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信約キングダム 213回

キングダム 第213話

#「蒙恬の提案」

(;д;)四天王から死天王が出た。 大銅鑼のリレーで戦場に轟音が木霊する。魏軍にしか分からないその轟音、まさかの音色は魏軍を震撼させるに十分だった。 廉頗四天王・玄峰が討ち死にした同時刻には桓騎の本陣を容赦なく攻撃していた介子坊はそんな馬鹿なと仰天の表情を浮かべる。

 中央軍で待機していた輪虎にも目が閉じても驚愕の表情が現れ、左軍の姜燕も本陣待機の玄峰様が何故といぶかしむ。 四天王以上に唯ならない気持ちのこのお方、廉頗大将軍は片腕と頼む玄峰を殺された悲しみと秦軍、桓騎への怒りで両眼から瞳が白眼となり、顔には怒りで神経がむき出しになっていた。。。⇒許婚を殺された王騎将軍の嚇怒顔といい勝負か?

 廉頗の怒りで周りの空気が震える中、白亀西将軍がなんとかこの際に一旦部隊を立て直すために下げましょうと言う。 怒りを徐々に収める廉頗はそれに対して、必要ないからと各自その位置で待機させろと命じる。

 廉頗は玄峰が死んだから戦術を変えるので何かあったら知らせろと魏将に命じた後、歩き始める。 生死を共に潜り抜けた故・四天王に手向けながら、直ぐにお前の元に秦軍の骸をたくさん送ってやるからなと決戦の意志を固める。⇒ “あの世は少し寂しいかもしれないがすぐに賑やかにしてやるよ。”そう言ったキャラは某ジャンプの名作漫画の台詞だなぁ。

他人の不幸は密の味。それは戦争が最たるものである。 玄峰戦死の知らせを蒙恬が飛信隊に持ってきてくれた。⇒何故そこまで世話を??? 当然皆はお喜びで、仲間を殺した奴の死亡で生きる確率上がって、死人にざまあと喝采挙げるのも当然の光景になる。それでも、敵は俺が倒すの戦士道真っ直ぐ君な千人将の信は、あいつが死んだなんて信じられねえと驚くばかり。信が詳しく教えろと蒙恬にせがむが、彼はその前に一緒について来てくれと頼む。当然、信はついていく。

月夜を見上げる輪虎。いつまでもそうしている輪虎に魏将がお気持ち分かりますが、左軍の失態で中央軍の戦略変更について軍議を開いてくださいと急かす。 それに対して輪虎がうるさいなと言ったので、魏将が癇に障る。 輪虎は彼の気持ちを察する側近が魏将を睨みつける中、語りだす。

 戦災孤児で餓死するところを殿に拾われて以来、殿の剣として全てを捧げてきた。その日々の中で実際の戦術を教えてくれたのは玄峰様だった。殿が父なら玄峰様が祖父であり、二番目に恩を返すべき人だった。。。

討たれた以上はヘマした玄峰様が悪いのだが、それでも気持ちは分かるなんて軽々しく言われるとイラッと来るんだよと殺気を込めて魏将を睨みつける。震え上がり冷や汗流す魏将に殿が新しい戦略を固めるからそれに従うだけだと言って、輪虎は其の場を収めたのだった。

四から三  蒙恬が信を連れて来たところ、それは王賁の幕舎だった。見舞いに来た蒙恬が幕舎に入ると、王賁は傷の手当てをした身体で槍術の稽古の最中だった。ほらなと嫌々顔で分かりきっていた信と元気で驚く蒙恬に出て行けと王賁が言うのだが…。

 結局、王賁は幕舎に二人を入れた。信が王賁に背を向けている。蒙恬が玄峰の死から三人の会話を始める。玄峰の死に驚いただろと蒙恬が聞くと、王賁が別にと言うが信が嘘つけと言い返す。お前達二人が手も足も出ない玄峰を瞬殺だからなと蒙恬が笑いまくる。

 桓騎の才は予想以上だと蒙恬が感想を述べた上で、俺達の頭上にでっかい壁が出来たと真面目に語り始める。王賁が元野盗がと口にする。信はこの際それはどうでもいい、戦に強いのが重要なんだからとやや複雑な感情を持ちながらも意見を出す。対して王賁が下衆は下衆を庇うかと言うので、信が怒ると、蒙恬が纏める。

蒙恬が玄峰を討った桓騎が姿を消したが実際は軍の復旧に努めているとその後の状況を話す。理由は介子坊が桓騎の本陣の兵を半壊させたから。桓騎を見失ったのでは魏右軍が動けないので膠着が続くと王賁が意見を沿える。蒙恬も賛同する。軍略がまだ分からない信なので、右軍より正面の輪虎が俺達の相手だろと話を切り替えようとする。 王賁は信にバカがと嗜める。⇒随分と丸くなったかな王家の御曹子は(笑)。

 怒る信に蒙恬はお前の言葉は半分は間違いで半分が合っているとフォローする。左右の話が重要なのは王賁がフォローする。左右の軍が先に押し込むのを待っている輪虎軍は本気を出していなかったから。 ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ オオ、王賁たんが信の初サポートを!!! 

二日目以降、こちらには大した被害が出ていない。その理由は輪虎が本気を出していないから。王賁は多少、部下に敵捕虜を当たらせて得た情報だった。ずるいぞと言う信だったが此処も蒙恬がフォローする。⇒というか飛信隊ではそういう仕事を誰か担当していないのか??できそうなのは楚水、渕、魯延さんあたりだな。紅一点副長が最適だが今回で一時、戦線中退だからな。 信は廉頗四天王という廉頗の側近について初めて知る。その強さは王騎の軍長たちより遙かに上だと。死んだ玄峰は趙軍総司令官候補にもなれたほどで廉頗の軍学の師でもあった。⇒騰だけだね、太刀打ちできるのは。ということは魏で廉頗と四天王と会った時に戦ったら死んでいたんだ。。。

若(*^ー゚)bグッジョブ!! 若手三千人将軍議の題は輪虎対策。 輪虎の戦歴を蒙恬が詳しく説明する。突破力が凄くて王騎将軍も一刀を浴びせられたほどだという。最初に対峙した信がそれを聞いて輪虎が本当の化物なんだとようやく感じる。本気の輪虎攻撃に太刀打ちできるかねと蒙恬が問うと王賁はあっさり無理と答え、蒙恬も同意見なので信が驚く。⇒王賁が下がるといえば流石に驚くか。

 しかし、信は目標もあるし、なにより戦って勝つ必勝の信念は旺盛。だから、俺だけでも絶対に戦って勝つ、退かないと豪語する。 それが本当なのも分かっているが安易に認めたくないので王賁は吼えるだけなら誰でも出来るぞ身の程知らずと言う。 最早パターンと化して信が怒ると蒙恬が二分の一フォローで収める(大笑い)。⇒このパターンで話がどれだけ作れるかなあ嗚呼。

 企画は蒙恬。蒙恬は輪虎は討たなくては勝てない、しかし、来たのを返り討ちにするんじゃないと続ける。その言葉に信、王賁が蒙恬に振り向く。その蒙恬はとんでもない案を出す。

 明日、楽華・飛信・玉鳳の三隊が打って出て輪虎を討ち取ろうと提案する。蒙恬は輪虎を倒すには先に仕掛けて殺すしかないのだと。

ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ 蒙恬の策が話をまた面白くさせる。。。信はなんでも王騎将軍を基本にしているな。

quotation:義風捫虱堂「新たなステージへ」 100716 

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