信約キングダム 222回
キングダム 第222話
これだけ軍の士気を爆発させられるなら総大将代理である必要がなかったんじゃない??
廉頗の出現で劣勢だった魏兵に士気が嘗てないほど高まる。そして、殺す気の箍が外れた魏兵が秦兵を殺しまくって押し捲る。
゚゚(´O`)°゚その煽りを受けまして壁さんの隊が窮地に陥ってます。ビビりまくる壁さんはおちつけ、落ち着くんだと平常心を取り戻そうとしています。
しかし、崖上から秦兵が魏兵を射殺して反撃する。これを見た壁さんがようやく事態を飲み込めた。 壁さんの頭内スキャン開始
- 廉頗の出てきた部隊は少数だけであり、崖上を制している秦兵は数で上回っている。
- 魏兵は士気が高いが、秦軍は数と地の利で有利
- ⇒ひょっとしたら戦い方次第では廉頗を討てるかもしれない(σ・∀・)σゲッツ
王翦将軍は部下の盾で姜燕の矢から防御されながら、戦術を組みなおす。 各将を散らして陣形を組ませ、五千の将だった壁にもそれを命じる。乱れた軍の整備を始める。それを崖上の一角にいる廉頗は見ている。
廉頗(0゜・∀・)=3=3 ワクワクテカテカ,ウデダメシシヨウゼ―! 両軍の数はほぼ互角、“囲地”という絶好の地の利に対して士気最高潮の敵、軍略家にとってこの上ない材料が揃った。 この材料を王翦がどう料理するのか廉頗は王翦の武将がどれほどかを推し測ろうとしていた。各隊を整えた秦軍を率いた王翦がこちらの主軸が削られる点のみ注意せよと厳命した上で…、順次退却したのだった。
王翦ヤッテラレンワ…ヽ(○´3`)ノ フッ 廉頗( ゚д゚)ポカーン 見事に期待を裏切られた魏軍。まさかの一手に姜燕、殿になった壁も驚く。⇒またしても囮で防波堤役になっていました。哀れ壁さん。
「……悪いな廉頗。私は“絶対に勝つ戦”以外興味はない。」 ⇒orz嗚呼、貴方は黒ルルーシュに非ず!
廉頗・姜燕軍の追撃を受ける秦軍。真っ先に壁隊が被害をこうむり、壁さんは尚も歩兵を援護しようと健気に頑張るのでした。
追撃する廉頗・姜燕軍。肩透かしを食らっても顔が喜んでいる廉頗。何故ですかと問う姜燕に廉頗はうぬは秦六将のうちで誰と戦ったと逆に質問される。姜燕は白起、王齕、王騎、摎の四人ですと答えた。廉頗は誰とか一番熱かったかと聞くと、互いに攻め重視で犠牲が万にもなった摎でしたと答える。廉頗もあ奴の攻めはことさらひどかったからのうと楽しげに言う。 では、一番やりづらかったのはどいつだと廉頗がまた問う。姜燕はそれはやはり六将筆頭の白起ですと答え、儂もそうじゃったと廉頗も白起を挙げる。⇒ ( ゚Д゚)y─┛~~なんで胡傷が入っていないんだよオオオ!!!
白起は危険を冒さぬ将、いつでも相手の心理が読めていたとこちらの仕掛けを悉く交わしていたと語る。今に六将の話をと姜燕が訊ねると廉頗は何となくだが悠々と退却する王翦が白起を思い出したからだと感想を口にする。軽く驚く姜燕。
廉頗は白起と戦い方が似ている、似ている戦い方には近い世界が見えているのかもしれないと王翦の評価レベルを上げる。姜燕は囲地出現の策を誉めながらも白起と同等とは信じがたかった。 その二人に伝令が来る。 前方の敵の動きを急報で伝え、前にとせかすものだった。
廉頗は白起と野戦、攻城戦、守城戦までやり、奴をの軍を追撃するときに決まって儂をしびれさすものがあると楽しげに言う。 そして、それは本当にあった。
「たとえば、こんな山中では知らぬ間に巨大な城を築いたりしてる」 ┗(^o^)┛パーン どんぴしゃ!!!
戦略の中に築城の手を持つ武将はめったにいない。廉頗は自分が来ることまで読んだ築城なのかを考えつつ、六将の陰にこれほどの武将がいたことを知って楽しさが更に沸き立っているのだった。
quotation:義風捫虱堂「名将の系譜。将器。」 100923
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