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信発キングダム 363話

知らなかった景色がある――。

#「別の道」
 とうとう本懐を遂げた羌瘣。連の背から緑穂を突き立てた羌瘣はそこから更に斬り下げる。蚩尤の連は倒れ、続いて羌瘣も血を吹いて倒れる。まさかの蚩尤敗北に幽族は動揺する。

 死に体の連。蚩尤となった自分がなぜ祭をくぐっていない自分が負けたのか分からない。同じく死に体の羌瘣を掴んで問い質す。羌瘣は偶然だと言う。 たまたま私は私を外につなぎとめる連中と出会ったからだと。 外に繋ぎ止める? その言葉は死にゆく連を揺り動かすものだった。
 

 納得できない連。外を断ち切るための祭、それゆえに蚩尤なのにと自分の信じた世界が壊れるほどの衝撃を受けた。ならばなぜ私はと連は無念の表情を露わにする。 許さぬ、そんな力、祭も蚩尤も否定する貴様の存在をと連は羌瘣に激しい怒りが沸き起こっていた。 自分たちが信じていたものを壊す存在・羌瘣に連は見ていろ、必ず次の蚩尤が貴様を殺しに行くぞと呪いの言葉を吐く。 動けない羌瘣はのぞむ所だ、私は絶対に負けないと返す。 小娘がと連は最後に口にして絶息した。 

 ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ 蚩尤が倒された。幽族は瀕死の羌瘣に襲い掛かろうとする。 しかし、後ろから幽族が襲われ斬られる。 仕留め損ねた羌明であった。気づいた幽族がババァがと迎撃するが、羌明は幽族の残りを全部斬り捨てた。⇒ (*^ー゚)bグッジョブ!!羌明さん強いじゃん。 舐めんじゃないよクソガキ共と捨て台詞を送る。

 その羌明の前に羌瘣が立ち上がる。 羌瘣は一つだけお願いだと言うが、またぶっ倒れてしまうのだった。

 老山から下りて水を飲み一息つく羌瘣と羌明。なるべく離れようとまた歩く。羌瘣のお願いとは…、

 へ(´∀`ヘ)へ))カサカサ 幽連の死体だけ隠すこと。 

  • 羌瘣は幽連を打ち損じて幽連は未だにどこかに生きてると言うことにする。
  • 次の祭を行わせないため。
  • 羌族には識、礼という二人の次の代表がいる。その仲の良い二人のためにも、できればもう“祭”が行われない方がいいのだと。
  • 羌明は黙って言うとおりにした。

 遂に老山から安全な距離まで離れた二人。羌明は羌瘣の手当てをする。連も化物だったが、お前も負けない化物になったと言う。でも、あんな術はもう使うな、体が持たないぞと心配する。 頷く羌瘣。

哀感(´・ω・`)ショボーン。 幽連はひょっとしたら私以上の苦しみの中にいたかもしれないと羌瘣は語りだす。妹を手にかけてからずっと、蚩尤へと変貌を遂げるほどにと。そう思えば妹と連の絆は深かったかもと仇に哀しみを覚えていた。 だがそれでも汚い手ではめられた象姉の無念とは別の筈だと羌明が言うと、もちろんと羌瘣は答える。

さよなら(TωT)ノ~~~ バイバイ

象姉…ようやく終わったよ…
五年もかかったね 本当はここで終わるつもりだった。元々祭で象姉のために死のうと決めてた。それがあんな結果になったから仇を討つために生きた
 

だから本当に仇を討てばすぐに象姉の所に行こうと思ってた。それ以上生きる意味なんてないって…

しかし、もはやあのころとは違う。羌瘣は込み上げる思いに堪えきれずに涙を浮かべる。その思いは象姉の元に逝けない肯謝の涙であった。

でも 今は別の道が目の前に見えている。 全く別の道が――
ごめん 象姉。 象姉のことをここに置いていくわけじゃない。傍らにいつも感じながら、私は進むよ。
 

あなたが夢みた外の世界であなたの分も 私は精一杯生きるよ 象姉。
見守ってください 象姉…。

。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。羌瘣の I will live 万感の思いとあふれる涙と共に羌瘣は生きることを象姉に告げる。 羌明に一応、里の婆にだけは仇が討てたことを知らせてと頼む。羌明は自分で報告しないのかと問うが、羌瘣は里へは戻らないときっぱい言う。 訝しむ羌明。

 微笑みを浮かべる羌瘣は、私の帰る場所はもう他の所にあるんだと答えた。

飛信隊を離れて392日――羌瘣はようやく帰途についた。

\(^o^)/本懐成就せり!!!

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