信約キングダム 327回
キングダム 第327話
#「政の決断」
il||li _| ̄|○ il||li 肆氏の内偵報告を受けた昌文君は愕然とする。 大王の首で無血開城しようとする呂不韋の動き。この城に李牧軍を受け止める度量はないとの昌平君の言葉の意味。 内側からの不穏な空気に昌文君は絶望感で崩れ落ちそうな身を柱でかろうじて支える。 肆氏がとにかくお前は大王様を一人にさせぬこと、全員は帯剣させるようにと昌文君に助言する。
まだ仕事を投げない肆氏は朱凶は俺の方で引き受けるから、お前は大王を守りつつ李牧軍との戦いをと鼓舞しようとするが、途中で異変に気づく。 ∑q|゚Д゚|p大王様がおられぬぞっ!!この展開は肆氏も驚き、昌文君もくじける所でなくなった。。。
同じ頃、 昌平君も内部状況を把握していなかった。 部下から肆氏に備えるべく相国の警護を増やしましょうと言うが、昌平君も李斯に直接会って話を聞くべく廊下を走っていたのだが…。
大王(政)が昌平君の前にたった一人で立ちふさがった。大王は帯剣している。昌平君は何か起きているかは察していると思いつつ、何かご用でしょうかとあえて聞く。
大王は国家存亡の刻、四柱でなく軍総司令としての意見を聞きたいと。できれば手短にと昌平君も答える。
大王は咸陽の守城戦に活路が無い 内から崩壊しそうな今の状況からも一目瞭然だと。昌平君も黙して肯定しつつ、麃公の死で他に打つ手も見いだせなくなりましたと自説を述べる。⇒ι(´Д`υ)総司令があっさり言うなよ。。。 だが、大王はまだ一つだけ手が残っていると思うと意見を出す。 側近も驚き、昌平君もその手とはと訊ねる。
大王は答える、“蕞”だと。 瞠目した昌平君は側近に先に入って客人の足を止めておけと余計な動きを止めさせつつ、自分は大王と話をすると答える。 その後、政の姿が王宮から消えて場は騒然となった。。。
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・後 宮゜゜・。。・゜゜向ちゃんが一室で待っていた。・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜ ★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
そして、目の前の扉が開かれたと同時に大王様の胸に飛び込んだ。⇒ (´∀`)σ)Д`*)数少ないラブシーンだ!大泣きする向に政は会いに来る時間が無かった、不安にさせたと優しく慰める。向の体調を気にする政。向は逆に少し痩せられましたと政に言葉をかける。 不安から向は秦国、大王様、お腹の子のことを訊ねる。 政は戦況は厳しく咸陽すらもはや危ういとありのままを話す。ではと口にする向に政は、
だが望みは捨てずに俺も戦う と答える。勝利するまで後宮に来れぬ、だから今のうちにお前に会いに来たのだと。
勝つまで会えない。では勝てなければこれが最後と悲愴の決意を聞かされた向の目に涙が浮かび、待ってくださいと言う。激しく動揺した向はお腹がふくらんできた気がするんですと言うが、言うべき言葉が出てこない。
時間が迫っている政はそんなか弱い向を抱きしめて、必ずまた会いに来ると慰める。 しかし、向は声で嘘だと気づいてしまう。 扉に向かう政。行かないでください、どうせ死ぬなら最後は一緒にいたいと思う向が大王様と呼ぶ。 振り向いた政の目に、
どうかご武運を と拝手して見送る向がいた。 刹那驚いた政は、行ってくると礼をかわして扉の向こうに行った。大王が見えなくなってから、向はへたり込んで号泣するのであった。⇒つД`)・゚・。・゚゚・*:.。乙女が恐怖を超えた刻、美貌は輝く!嗚呼、遂に向ちゃんも貂の気持ちが分かる時が来たか。。。
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
昌平君に披露した最後の策を行うため、輦の中で政はそのやり取りを思い出す。
戦える唯一の道は「蕞sai」 南道の終着地にある城にして咸陽の喉元に位置する城で戦うこと。 蕞saiと咸陽の間には渭水があるため敵は蕞saiを落さねば咸陽に進めない。(しかも北道ともつながっている)
昌平君も蕞saiの重要性を認識するもその軍は大半を函谷関へ送ってしまいましたと反論する。大王はそれでもあそこは人口が多く一般人がまだいるはずだと返す。
実は昌平君も蕞saiのことは考えていた。しかし、一般人で李牧軍と戦うには人心に火を点けられる大将軍級の武将が必要であり、麃公亡き今ではそんなことができる武将はいないし、私でも無理だと答える。
総司令の結論に大王はいや、まだ一人だけ残っていると答え、武将ではない がなとも付け加える。 昌平君は見落としていた点に気付いた。⇒貂ならば間違いなくこれを献策できただろうな。。。 大王と昌平君が思わず口にする。
ああ、俺が行く!
ぅぉぉぉーヽ(゚ω゚ )ノヽ( ゚ω゚)ノ!!||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||ヽ(゚ω゚ )ノぅぉぉぉーヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノ ぅぉぉぉー遂に親征キタ━━━━!!
||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||大王直々の御出馬━━━━!! (*゚∀゚)=3 ムッハー!!ぅぉぉぉーヽ(゚ω゚ )ノヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノぅぉぉぉーヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノ ぅぉぉぉー!!||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||
兵士たちが否応なく緊張する。その中で煌びやかな軍装に身を纏って大王が自ら馬上の身となる。無論、実戦部隊統括に昌文君が随行する。
まだ秦は終わっていないと心中で吼える政が咸陽から自ら出陣するのであった。
大王様に刮目せよ!感じよ!! よいか!o(゚Д゚)っこれこそがリーダーと言うべき!!!
(`◇´*)一言一行の愛の重さと威厳!! これを伝えずにリーダーに見習えとは無いわ!! 仲間同士の友情はあって当たり前だ。一国を率いるリーダーとは仲間意識すらない組織員(今回の呂氏派、昌平君のような人)にさえ頷かせる不撓不屈。 ( ´_ゝ`)フーン海賊王?
これが見習うべきリーダー!
これが首相に言うべきリーダー!!
これが勝つ(生きる生かす)リーダー!!!
quotation:義風捫虱堂「日本国首相安倍晋三閣下、本日、真の「見習うべき」リーダーのお手本が漫画で掲載されました!」 130117
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