ローゼンメイデンＴＡＬＥ６５ 最後の勝利者が望むものは・・・

＃「アリスの行方」

真紅と雪華綺晶。　

　争い戦うことが私たちに与えられた唯一の生きる意味だった真紅達。、

けれども父様に逆らい、生み出すものになりたい私のアリスゲームを選んだ真紅は全てのローザミスティカを雪華綺晶に与えた。　姉たちの贈り物に喜び泣く雪華綺晶。

私は…私はもう　私はだぁれ　私は一人　

手がほしい　身体がほしい　身体を創ってくれうお父様がほしい…。

雪華綺晶は私のお父様になってもらうために鳥海を創った。

何もないのなら創ればいいのよ

雪華綺晶の心が真紅に見える。　　しかし、真紅の愛を受け止めるには雪華綺晶に時間は残されていなかった。。。

　(ノ＿≦。)間に合わなかった。　ジュンが言うように、雪華綺晶はもう時間がなかった。めぐを失ったので苗床からの供給が絶えていた。そのためにローザミスティカの力を耐え切れなかったのだった。　世界が崩壊し、最後の妹まで消えようとする世界を真紅は見ていた。末妹の雪華綺晶は最後に姉に逃げてと言って…消える。

　世界が終わり、落ちようとする真紅。その真紅を支える手を出したのはジュン。真紅はその手にお父様の姿をだぶらせる。

　世界が終わり、消えていく雪華綺晶。そんな最後に在り処が必要なら受け止めると大ジュンが手を伸ばした。一人で斬り取られた寂しさを誰よりもよく知っていたから。

　。・ﾟﾟ･(≧д≦)･ﾟﾟ･｡戻っておいで。　その声に反応する雪華綺晶だが…。

　世界が終わって最後に真紅が残った。　

戦うことは生きること。でもそれだけじゃない。

愛すること。受け入れるために手を伸ばすこと。

至高の少女。真紅は遂にそれになる。　お父様の声が聞こえる真紅。だが、真紅はお父様が望んだ存在になっても、自分はそれではないと否定する。　

　一人では何もできないこと。受け入れる、愛する、生み出すこと。それを知った真紅に至高の少女への喜びはもうなかったのだった。

　お父様は娘の巣立ちを確かに知った。　自分から離れていくことに。　そして、その餞別に手を伸ばす。　娘の望むものへ。　お父様は　ジュンは　真紅にきく

　真紅、君は何を望む？

　（;´▽｀A``人間になりたい…かしら？