信発キングダム 371話
#「屯留の異変」
それは壱年前から始められていた。呂不韋と蒲鶮は密談して陰謀を練っていたのだった。...。oо・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
そうとは知らぬ成蟜は…
屯留城前にて成蟜軍は趙の眛広軍と激突!
∑ヾ( ̄0 ̄;ノや、やるじゃん成蟜。 始めろぉの命令一下、一斉に趙軍に攻撃する成蟜軍。袁夏、龍羽将軍が猛烈に王弟軍の強さを示す。成蟜軍の勢い凄まじく、趙軍はたちまち劣勢となった。趙軍は前面全て撃退されていく。 将軍・眛広は思ったよりやると成蟜の手並みを誉めた後、すばやく全軍を退却させた。
趙軍退却す。勝利を収めた成蟜だが、少しも浮かれない。⇒すり替え疑っていい?? 袁夏将軍は相手の力量はこんなもの、早々に退くとは良将の器だと褒め殺しで自軍の勝利を誇った。傍にいる王弟派が御威光じゃ、成蟜様のお力が一戦にして天下に轟きましたぞぉと早速に勝ち戦に酔いしれる。それでも成蟜は気をゆるませはしなかった。⇒ ∑q|゚Д゚|pマジであの成蟜なの?? 精神面の成長って数年でダンチになるもんですかい???
「屯留」は成蟜が到着してわずか半日で開放。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
その圧勝劇と救われた安堵感 そして救ったのが屯留の姫・瑠衣の夫・王弟成蟜であったことで城内は大いなる歓喜の渦に包まれた
。
;:゙;`(゚∀゚)`;:゙まさにメシウマ状態!!! 兵達はその勝利に沸き、住民達は助かった安堵感で涙を流す。女官達と長老たちは成蟜の名を讃え、万歳の合唱だった。城内に入る成蟜とその軍は歓迎ぶりに喜び、寿白は半分は瑠衣様の人気もあるというがそれでも嬉しげである。それでも浮かれぬ成蟜は目の前に礼をとる者達を見やる。
蒲鶮だった。城主代行を務めさせていただいておりますと職務と自らの名を名乗る。成蟜様御自身の救出劇に城内の者達に代わりてお礼申し上げますと申し述べる。
知らぬ名だ、いつからだと成蟜は問う。昨年から流行病にて城主一族の方が亡くなったので代わりにお勤めをと答える。 大ばばと瑠衣はなぜ出迎えぬと成蟜は当然の質問をする。蒲鶮は趙軍の包囲により大ばば様が体を崩され、瑠衣さまが看病をしておりますと答える。 ではそこへ連れていけと命じ、蒲鶮が案内する。成蟜は袁夏、龍羽将軍も同行させる。
大ババと面会。 随分と歩いたのちに、成蟜たちは大ババと会えた。 確かに本人であったが、成蟜はその顔に怯えの色を確かに見た。 横にいる蒲鶮に瑠衣はどこだと問うが、蒲鶮は黙る。尚も成蟜が問うと、蒲鶮は進言がございますといきなり切り出す。
玉座を狙いましょう。 純血たる成蟜様こそ秦国の真の王、もう一度玉座を狙いましょうと言い出す。寿白は驚愕する。 屯留に集まっている軍と更に近隣より兵を集め、呂不韋と嬴政を始末し、正統なる成蟜さまに玉座を取り戻しましょうと。蒲鶮は自分はいかなる協力も惜しみませんと覚悟の言葉で進言を締めくくる。 それに対して成蟜は、
瑠衣はどこだ? 最初に言ったことをまた問う。⇒半端な成長でないことは分かりました。 全く乗ってこないので蒲鶮は舌打ちして、少しは人の話聞けと王弟を名で呼ばわった。 馬脚を現したので成蟜が袁夏に斬れと命じる。 袁夏は蒲鶮の首を刎ね…、
(・A・)イクナイ陰謀!! られなかった。成蟜の後ろで袁夏は味方の龍羽に首を刎ねられた。驚く成蟜とその兵達。血迷ったかとうろたえる間もなく、龍羽の部下達に成蟜の兵がその場で刺殺された。 大ババの前で残されたのは成蟜と寿白だけ。蒲鶮は衛兵を呼び、成蟜と寿白たちを囲む。許さんぞ貴様らと成蟜は憎悪するが、蒲鶮はお前は寝ていろ、後は俺がやってやると捨て台詞。
……(ノ゚ο゚)ノミ(ノ _ _)ノ Σ(゚□゚(゚□゚*)∑q|゚Д゚|p その五日後、屯留の異変が咸陽に伝わった!!! まさかの 顔の大王様に次々と凶報がもたらされる。主犯格は成蟜、屯留は一斉ほう起して周囲が呼応する動きあり、小都市青氾も反乱に組する等々と皆は激しく動揺する。
成蟜軍だけでも三万、そこに屯留一帯の民・兵たちが付き従うと相当な数になる。左丞相の昌文君はもとより、特に肆氏は愕然とする。
相国・呂不韋が正殿に来た。討伐に出た軍がそのまま反乱を起こすとは、あな恐ろしや王弟成蟜様がと驚く。 相国は大王様にこれは捨て置けませぬぞと進言する。早急に討伐軍を送って壊滅させ、成蟜様一派の方々を末端まで反乱に関与していないか厳しく取り調べるべきと策を出す。 その言葉に成蟜派の者達が動揺し、相国はこれは内も外も忙しくなると仄めかす。 苦渋に満ちた大王は玉座を下りて、昌文君を外に連れ出す。
成蟜が嵌められたと大王様は昌文君に話す。密謀の臭いを感じる大王様はこんな無計画に突発的な反乱をあいつが起こすかと。だが、実際に屯留は反乱しているので昌文君はたやすく信じられない。 大王様は趙軍の動きも何か不自然であったと最初からの密謀を疑う。大王の言葉で昌文君はこの反乱が趙軍まで絡む深刻なレベルだとようやく察した。
危険度の大きさに大王様は真相を知るためにも成蟜を殺してはならぬ、謀略に嵌められているなら成蟜救出の戦いになると言う。 討伐軍に救出させる、昌文君は討伐軍にそこまで難しい判断はできるかどうかと苦言を呈する。
それが分かっている大王様はだから頼めるのはあいつだけと最も信頼できる戦友へ白羽の矢を当てる。 大至急飛信隊に早馬を送れと!
(;´д`)トホホ…内乱期に秦国が真っ先に入りました。
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