこれから策を考えると…。
秦南軍にいる玉鳳隊。北軍からの情報を副長が知らせる。飛信隊が消息不明だと。副長は今頃は村に戻っているんじゃないですかとからかうが、王賁は鼻でいなして無関心。
アブネ━━Σ(゚д゚;)飛信隊は何処にいたかというと敵の真っ只中を進んでいた━━!! 参謀スタッフの魯延伍長の策で敵軍の中を死体に紛れ込みながら進む。そうして敵の側まで近付く。 霧が晴れて敵に見つかりそうになったり、野犬に咬まれたり、腐乱した死体の臭いで吐いたりと敵と戦う以上の苦しみを受けても武功のために飛信隊が進む。
遂に敵に見つかりそうになり、死体かどうか確認すると敵兵が槍で死体を貫く。そこには昴が下にいた。死体ごと昴の身体を槍が貫いた。! しかし、その激痛を昴は耐える!!!全ては武功を挙げ親に錦を飾らせたいがために。
そのおかげで戦場にいち早く到達できた飛信隊は敵本陣をまんまと襲撃して、騎馬隊の玉鳳隊を出し抜きました。
軽口もきっちり返した隊長の信でした。
やられたらその分はきっちり返す!
quotation:義風捫虱堂「主人公、挽回す!」 091115
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