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信約キングダム 333回

キングダム 第333話

#「東壁」
 合従軍戦、“蕞ご”の戦いが始まった。

 趙兵が梯子を盾に組合わせた長梯子をしならせて、強引に城壁に掛けた。しがみついていた趙兵が壁の上に着地して戦い始める。蕞の民兵たちが力不足ですぐに拠点が作られていく。
 楼台から戦況を見た江亜、金良が早くも狼狽える。⇒蒙毅は何でこの二人を巻き添えに連れてきたんかな? 他の所にも拠点が作られて動揺しまくる二人は河了貂に声をかける。貂は二人の悲鳴にうるさいと一喝した。
 この蕞の城壁は極端に高いわけじゃない、登られるのは想定内だと初陣の老軍達に再度念を押す。貂はここから勝負なのだと言い渡す。それでも民兵たちがいいようにやられているのを見ると、二人はやはり不安が増すばかりであった。 しかし、その時、二人の目に趙兵が弾き飛ばされるのが見えた。

 飛信隊の信、拠点を一人で叩き潰す! 乗り込んできた趙兵多数をたった一人でまとめてたたっ斬る。 二人はもちろん、名だけは知っていた蒙毅も信の武に驚かされる。 手練れがいることに気づいた趙兵たちが信を狙い、囲んで倒そうと動く。だが、飛信隊が隊長に負けじと趙兵を駆逐していく!!田有、竜川、沛狼、田永、尾平、澤、去亥、竜有ら古参の面々たち。

(・∀・)!「つっ強いィ」「フォオ」 飛信隊の強さに不安が一気に吹き飛んだ二人。貂は当然このくらいやるよ、飛信隊は白兵戦で叩き上げられたんだからと叫ぶ。騎馬もない歩兵の戦いなら玉鳳や楽華にも負けない自信があると所属する隊の強さを語る。⇒横で楽華の隊長の弟さんが聞いてる。 飛信隊がいる限り正面の南壁は簡単に落ちはしない。貂の強い言葉に江亜たちが息を呑む。

 生半可な道ではなかった。信の戦いぶりを見た大王様が言った。下僕からここまでの強さを作り上げた道は決して生半可な道じゃなかった筈だと。 政の言葉に貂も信は本当にもの凄い道を走り続けてここまできたよと話す。 政と貂は最初からの戦友の強さにその道のりの険しさをひしひしと感じていた。 
 そして、拠点が飛信隊の手でつぶされた。信が竜川に後を任せて仲間たちと次の場所に移動する。

 正面に配置されてたカイネたちも拠点が潰されたのを見る。南壁の要に飛信隊がいるんだとカイネが側にいる騎兵に教える。その騎兵はあの元三大天廉破の片腕・輪虎を討った奴かと武名を思い出す。
 趙軍三千将・傅抵はそいつを殺してやろうと前に出る。が、カイネが待てと馬の尻を蹴って止める。愛馬を蹴るなと傅抵が怒鳴るが、カイネは前に出るなとの李牧様の命令があるだろと答える。 傅抵はほっとけば民兵たちが勢いづくぞと言う。いいんだよと答えたカイネは、今の攻め所はココじゃないのだと理由を話す。

私、壁の戦いに「順調」の文字は無い!!
東壁が苦戦中!!!
  梯子がいくつも掛けられ拠点が作られ、あまつさえ矢の飛距離が楼台まで届いていた。
 本陣に東壁の苦戦が知らされる。蒙毅が風をつかまれていると苦戦の理由を察する。李牧はここに来た時点で東風に気づいて矢の打ち合いを有利にさせたのだと。 その代り、東風で不利なら西壁の昌文君は有利になっていた。北壁の方では介億様が持ってきた守城兵器で善戦していた。 結論、

 (A;´・ω・)やはり、今の問題は東壁だった。 本陣からでも東壁の歓声が聞こえる。また、狼狽えはじめた江亜、金良の二人が壁三千将の実力は間違いないのであろうなと貂に問い質す。⇒お前ら、いい加減に大王様の御前で見苦しい真似して恥ずかしくないのか?
 分からない。 貂の答えに二人がはァと大いに驚く。一緒に戦ったことないんだからと抗弁する貂。 じゃあなぜに東の将にと金良が言い出す。でも、三千将だから弱いということはないと考えなおす金良。それに三千将といってもいろんな奴がいるぞと江亜。
 貂は実績のある武将の壁だが、実際に見ていないから一抹の不安があったと正直に話す。しかし、貂はだからこそ東壁にはひとつだけある工夫をしたんだと秘策を語る。

( ̄ー ̄)ニヤリ常に隠し技を持て。 戦術家の貂が早速動くか。。

(´△`)Zzzz・・・。o○来週はお休み。。

quotation:義風捫虱堂「私の戦いに「順調」の文字は無い。」 130228

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