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信約キングダム 268回

キングダム 第268話

#「一堂に会す」

各方面から侵攻してくる合従軍により秦国は広い範囲で大小多くの城が次々と陥落─

その内側の地は押し寄せる敵軍から逃れんとする民達であふれかえった。

皆、家・土地を捨てとにかく内側へ内側へと流れ出したのである

w(゚o゚)wな、なんて重い説明から入るんだ、それがまた戦いの深刻さを物語るのですばらしいが…。 老若男女問わず避難民が続出して大移動が起こっていた。泣き喚く子供、家の家財荷物を懸命に運ぶ老人と戦争により被災地の民は生きるために動いていく。そして、それは自分達だけではなかった。

他の方からも難民の群れが南下してきた。難民達は聞き取った噂から列国が攻めてきている、合従軍が攻めてきていると恐れを抱き始める。そして、改めて一人の難民の口から自分達の国が置かれている実情と世界を思い出す。

「昭王の時代に秦はどちらかというと攻め側に回った。故にワシらはどこかで安心し肝心なことを忘れておった…。

中華は変わらず食うか食われるかの弱肉強食の世で 秦が食われる側に回らぬ保障などどこにも無いということを。」

(;´Д⊂こういう感じで気づかなければいけない側の人間がわが国の枢機を担っていなかったということですな。。3.11を経てそんな時間がいつまで続く? その言葉を聞き取った人がその意味を問えば、それは滅ぶということだと最悪の答えをもらう。 そんなときにも敵軍が迫り砂煙が見えた。難民達は悲愴な顔で逃げ足を早める。

最悪の答えを聞いて、秦が滅ぶとは信じられない人もいる。けれども、無いとはいえない。その難民は合従軍を止めなければ都を落とされて滅亡する筋道になるだけだと。全ては軍の力にかかっていると祈るように呟くのだった。⇒まるで3.11の様子を描いているようにも読める。。。

その秦国国民の命を預かる政治家達は遂に都・咸陽で動く。

(0゜・∀・)ワクワクテカテカ秦国の猛将豪将たち全員を緊急招集していた! 蒙驁ゴウ、蒙武、桓騎、王翦、張唐、騰、麃公の七名。⇒この中で昭王在世から活躍していたのは確か張唐だったはずだが?? 騰は数えなかった。

聴政殿に終結した秦国の猛将たちに相国も空気が張り詰めるとそうそうたる顔ぶれに口が緩む。 張唐将軍が合従軍のことは聞き及んでいるから、前線に兵を置いて駆けつけた将たちもいるから本題に入って欲しいと言う。 相国は昌平君に回して、作戦を説明させる。

合従軍五十万に対して我等は貴公らの力を結集して戦う総力戦で対抗する、失敗すれば中華から秦が消えると覚悟を示してから作戦を発表した!

その頃、風万平原で合従軍が終結し始める。 一番手が呉鳳明【魏】、二番手がオルド【燕】で席をわざわざ自分が真ん中にしてしまう奴だった。三番手が巨人の汗明【楚】で、⇒ヾ(*゚A`)ノって臨武君じゃねええの?? 総大将に倒されたと思っていたのに、同金軍長が哀れだ。。。 四番手が疫病もってそうな感じの成恢【韓】とそれぞれ小高い丘にあつまった。 汗明の椅子はサイズが合わずに壊れてしまう。ほどなく合従軍の首謀者・李牧と楚の宰相・春申君が彼らの前に姿を表すのでした。

これで敵味方の駒が全て勢ぞろいです。。。?あれ、ホウケンは??

quotation:義風捫虱堂「レギュラーしか活かせぬ作品に名作の名は与えない。」 110915

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