信約キングダム 330回
キングダム 第330話
。゜゜(´□`。)°゜。言うべき事、語り継ぐべき心と成業は須らくここにあった。
#「政、語りかける」
大王・政、民の前に立つ。 蕞サイの民は自分たちの前に現れた人物を見てさまざまにぼやき始める。全員を集められたこと、降服しようとしたのを咎められるのか、三万の敵で戦えない等と愚痴をならべる。
そんな空気を感じ取った貂が敵に降ろうとしていたみんなを前に政は大丈夫かなと言えば、信はそんな奴らに無理やり戦えと言ったら暴動起こるだろうと。⇒リアルな反応。。
ざわめく皆の前で昌文君が静まれえと声を挙げた。 我が名は秦国左丞相昌文君であると自己紹介する。丞相がここにと驚く蕞の民に、昌文君は、ここにおられる御方こそっ…
我が国の大王 第31代秦王嬴政様であると声高らかに言う。
蕞の民は初めて自分の国の王を目の当たりにした。
ヾ(_ _*)m(_ _)mヾ(_ _*)全員がひざまずき、ざわついた空気は静寂へと変わった 我らのために大王様がを涙する者も多く、特に年寄りたちはむせび泣いた。 もったいないと言う者もあり、咸陽の喉元の城の役目も忘れ敵に降伏しようとしたと自らの罪を悔いて泣く者もいた。
民の空気が一変した光景を目の当たりにし、信は王様と分かっただけでこうなるのかと驚く。⇒この場で一番不敬な奴が一番大王の信を置かれているのだから人の世は面白し(大笑い)。 一生お目にかかることがない大王様がこんな状況でわざわざお目見えになっているんだぞと尾平が脇から解説する。昴もそれに涙ぐむ。 貂はみんな怖かったんだ、軍もなく敵に迫られたから苦渋の選択だったことを感じ取る。 状況を見た昌文君は出だしは悪くないが本番はこれからと心中で大王にエールを送る。
(`・∞・´)大王、語りかける。
秦王嬴政である よく聞いてくれ蕞の住民よ
知っての通り六十万規模の合従軍が函谷関に迫り交戦中である。兵士の奮戦により函谷関はなんとか持ちこたえそうだ。
だが、敵の別働隊三万が南道に入り、もはや咸陽の喉元であるこの蕞に迫っている。
敵軍を率いているのはあの趙三大天李牧と龐煖だ。
そして咸陽にはこれを迎え撃つ準備がない。
準備が無いとの言葉に民ばかりでなく信も驚くが、貂が後で説明するから政の言葉を止めるなと遮る。
つまりこの蕞が敵軍を止めることが出来る最後の城だ。もう一度言う。
蕞ここで敵を止めねば秦国は滅亡する。
文字通り崖っぷちであると大王に告げられた皆は仰天する。余りの事態にたまらずに一人の民がここには軍がわずかしかありませんと声を挙げる。 その声を聴いた政は言う。
承知している。だが止めるしかないのだ この蕞で。 総員一斉に我らで戦うしか道がないと突きつけられた。
恐ろしいのは分かる。敵は屈強でこちらは老人・女子供も多い。戦えば多くの血が流れ多くの者が命を落とすであろう。
あまりにもあからさまの発言に信がビビらせてどうすんだと声が出るが、貂が奮起を促そうとしている、強制だと彼らは兵士になれないんだと教える。
だが、そなたらの父もまたその父親も同じように血と命を散らして今の秦国を作り上げた。 今の生活はその上に成り立つ。 調子が変わったことに少し気づく信。
降伏すれば敗れればそれらは全て無に帰し、秦の歴史はここで途絶える。秦人の多くは虐殺され生き残った者も土地を奪われ列国の奴隷になり下がるであろう。 ⇒今でもそれは起こりうるよなぁ。。。
そなたらの子もまた次の子も。 それを止められるのはそなた達だけだ。 オッオイラは戦うと突然に声が挙がった。
側の母や隣人が咎めて座らせようとする。それに政は構わずに勇敢な少年にそなたの名はと問いかける。
子供は甘仁の子甘秋と名乗る。 お父は函谷関で戦い、家族を守れって言われた。お母と小さい妹を敵国の奴隷なんか絶対させないと涙を浮かべて大王に宣言する。 側の母は涙ぐみ、その声をきいた人々の目に光が灯る。⇒いい教育をさせたなお父さんとオッカサン。
甘仁の子甘秋よ この決戦の地で共に戦えることを誇りに思うぞ。 大王が自ら拝手の礼を返して子供に応える。⇒甘秋くん、殊勲賞ものですよ。 子供は感激の涙を流す。 大王が共に戦うと聞いた民たちは驚き、我らだけで何とかしますから咸陽に戻ってくださいとの声がたくさん出る。しかし、大王・政は、
戻るものか。秦の命運を握る戦場に共に血を流すために俺は来たのだ。
(´;ω;`)ウウ・・・大王おん自ら我らと共に戦う。 畏れ多いその決意に老若男女共々に落涙する者が数多でる。⇒蕞の民の反応は効果出過ぎてショック死すら出そうな気が…。 そして、続いて立ち上がるものが出始めた。
呉孟の子呉印 大王様と共に戦います。
岳明の子岳広も戦います。まだ老人に入れられるほど衰えてはおりませぬ。⇒あんた、蒙武軍にいた王齕将軍在世からの老兵より若いんじゃないの??
西去です。昨年の戦いで片腕を失いましたがまだまだやれます。
黄邦の子黄春です。女ですが矢くらいならば討てますっ。来るかと信が戦意の爆発の予兆を感じる。
丸頂です。この戦いに全てを捧げます。
おいらも戦う。
陽示も戦いまする。
私も戦わせてください。
林半の子林亀です、大王様。
儂も
あっしも
ワシらもぉを声が続く。奇跡の光景に昌文君でさえ目が見開く。 遂に蕞の民が全員立ち上がって、
蕞は戦うぞぉおと大歓声がキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!ぅぉぉぉーヽ(゚ω゚ )ノヽ( ゚ω゚)ノ||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||ヽ(゚ω゚ )ノぅぉぉぉーヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノ ぅぉぉぉーk感動くるうううう━━━━(*≧m≦*)(゚∀゚)━━━━!!!! 奇跡を目の当たりにした貂が鳥肌が立ち涙すら浮かべて政を讃える。尾平も昴も涙と共に大王を讃える。信も王の凄さに圧倒されて二の句が継げず、昌文君は希望の光景に声すら出ない。 今、大王と民は一つとなった。
⇒ 無から希望の戦場に目覚めさせ示す者、それが求められる民の王であり国のリーダーの力だろ!あえて言おう。保守論壇の価値をウケと引き替えに貶めたあやつらこそ丸坊主だ。
心の準備は整ったか。 大王の言葉に戦士に一変した蕞の住民が一斉に拳を突き上げて応える。
530年続いてきた秦の存亡をかけた戦いだ。必ず祖霊の加護がある。これまで散っていった者達も必ず背を支えてくれる。 蕞の民は大王の激に勇んで応え、麃公を失った信も激しく揺さぶられる。
最後まで戦うぞ秦の子らよ。 我らの国を絶対に守り切るぞ!! 感涙と大歓声でこたえる蕞の民は大王の戦士に変貌を遂げた。
。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。首相に勧めるべきリーダーは『キングダム』にある。海賊嘔吐は何の冗談だ、ばかちん共。
HNをきちんと書き、辺境のブログであろうと
言葉を選んでコメントに来たことは此処でも忘れない。
初めてコメントいたします。
毎週キングダムを読んだ後、こちらのレビューを読むことが習慣になっています。今回の熱すぎる展開に目頭が熱くなりました。 国のリーダー像にピカレスクなんてお笑いですね。 大王様が示した国家観こそ伝えるべきだと思いました。。^。 【インクさん】政の激にはおもわず感動しました。
>>無から希望の戦場に目覚めさせ示す者、それが求められる民の王であり国のリーダーの力だろ!
今回の演説は一国の王なればこその者です。首相によるものではありません。そして日本には天皇陛下という立派なお方がおります。
>>海賊嘔吐
いい加減もう非難をやめてください。 【AUさん】
返答①:インクさん、初コメント有難く頂戴いたしました。
>毎週キングダムを読んだ後、こちらのレビューを読むことが習慣になっています。
ありがたいことです。蕞の老人のように感謝します。
>今回の熱すぎる展開に目頭が熱くなりました。 国のリーダー像にピカレスクなんてお笑いですね。 大王様が示した国家観こそ伝えるべきだと思いました。
一字一句、私と同じ思いであります。キングダムはいい作品であります。アニメ化されて本当に良かったです。
返答②:Auさん、今年最初のコメントありがとうございます。
>政の激にはおもわず感動しました。
読みながら目が潤み、涙が出てしまった。。
>今回の演説は一国の王なればこその者です。首相によるものではありません。
統治者としてリーダーとして政事(まつりごと)を行う者として王と書きました。
>そして日本には天皇陛下という立派なお方がおります。
全くその通りです!!
>いい加減もう非難をやめてください。
そうですね。しつこく書きましたからね。一昨年までその記事を載せた新聞をとっていたから余計に鼻についてしまい(笑)。。。その縁もあるのでこのあたりで非難を止めようか。
quotation:義風捫虱堂「あえて言おう。今回で首相に見習うべきリーダーに海賊王だとウケ狙った記事は蕞凶の国家侮辱罪決定!」 130131
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