信約キングダム 199回
「キングダム」第199話
三国志が萌とホンダムJr.に染められようとも、この作品感想がある限り私の義は失うことはない。
#「不思議な癖」
蒙恬と信が廉頗について話していた時に、大将軍の蒙武が現れた。
三年ぶりにあった信と蒙武。蒙武は部下数人を連れていた。何故、この場所に来たのかと驚く信の顔とは裏腹に、蒙恬は涙顔からばつが悪そうな顔でその場を去ろうとする。⇒どんな状況でも平気な蒙恬君、いきなりピンチ顔になってます。。。
o(*^▽^*)o が、蒙武大将軍に見つかった。どこに行く恬と蒙武から声をかけられる。逃げようとした蒙恬に不審さを感じる信に、蒙恬は精一杯の元気顔を作ってから父の蒙武に挨拶をする。⇒呼び止められ暫し黙考してました息子…。
蒙武が蒙恬の父とようやく気づいた信は、全然似てねえとまた驚く。⇒(;´▽`A``まあ、確かに似てねえよ。。。貂なら最初ですぐ気づいたんでしょうが信はプライベートには興味ないのかな? 蒙武は信に気づいて、王騎の矛は持ってきていないのかと問う。知らない蒙恬を尻目に信は蒙武にまだちょっと重過ぎると答える。
蒙武「…フン 一生使えそうにないなら俺がもらってやるぞ。」
信「誰が!」
( ̄ー+ ̄)蒙武、信の武の才を認めている。信も負けずに答えることが素敵だ。いいです、こういう会話はツボですよ。 息子の蒙恬もしらない事情を信と父親が知っている。蒙恬が話を移してこの場所に来たのはと問うと、蒙武は昌平君の伝者代わりできたのだと答える。内容は先ほど、お前が言っていた通りのことだと。
アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!! 敵将は廉頗! 蒙武から衝撃の事実が秦軍本陣に伝えられた。 魏王の信を三年も得られていなかったのにと幕僚達がうろたえる。すぐに趙三大天が相手だとまずいぞ、白起将軍ですら廉頗を破れなかったのにと幕僚達は動揺する。
しかし、総大将・蒙驁ゴウが幕僚達の動揺を抑える。廉頗の出現は想定外ではない、副将たちと対応策は既にしてあると論じる。動揺していた幕僚達は泰然としている大将軍に安心して軍議の準備を始める。 蒙驁ゴウは息子・蒙武に早めに知ったおかげで作戦が立てられると礼を言ってから帷幕を後にする。 だが、酒を選びに出た父の背を見る蒙武は知っていた。
。゜゜(´□`。)°゜。 ハッタリかましただけで本当は恐れていたのだと! 蒙武は側近二人にそのことをもらす。信じられない側近達に蒙武は親父と廉頗と戦うのは初めてではないと話す。 側近の丁之がそんなはずはないと言いかけるが、それを察した蒙武が話を続ける。
“斉”国の人間だった親父は斉・趙の戦場で伍長の時から幾度も戦った。
蒙武「親父は廉頗に一度も勝ったことがない。」
故に親父は斉での立身出世が出来ずに秦に流れる破目になったのだとまで蒙武は語り、側近達を驚愕させる。⇒史実ネタをもってきたか、GJ! 親父にとって廉頗とはどうしても越えられなかった大きな壁なのだと言う。
( ̄◆ ̄;)プレッシャー撃退法は大将軍の甲冑を脱いで、歩兵に化けて陣中を徘徊するってさ。。 歩兵に化けた蒙驁ゴウは静かな草原に身を投げ出して頭の中を空っぽにして、月を愛でていた。⇒側近達は何をしている? 何かあったらモルト中将の死の舞だぞ。あと、校正をもうちょっときちんとね。。
その横になっている蒙驁ゴウの顔を信が踏んでしまった。⇒大将軍の顔を知らなかったのが幸いだった。。。 信の足で蒙驁ゴウは鼻血を出してしまう。
踏んだお詫びに信は老人歩兵に獲ってきた兎をご馳走する。配給だけじゃ腹いっぱいにならねえと上の連中はケチくさいと老兵(蒙驁ゴウ)に信がぼやく。 しばらくして兎の肉が焼けた。
老兵に振舞う信は、その老兵のガタイのでかさに驚く。そんなでかい老人歩兵は見たことが無いと声に出して驚く信に老兵はどこの小僧歩兵じゃと問い返す。
信は小僧歩兵じゃねえ、飛信隊の信で三百将だと名乗る。老兵(蒙驁ゴウ)は目の前にいる少年があの王騎が見込んでいた飛信隊の信かと初めて顔と声を知った。。⇒どうやら秦軍上層部には信はかなり知れ渡っているらしい。
信はじいさんはこんなところで何をしてんだと問う。老兵は軽く現実逃避と答える。信と老兵の会話が始まる。じいさんでも悩みがあるのかと信が言うと、老兵は年季が入っているから深刻じゃぞいと答える。信は三百将がきいてやるからと老兵の悩みを聞こうとする。
老兵(蒙驁ゴウ)は若い頃からケンカで勝てなかった相手と年をとってからもう一度ケンカをすることになった。しかも、その相手は老いても絶頂期の強さのままなんだと打ち明ける。⇒この戦争そのまんまじゃねえか。。。信以外の人間だったら相当の人数で話し相手の正体がばれそうだ。
深刻じゃろうがと老兵は言う。 しかし、話を聞いて暫く考えていた三百将の答えはすげえよかったじゃねえかと老兵もびっくりの答えだった。
予想超えていた答えに人の話を聞いていたのかと老兵は聞き返す。信は全敗喫している化物じじいともう一度戦う話なら、やっぱりよかったことだと答えは変わらない。
答えに戸惑う老兵。信はだってそれはこの期に及んでじいさんに一発逆転の好機が生まれたって話だろと更に言う。老兵はその答えに自分の何かに気づく。畳み掛けるように信が老兵を鼓舞する。
信「ケンカってのは最後に立ってた奴の勝ちだ。 次 勝って勝ち逃げしてやれよ。そうすりゃじいさんの総勝ちだ!」
悩んでいた老兵・蒙驁ゴウ。自分が本気で何を望んでいたのかを再確認できた蒙驁ゴウが声高く笑うのだった。
(◎´∀`)ノ秦国武門の蒙家、三代に亘って飛信隊の信を知った瞬間であった!
相変わらず史実を見事に脚色させて盛り上げる原さんの腕は素晴らしいぞ。
quotation:義風捫虱堂「蒙家と信」 100327
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