信約キングダム 283回
キングダム 第283話
#「互いの自負」
臨武君を圧倒する騰将軍の実力。しかし、尚も臨武君は楚将になるまで幾度も貴様のような強者を討ち砕いてきたわぁと吼えて戦う。
楚軍苦戦。項翼は全く愛刀を使わせてもらえない。⇒だめだ、こいつは輪虎より数段弱い。白麗は援護射撃に徹するが本陣への狙撃ができなかった。そのため台車を待っている。臨武君の妻・白麗の姉からあなたの弓で守ってねと言われているので心配する。
ようやく台車が来たため白麗が登って項翼と臨武君の敵を狙撃しようとする。が、台車の下から蒙恬が現れて白麗と対峙する。赤ヒラめしつこいと白麗が速射するものの、距離を詰めて矢をかわした蒙恬が遂に白麗の弓を斬って一撃を加えるのだった。
本陣の臨武君がまだ金棒を振り回し、騰を攻める。秦軍兵士たちは尚も攻め立てる臨武君に目がいくが、軍長の録嗚未は騰将軍は臨武君の攻撃を真っ向から受け止めていると気づく。自分が王騎軍に入る前から副官として王騎軍にいた騰、誰よりも長く王騎と共に戦ってきた男の強さに録嗚未はやはり強いと目を見張るのだった。
また一撃を喰らう臨武君が後ずさりする。
身をさらし難敵とぶつかり合い、叩き上げられた俺の力が通じない。たかが王騎の傘の下で戦ってきただけの男にと臨武君がうめく。そのうめきに騰が答える。
「その傘を支え続けることの凄さは考えぬのか。
お前は修羅場をくぐってきた己の力に絶対の自信があるのだろうが、
私には中華をまたにかけた大将軍王騎を傍らで支え続けてきた自負がある。」
゚.+:。(・ω・)b゚.+:。 嗚呼、腕っぷしの力自慢の世界と並み居る強敵を戦い続けた世界との圧倒的な差が鮮明にわかる。。。貫禄が違う。。。
騰将軍の高大な自負を聞いても臨武君はまだ戦う。秦人風情が、時代が同じなら俺に討たれていた、天下の大将軍足るのは楚将だけだと猛然と騰に襲いかかる。
騰はそれは違う、お前にそんな器はないと最後の一太刀を臨武君の首に叩き込む!
臨武君に妻・白翠の走馬灯を駆け巡り、両軍が息をのむ。⇒ (;;;´Д`)ゝあんまり叩くと弁護者が誰もいなさそうで可哀そうだから温情で添えてあげよう。
“最後の最後で走馬灯に浮かぶ女の多さで王騎に勝ったか(汗)”
⊂⌒~⊃。Д。)⊃ 走馬灯が終わるとき、楚軍の前に臨武君の巨体が地に崩れ落ちた。
将軍・騰 楚軍第一将軍・臨武君を討ち取る!
倒した臨武君に強かった事は認める騰。⇒ (lll゚Д゚)強かったって、貴方は全く深手負ってないんじゃ。。。
これほど血を流したのは久しいと省みる騰は、あの世で同金・鱗坊・録嗚未と酒でも飲むがいいと〆る。⇒o(`ω´*)o録嗚未死んでない死んでないプンスカプンスカ!!
遂に楚軍第一将を倒した秦軍が一斉に喊声を上げる!(録嗚未だけが怒り入っていたが…。)
本陣から離れて項翼、白麗が茫然とする。王賁はなぜか舌打ちするが、蒙恬が味方の勝利に大きく息を吐けば、遠く秦軍本陣では劣勢を跳ね返す勝利に沸くのでした。
ぅぉぉぉーヽ(゚ω゚ )ノヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノぅぉぉぉーヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノ ぅぉぉぉー栄光を支え続けた男の熱騰【圧倒】的勝利! ああ、堪能したわ。 アニメではこのかっこいい騰将軍の声は誰になるのだろうか?やはりアニメも感想書こうかな。。
HNをきちんと書き、辺境のブログであろうと
言葉を選んでコメントに来たことは此処でも忘れない。
- お久しぶりです今日は燃え滾る内容でしたね。
>だめだ、こいつは輪虎より数段弱い
いきなり笑えてスカッとすることを言ってくれますね。宝の持ち腐れて奴ですな
初登場時に輪虎の事を引退したようなやつと言ってましたなぁ(ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ
でもあえて擁護するなら王賁との武器の相性もあり信や蒙恬ならどうなってたかですね。
武器破壊でも出来る刀なのかどうか。輪虎との対決を二度経験している王賁が類稀な槍の達人だった事が敗因に変わりはありませんが。だけど大将対決終わったからとは言え戦っている手を止めているシーンは若干疑問でしたけど。
>嗚呼、腕っぷしの力自慢の世界と並み居る強敵を戦い続けた世界との圧倒的な差が鮮明にわかる。。。貫禄が違う。。。
これが二つの対決の全てを物語ってますよね。見開きの主従のシーンは昂りましたよ。
王騎将軍が騰に最後にかけた言葉が証明された事に感激です( ´;ω;`)ブワッ
他の六将・三大天の副官や子飼いの武将はなぜ出てこないのだ~~??と疑問二つ目。
五遷さんに少し聞きたいのですが先週項翼の南の百越の話が出ましたけど北の国々に比べてそこまで強いというか歴史の中でそこまで中華に脅威を与えましたっけ?知識がつたない自分でも五胡十六国や武帝の時代の匈奴、モンゴル帝国ぐらいは北が中華に影響を及ぼしたのは知っているので。
三国時代では呉で陸遜が南越討伐して奴隷確保ぐらいしかわからないのでどうかご教授下さい^。 【橋元蛟竜さん】 - はじめまして、紅蓮と申します。このサイトには幾度と来させて頂いております。ここのキングダムの感想は私の楽しみの一つです。是非今後も頑張ってください。管理人様の博学ぶりにはいつも驚嘆させてもらっております。そのたびに私ももっと勉強せねばと思っています。
ここにきて初めてわかったんですが「臨武君」って実在の人物だったんですね。はじめて知りました。何でも「壁」も実在したとは聞いていますが他の将らは知らないです。蔡沢や呉慶などは史実の人物だと思ったのですがどうなんでしょう?「左慈」や守備の「李白」といった後の時代の同姓同名者はいたりしますが。今までの登場人物で史実の人物なのに名前しか見つからないとか少ししか知られていないという実在の人物は誰なのか教えてほしいです。もしお時間があればですが。
ちなみに私が知っている史実の人物だと分かっているのはは各国の大王、秦六将、三大天、戦国四君、呂不韋四柱、信、成蟜、昌文君、壁、羌瘣、太后、蒙家、王家、騰、桓騎、楊端和、趙括、麃公、公孫龍、楽乗、楽毅、劇辛です。
それでは失礼いたします。今後も楽しみにさせていただきます! 【紅蓮さん】 - 自信に対して自負
確かに自負の方が重みがある気がしますね。ただ騰のファルファルの擬音だけは独特で笑ってしまいますけど(笑)
金糸雀は普段のドジっこぷりのギャップもあってシリアスがスゴク決まってる。カナ株急上昇です。 【ミークさん】
返答①:橋本蛟竜さん、コメントありがとうございます。嬉しいです
>王賁との武器の相性もあり信や蒙恬ならどうなってたかですね。 武器破壊でも出来る刀なのかどうか。
武器破壊までは無理だと思います。そんな展開ならもっといいシーンが入りそうな気がしますね。剣と剣なら勝負は伸びるでしょうね。蒙恬は手こずっていたけれど輪虎を倒した信なら剣ごと吹っ飛ばされそうな気がします。 でも輪虎は王賁の槍をかわして追いつめていたからやはり項翼は弱いなぁ。。
>これが二つの対決の全てを物語ってますよね。見開きの主従のシーンは昂りましたよ。 王騎将軍が騰に最後にかけた言葉が証明された事に感激です( ´;ω;`)ブワッ
あのコマは素敵でしたね。騰将軍の中では今でも王騎大将軍の副官のつもりなんだろうなぁとしみじみ思いました。
>他の六将・三大天の副官や子飼いの武将はなぜ出てこないのだ~~??
これまで出してしまったらどんだけ話が長くなることか(大笑い)。三大天は四天王が出てきたのでよかった。
>南の百越の話
まったく勉強してませんのでわかりません。ただ、百越は項翼を寄せ付けなかった槍の達人のパパにもしかすると活躍シーンがあるかもしれないですね。そんな話を読んだ覚えがあります。
返答②:紅蓮さん、コメントありがとうございます。ブロガーさんならブログも読みたいです。
>管理人様の博学ぶりにはいつも驚嘆させてもらっております。そのたびに私ももっと勉強せねばと思っています。
∑ヾ( ̄0 ̄;ノ博学などとんでもない。私程度の知識ならたくさんおりますよ。私以上の史に堪能な人たちは連環「子方台」の“十種”や氏ブロガーさん達にもおります。一度記事を読んでみてはいかがですか?大いに益するところがありますよ。
>蔡沢や呉慶などは史実の人物だと思ったのですがどうなんでしょう?
その通りです。
>今までの登場人物で史実の人物なのに名前しか見つからないとか少ししか知られていないという実在の人物は誰なのか教えてほしいです。
確かに時間がないですね。私も先に述べたとおりで博学でもないですから。ただ、紅蓮さんのコメントのご足労がうれしかったので知っていることを少し出します。
李白は確かに唐代の詩人の名ですが、戦国期の趙にリハクと名乗る人物がいました。但し、李姓は同じですが名は白ではなく伯の「李伯」です。エピソードから察するに原先生はこの李伯を李白にしたと私は思ってます。
>ちなみに私が知っている史実の人物
これほどわかっていれば私程度の感想はすぐに書けます。 コメントありがとうございました。またのお越しをお待ちしてます。
返答③:ミーク殿、コメント万歳です!
>自信に対して自負
自分の才能と実績に誇りと自信を持つことが自負だと辞書に書いてありましたね。副官として働いて支え続けてきたことに表に出てない不満などつゆほども思わなかったのでしょうね。 見事だな。
>カナ株急上昇です
私もいざというときに力を発揮するタイプは好きですね。
quotation:義風捫虱堂「常在戦場」 120126
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