« すす払い  | トップページ | 信約キングダム 251回 »

信約キングダム 250回

キングダム 第250話

( ゚д゚)…山陽を平定した秦が動き出す。 咸陽から秦王・政と呂丞相が見守る中、黒づくめの旅団が山陽に向けて出発する。

  1. 二十日後、その旅団が山陽城に到着。
  2. さらに三日後、山陽平定戦に動いていた主要な部隊が全て集結する。同時に文官までもが大広間へ一同に集められた。

飛信隊⇒コマ上側に旗が。。。も当然に参集していた。信は息苦しいと言うが、河了貂は文官まで集められたことに違和感を感じる。

そこに玉鳳隊が来る。おそい参集に信が平定が遅いんじゃねえと軽口叩くが、貂が玉鳳隊は三つも平定してきたんだとたしなめる。⇒王賁が千人将になっているのでおそらく蒙恬も千人将なんだろうな。

全て参集したので銅鑼が鳴らされて、大広間に緊張が走る。城内から黒づくめの兵士が出てくる。 貂と恬は彼らが秦国朝廷直属の特殊護衛部隊だと知っていたので、政府の要人がここに派遣されたと分かるのだった。

呂氏四柱の軍事TOPの昌平君、行政TOPの李斯キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 知らない者もいたが、知っている者の口から軍総司令直々の派遣に大広間に只ならぬ空気が支配する。その大広間を見渡す位置で昌平君は宣言する。

秦国の方針

  1. 山陽は秦国の「東郡」という名称に変わる。⇒後漢末でも東郡あったね
  2. 他の城邑から秦人一万人を移住させる。
  3. 政治においては行政の長・李斯の下で秦国の法で治める。
  4. 不満な原住民は即座に強制退去させる。
  5. 今後はこの地は秦国領土内となり死守すべき地だと!

貂が秦国の決意表明だと明かす。早速に李斯が命を下していく。⇒今まで歴史漫画を読んでいるけれど、秦漢期モデルの漫画に出てくる李斯でこの作品の李斯が一番カッコええわ。

この時代は国土の奪い合いに終始しているわけではあるが、奪った地はまたすぐに奪われるというのが常である。

その地に自国民を移住させ郡とする異例行為は、この地を絶対に手放さないという強い意志の現れであり、また、これを国策としたということは 次もあると いうことである。

つまり、始皇五年のこの山陽東郡宣言というのは、これから秦国が領土拡大に本腰を入れるという宣戦布告だったのである

三人の千人将たち。信と蒙恬は南方の楚にあたり、王賁は引き続き東郡の守備に当たることに。 三人が集まるが相変わらず王賁は信にそっけない。⇒話しかけるなってそれは怒る。。。 王賁は昌平君の元生徒だった蒙恬から情報を聞こうとする。

蒙恬は山陽を東郡として秦国は首脳幹部直々に最重要地として強固にしているという。王賁は王騎や白老将軍がいない秦軍で列国に宣戦布告するのは得策なのかと問いかける。しかし、

(*゚▽゚)ノ国策の意思とはいつも国が進む道を分かる者だけが良否を下せる。その二人の言葉に信が口を出す。今いる住民を追っ払うことも分からないが、どの道全員ぶっ飛ばして回る列国に宣戦布告するなら悪くないと。戦が激化するなら願ったりで、もたもたするなら俺達の代で終わらないと熱く吼える。 信の言葉で二人が東郡宣言の意味を掴もうとする。⇒なかなか楽しいシーンです。

とりあえず認めつつもすんなり誉め言葉など口にしないのが王賁。つい最近まで全敗しているザコがよく言うと信から後ろを向いてしゃべる。怒る信に今度は軍師紹介料をくれと蒙恬が言い出すので、信もこれにはびっくりする。

(σ・∀・)σゲッツ無論、冗談で蒙恬も王賁も信の鋭い言葉からもたもたできないことを改めて感じる。 そして、自分なりに疑問に感じていた蒙恬も実は昌平君に聞いていた。軍総司令の答えは今は中華の戦を活性化させるのだと。

中華全土に嵐が来る、だからこそ列国の動きを俺達が警戒するのだと蒙恬がまとめる。 その言葉を聞く信はだったら警戒するのは楚でも魏でもないと言い出して、二人の注意を引く。  中華全土が動くなら一番最初に仕掛けるのは絶対にあの男だと空をにらんで信が言うのだった。

Σ(゚д゚lll)李牧、とうとう動く! 信の言葉通りなのか、趙国宰相でもある李牧は中華全土の地図をにらみ、山陽から目を離せないでいた。中華の真ん中、山陽が秦の手に渡ったことがどれほど勢力図に響くのか、李牧は始めるしかないと口にする。

十万規模の戦を始める。 公孫竜将軍、続いて李白、万極に軍を興す通達を出す。幕僚のカイネは遂に同盟を破って秦国と戦争かと緊張する。 しかし、李牧は攻めるのは東の燕国と明言し、側近達を驚かせる。公孫竜将軍が大将は李牧さまですかと聞くが、李牧の答えは否だった。

そろそろあの方に目を覚ましていただきましょうともう一人の武神を挙げるのだった。

;:゙;`(゚∀゚)`;:゙やっぱ趙が動いたか。。。とすると面白くなるな。

作者がいかに歴史漫画を描くに際して資料を読み込んでいるかよく分かる。 

quotation:義風捫虱堂「東郡 地の利を得なければ平和なんて維持できない。」 110508

| |

« すす払い  | トップページ | 信約キングダム 251回 »

趣味」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 信約キングダム 250回:

« すす払い  | トップページ | 信約キングダム 251回 »