信約キングダム 200回
キングダム 第200話
ヽ(´▽`)/遂に大台突破。
漂、王騎将軍…、とうとうここまで来ましたぞ!!!
#「千人将」
早朝、秦軍第一軍の全兵士に集合せよとの命令が下される。再編成との声に蒙恬、王賁は何かを感じ取る。しかし、信は眠気が残っている。
第一軍が集結し、大将軍が臨席する中で再編成が行われる。眠いままの信だったが、千人将二名の空席に“三百将”を臨時で昇格させることになったと聞いてとたんに目が覚める。
飛信隊もそれを聞いて驚くが、二名と言われては順当にいけばと蒙恬、王賁の方を振り向いてしまう。 驚き醒めぬ間もなく千人将に昇格する名を上げていく。一人目は勿論、
(* ̄ー ̄*)千人将一人目は楽華隊・蒙恬! 千人将となり隊は七百人増員して千人隊となる。楽華隊で歓声が上り、じいがようやく昇格と感激の涙を流す。当の蒙恬は自身ありげな表情からちょっと複雑かなとマイペースであった。飛信隊もこれは仕方ないと言うが、問題の最後の一人はどちらだと表情がさらに厳しくなる。信は厳しい顔つきになるものの、王賁は全く動じていなかった。 そして、将官から最後の一人が告げられようとしている。 飛信隊が緊張する中で将官の口から出たもう一人の新・三百将の名は…、
il||li _| ̄|○ il||li 嗚呼、二人目は玉鳳隊・王賁だぁあ! 選から漏れた信は流石に呆然とさせられた。当の王賁は当然とばかりで表情すら変えないが、副将・番剛や玉鳳の隊士は当然じゃと隣の飛信隊を見ながら、今度こそ差をつけたとばかりに笑う。 武功の数は玉鳳がでかかったし、身分とかもあると飛信隊の者達は悔しさを納得させようとした。
顔をうつむいて悔しさを噛み締める信。淋しそうな視線を投げかける羌瘣副長、渕副長。尾平まで信の悔しさを察する。⇒ (≧ヘ≦)本当に頑張る人間は挫折と責任の言い訳はしないのだ。 そんな信をよそに規定の二名を言い渡した再編成の儀式は解散と告げられる。
しかし、臨席していた蒙驁ゴウ大将軍が待ったをかける。大将軍は飛信隊の信を前にと呼び出しをかける。
解散前に何故か大将軍から呼ばれた信。本人だけでなく飛信隊や他の部隊までも不思議に思いつつ成り行きを見守る。大将軍の近くまで歩いてきた信は大将軍の顔を見て驚く。その顔は昨日の夜に会ったどでかい爺さんだった。。。 驚く信を片手で制した蒙驁ゴウ大将軍は説明を始める。
大将軍曰く、飛信隊の信の力量を今回の遠征で考えれば武功は蒙恬・王賁に劣っている。だが、先の趙戦の武功まで考えれば三百将以上の力量は十分と見たと。 そして、大将軍は彼のために特別に千人将の席は設けてやる価値はあると言い、信はもとよりその場にいた全ての兵士を驚かせる。
番剛は叫び、千人将二名を告げた将校まで驚いて信の前で他の候補や信が下僕の出の問題まで反論する。しかし、それのどこが問題じゃと蒙驁ゴウは笑みを消してまで将校を黙らせる。将校は大将軍の不興に黙するしかなかった。そして、信のほうに向き直る。
蒙驁ゴウ大将軍が信に話す。これは儂の独断でもあるため特別昇格に周りの反感を黙らすために厳しい条件を出すと。 その条件とは敵の首、最低でも千人将三人か将軍一人を挙げる事で、果たせなかった場合には三階級落として伍長からやり直しさせるというものだった。⇒単なる補正にさせないのがこの漫画の素晴らしい魅力である。 失敗すれば飛信隊は解散になる。黙って聞いていた飛信隊の隊士達もこの条件に緊張が走る。それでも受けるかねと大将軍が信に問う。全ての兵士達がしばらく考える信を見ている。やがて、信は軽く笑って返事をする。
「だから言ってるだろ。そんなの悩む所じゃねえって。」
軽口叩いた信に将校が注意しようとするも、蒙驁ゴウはそれを制して信の返事を聞く。全兵士も信の声を聞く。
「失敗が怖ぇえから後ずさりする奴は最初から家に閉じこもってりゃいいんだ。 その条件達成できなかった時は伍長と言わず一番下っ端歩兵からやり直してやる。
――だけど俺は今さら将軍首一つなんてみみっちいこと考えてねえぞ。
飛信隊 信が狙うのは敵総大将廉頗の首だ!!」
(o^-^o)振り出しに戻るとも恐れず本気で戦え! 信頼も責任も技術も強固な精神あってこそ成長するのだ。 信の決意に全兵士が驚愕する。しかし、それがこけおどしでないことを新千人将の二人と大将軍だけは知っていた。二人の千人将の顔が戦う顔に変わる。その場の空気が変わる程の信の覚悟を聞いた蒙驁ゴウ大将軍はありえないはずの期待を待つ飛信隊の目の前でその言葉を伝える。
「飛信隊 信。そなたを千人将に昇格させる! よって飛信隊は七百人増兵し千人隊とする!」
ぅぉぉぉーヽ(゚ω゚ )ノヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノぅぉぉぉーヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノ ぅぉぉぉー遂に壁さんまでキタ―!!!
⊂二二二( ^ω^)二⊃ いおりょぎさんバージョンツー! じいさん百点満点! 条件付きながら蒙驁ゴウ大将軍自らの推挙で千人将となった信。笑みを浮かべる大将軍自らの推選昇格に飛信隊全隊士は涙と共に大歓声で隊長の昇格を喜ぶ。感極まって尾平達が信に抱きつく。 蒙恬はどことなく嬉しそうであり、またしても差を埋められた玉鳳の面々は王賁をのぞく渋い顔で、夢の登竜門に入った信に羌瘣も笑みで答える。⇒蟻風情はよくて千人将までと信に言っていた玉鳳。遂に覆されました。 その一部始終を丘の上から大将軍・蒙武と側近達が見ていた。
実力を認めつつも余りの若さに大丈夫でしょうかと丁之、来輝も信の異例の昇進に驚く。側近の言葉に蒙武は、蒙驁ゴウは他の大将軍より軍才が劣る分、補って余りある才、人を見る目があると語る。その蒙驁ゴウが推すのであれば問題ないであろうと眼下の信を見る。⇒あの小僧、王騎の矛を思ったよりも早く…とか思っているかもしれない(笑)。 蒙武の側近まで信の力を認めていたとはなぁ。。
秦の一軍再編成が終わる同時期、魏国で遂に大将軍・廉頗が前線に向かって出陣したのでした。
quotation:義風捫虱堂「新入生、新たなスタートを切る者達に告ぐ! 何のために戦い、どんな心構えを培うべきかをYJの「キングダム」から読むべし。」 100327
当時、ブログ〈義風捫虱堂〉の感想も100話分となりました。
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