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信約キングダム 223回

キングダム 第223話

何時からただ強いだけで評価最大級になったかな?

#「欠落」
 天然の砦を構えていた王翦。廉頗・姜燕軍に攻城の準備はなく、魏軍は王翦を攻めることは困難となる。 姜燕は囲地だけでなく天然の砦になる地形も見つけていた王翦の強さを感じるが、廉頗は何故か砦を見上げるなり王翦に怒りの声を上げる。主に不審を覚える姜燕に対して、廉頗はとりあえず夜営の準備をさせ砦を包囲するように命じる。

 大混戦になってしまった秦軍中央軍の戦いでは飛信隊がまだ持ち場を離れずに、隊長の信の帰りを待っていた。

 o(;△;)o古参の飛信隊メンバーが帰りを待っているのがジーンときますなぁああ。

 昴が砂埃の中から人影を見つける。それこそ待ちわびていた人達、隊長の信と騎兵が帰ってくる。皆は喜びお迎えする。 その信の帰りを蒙恬が丘の上で見てほっとする。その後、蒙恬が土門・栄備将軍の呼び出しに応じる。

二人の会話その① その夜、信は羌瘣に傷を見てもらう。想像以上の深手と羌瘣だけでなく尾平達にも分かるひどさだった。薬を取りに外に出る羌瘣は尾平たちを傷が悪化すると幕舎から出て行かせるが、息と表情が少し粗いのだった。⇒小汚いと言う羌瘣は周りと随分、目線が同じになっているんだなァとニヤニヤしました。( ̄ー ̄)ニヤリ

 羌瘣は羌族の村に伝わる秘薬で信の傷を治療する。信が声を上げるほどに相当に傷にしみる。秘薬と聞いて信は、羌瘣が相当に無理したと楚水から聞いていたために自分に使えよと怒鳴る。しかし、羌瘣は信を治療し、包帯も取り替える。羌瘣は信を見つめる。

 羌瘣の視線に信が何だよと聞く。ひょっとして輪虎は強かったのかと羌瘣から問うと、信はホウケンみたいな怪物じゃねえが戦を重ねて限界を越えて来た強さがあったと答える。信はそして、俺もうまくは言えねえが一こ、自分の限界ってやつを超えた気がすると羌瘣に話す。

 こんなにボロボロなのに信の“気配”は今までよりも一周り大きくなっている

 次で必ずあいつをこの手で討つと信は言い切る。大きくなった信の強さを見た羌瘣。だったらしっかり寝て回復しろと信に言う。だが、羌瘣も腹部に痛みを覚え、それを隠すようにその場で横になる。

羌瘣が薬は強すぎるから拒絶反応に備えてここで様子を見ると言う。信は本当は一緒に痛いからとからかうと、拒絶反応が起こったら勝ってに死ねと羌瘣が外に出ようとした。慌てて信がウソウソと否定して引きとめる。⇒外に出ようとしたときの羌姉の表情が見たかったな。 この戦が終わったらこういうやり取りも暫く出来ねえ、しょうがないが寂しくなると信が素直に感想を口にする。 服から血が滲み出した羌瘣だが先の心配より明日だと言って二人の会話が終わる。

二人の会話その② 王翦の砦を包囲した廉頗・姜燕。築城の能力がある武将は六将でも白起だけしかいなかったと廉頗が振り返って語り出す。白起の土城にも劣らぬ築城術、軍略の特異さと深さは白起級と高評価を下すが、これは大分違うと廉頗は王翦に呆れ始める。

ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ 穴熊をきめこんだ王翦に…。副将の分際で自分がこの戦争の秦軍で最上と考えている奴だと言い出す。主の洞察に姜燕も頷き、秦軍の不利に働いていることを承知で封じられる王翦に武将として欠落した部分があると言い切る。ゆがんでいると廉頗は王翦を断定する。王翦を見切った廉頗は酒の瓶をつまらなそうに蹴り落とす。

「己を第一とする武将は“信”が置けぬのだ。いかに戦が強かろうともそれでは人も貴様を英雄とは認めぬ。

貴様は我々とは違う道に立っている。あえて否定はせぬが興味も失せたわ。」

廉頗は姜燕をこの場に任せ、基本に戻ることに決める。戦は大将を殺してなんぼ、出来の悪い古き顔見知りに引導を渡すと明日でこの戦を終わらすと宣言して、本陣に戻る。

Σ(・ω・ノ)ノ!きっちり古き同僚から顔を覚えられていた秦軍の蒙驁ゴウ総大将は孫と二人の会話③に入る

 蒙驁ゴウの目の前に頬が腫れた蒙恬がいる。土門・栄備将軍に一発ずつ殴られた孫にそれくらいで済んでよかったのおと話す。大将軍と呼ぶ蒙恬にじじいと孫の二人だけと言って酒を勧める。 祖父に蒙恬はこういうのりは好きじゃないと只ならぬ気配に不吉さを感じて嫌がる。 そんな孫に儂にも死力を尽くす戦いが近づいていると静かに決戦を話す祖父・蒙驁ゴウ。 らしくない、気負わず無茶せずが白老の戦い方ではないのかといつにない祖父を止めようとする蒙恬。 しかし、白老は今度だけは儂も退くことはないと廉頗に決戦を挑む覚悟だった。⇒祖父をたきつけたのがお友達と知ったら蒙恬、どんな反応をするかな?

(;;;´Д`)ゝ王賁がどうしてああいう性格になったか、これで納得しました。孤高を誇りとして躾けてしまったらああなりますよね、やはり。。。 

 il||li _| ̄|○ il||li その穴熊決め込んだ王賁パパのせいで廉頗が急遽、秦中央軍に襲来する可能性が大きくなってしまいました。

||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||遂に六将・王騎と遣りあった大将軍と王騎から矛と意思を託された主人公が邂逅するのか!

  その白老をたきつけた千人将の配置は果たしてどうなるのか?

 嗚呼、楽しみだ木曜日はいつでも。

 

quotation:義風捫虱堂「自己犠牲が無いものをヒーローとは思わない。記録に残る者と記憶に残る者の違いよな。」 101001

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