信約キングダム 287回
キングダム 第287話
#「人間全て」
政の金剛の剣。俺たちの路の剣になると宣言した信。貂は信の決意はわかるものの、飛信隊の面子はまだ信の決意の重さはわからない。敵の万極は国を一つにする信の言葉が気にかかる。 咸陽の人間も俺らの王様も殺させはしないと万極に言い放つ。
信が王の金剛の剣として万極に猛然と戦いを挑む。迎え撃つ万極の騎兵を一撃で斬り捨て、遂に万極へ一刀を浴びせた。
ぅぉぉぉーヽ(゚ω゚ )ノヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノぅぉぉぉーヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノ ぅぉぉぉー信の剣が振るう時、飛信隊は猛ります。 迷いが消えたと松左が安心し、尾平に崇原らはさらに士気が上がる。 敵の士気がさらに上がり手強いとみた万極の部下たちが万極を援護しながら、後方に下がろうとする。飛信隊は万極に逃げられそうになるが、軍師の貂は大丈夫だと断言する。
( ̄▽ ̄)おお、まるで馬陽での王騎将軍の偽兵のようだ!!! 飛信隊の別働隊が後方に回り込む。率いるは手練れの楚水で一人も通すでないぞと万極たちを通せんぼする。貂が亜後ろの遮断も一時だと声を出す。全ては軍師の指示だった。 見事な機動で仲間の士気を挙げつつ、信にここで万極を仕留めるんだと檄を飛ばす。 任せとけ参謀と信が応え、万極に向かっていく。
護衛する趙兵をもろともせず万極と刃を交える。尾平が輪虎を討った信が巻けるはずがないと言い切り、信と万極の一騎打ちが始まる。 戦う信の一刀が万極を斬りつければ、万極は長平の怨念で動きを封じ斬り下した。 信が斬られたと飛信隊と貂が驚愕し、貂は泣きそうになるが信が鞍をつかんで馬上で体勢を整える。上等だよてめえらと信が無数の怨念に向かって吼える。
恨みを吐き続けた者 VS. 相手の剣と心を受け止めてきた者。国を一つにして争いをなくすと言った信に万極がそんなことでこの深き怨念を消せると思っているのかと呪うように告げる。長平で自力で地上に這い上がり、生爪を剥がしながら手で土砂を掘るが父はもう死んでいた呪われし悲劇を思い出す。怨念の源を思い出した万極は戦意を高めていく。
咸陽を壊滅させ、その生き残りから第二の万極となり、怨嗟の渦が続くことが不動の真理だと叫び、万極が信に剣を振り下す。しかし、動けない信が違うと言って万極の剣を受け止める。
心を攻めるを上と為す。身内を殺されたが俺はてめえになってねえと信が万極に切り返す。お前には引き上げてくれる人間がいなかった、ただ運がなかっただけだと。 怨念がのしかかる信は尚も万極に正面から戦う。
こんな気色悪い亡霊共をしょい込まされ壊れちまったお前こそ哀れな奴だと説き続け、一番呪われたのはお前自身なんだと信は叫ぶ。同じ怨念が見えながら真逆の人間の声に万極はとうとう…、
うわぁああ……(ノ゚ο゚)ノミ(ノ _ _)ノ戦意がくじけちゃったああああ。。。 怨念がへし折れてしまい、呪われている小僧を殺せとうろたえる。趙兵が信に群がるが、信はもう畏れない。
信は大馬鹿野郎と吼えて、趙兵を越えて万極の頭上に飛び上がる。お前の痛みをしょっていく、だからお前は楽になれと信の剣と心が万極の体を一閃した。
( ̄▽ ̄)信は万極の天敵でしたなぁ。。。悲劇を受けても怨念に染まるものとそうでないものがいる。
怨念は思いが強いが周りを閉ざしている。本人も自分は他者とは違うとの感覚でわかっているから抵抗する。でもそれは相手は自分を否定する存在だとの独りよがりが凝り固まっているんだよなぁ。
だから、信は天敵。長平の悲劇は知らない癖に怨念が見える。自分と戦うが自分を全否定しない。心の扉が空いたままで戦ってくるから戸惑ってしまった。信が言うように周りに引き上げる人間がいなかったから。初体験だったんでしょうね、そういう人間と会うのは。その最初の人が信だったんだな。
quotation:義風捫虱堂「恨みを吐き続けた者と相手の剣と心を受け止めてきた者。信は万極の天敵だった。」 120223
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