ローゼンメイデンＦＩＮＡＬＴＡＬＥ 奪うものから与えるものへ。それが最強の証

＃「薔薇乙女」

真紅が辿り着いた答え…　戦いは終わり、そして…！

とある場所で、ジュンの家の物置で待っていたはずの巴がいた。　

　巴は椅子に座っているのに気づく。同時に、自分の手の中になぜか雛苺が抱かれていることに驚く。周りを見てみると、その場所は一面に椅子が円を描くように並べられていた。

　沢山の椅子が！！！　沢山の椅子には少しだけ客人がいる。

　大ジュンの手にはコドウグが、みっちゃんの手には金糸雀がいた。みっちゃんにここはどこかと聞いても分からない。　コドウグを手にした大ジュンに声が聞こえる。

　この器はもう一人の私、貴方が守ってくれたから帰ってこられた、ありがとうと雪華綺晶がそう言っていたとまいたジュンが話す。　

　真紅を抱えたまいたジュンがみんなの前に現れる。人形たちが最後に選んだのは真紅だった、だから僕は彼女の望みを兼ねたいと思うと。　

　Σ(･ω･ﾉ)ﾉ！鞄が出てきた!!!　闘って生きてアリスへと至った彼女への贈り物―

　蒼星石、翠星石、水銀燈も還ってきた。　みっちゃんの手で金糸雀が、巴のキスと共に雛苺が、　そして真紅の鞄には大ジュンの手で雪華綺晶が眠ることになった。

誰もおきざりにしないこと　誰もひとりにしないこと――

真紅のアリスゲームは完成した。　⇒某漫画の戴冠式の台詞を思い出しましたわ。奪うのではなく、与える者へ。　最も最強になった証ですなぁ。。。

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　まいたジュンのお姉様が弟の分までお弁当を作る。　弟はひきこもりを止めて学校に通うようになっていた。姉は今の時間が嬉しい。学校に通うようになって二か月がたっていた。

　元・翠星石のマスターは目覚めてからは御庭で過ごす日々を送る。ふたごのお客様を待っているのだと、お茶を用意していた。
　その姿を蒼星石、翠星石が庭の上からじっと見ていた。挨拶しなくていいのと翠星石が聞くが、蒼星石はさびしくなるからと遠慮する。姿を視れただけで十分だと満足したら、姉妹はとある場所にでかける。

　　めぐのパパは教会で懺悔していた。　娘を愛していたのだが、病に侵されていく姿を正面から見るのが怖かったと。仕事に没頭して治療費を運ぶことで愛情の形を示したが、娘が欲した愛が違うことに目をそらしてしまったと。せめて娘が好きな場所で祈りをささげていたのだった。
　そこに何かが舞い降りる。天使かとパパが言うと、あらおかしいあの子と同じことを言うのねと言われる。　お馬鹿さんなお父様と切り出すその天使は話し始める。　　あの子は確かにお父様を殺したいほど憎んでいたけれども、同時に狂おしい程愛していましたと。
　“共犯”だった私にはわかるという黒い羽の天使は貴方の罪は私が持っていくと語って立ち去った。　さようならお父様とも言って…。

　みっちゃんが机につっぷして寝言をいう。夢の中はカナとドレスの撮影会であった。　外の窓からそれをみていた金糸雀がこっそり出かける。　外に出ると水銀燈に出くわした。　二人とも目的地は一緒なのでと金糸雀は強引に水銀燈の手を引っ張ってとある場所へ。

　巴は学校の剣道部でも活動中。　コリンヌさんと文通を始め、日本語がうまくなっているコリンヌさんにヒナと巴に会いたいと手紙で言われる。　学校ではもうジュンはクラスのみんなと元気で生活していた。その日も朝ギリギリで登校するジュンの声ははつらつだった。

　大ジュンは劇団にも精を出すようになっていた。　寝坊したので慌てて着替える。まいた世界から連れてきた雪華綺晶は動いていない。物言わぬ人形となっていた。

ドールたちにローザミスティカは戻されていた。神　秘の命の再分配。　真紅が為したことは相応の代償が必要だった。真紅のローザミスティカだけが砕け散ってしまったのだった。

　あの時の事を思い出す大ジュン。まいたジュンの言葉を思い出しながら、自分も変わった、世界は変わり続けるのだからと自分の進化を信じられるようになっていた。

　(≧∇≦)斉藤さんがジュンの部屋に来た！！　　お芝居の時間が待っていた。ノックしたのに遅いから座長の車で来たのだった。ジュンの側にある人形を見る。小道具のやつをいつも飾っているのかと思うが、あんな感じだったっけと以前と違いに気づく。　突っ込まれるのが怖いので大ジュンは車で待っていてと無理に斉藤さんをその件から外す。　しかし、ジュンの後ろから物音がして…、

　まいたジュンｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!　まいたジュンがやってきた。　驚く大ジュンに制服着た、まいたジュンｎフィールドを多用していると平気で答える。中学生とマイスターローゼンの両立はこうでもしないと忙しいのだと。同伴には雛苺の姿が。⇒流石最終回。何気に最強の地から持っているわ。。。。

　新しいローザミスティカを創る！　まいたジュンは自分の父にも聞いたりして、真紅を起こそうと動いていた。　そのために世界をめぐるのだと。ローゼンメイデンたちに手伝ってもらうのだと。　まいたジュンは雪華綺晶を起こす。　動いた雪華綺晶は大ジュンに挨拶してから、まいたジュンと出かける。

　凄いなと大ジュンがまいたジュンに感心する。　まいたジュンはいいことも悪いこともあるが忙しいのだと。やること見つかったら小さい事なんて構ってられないのだと言う。まいたジュンは目標がある、だから元気だ。

　全員がお出迎え(ｏ・ω・)ノ))（=゜ω゜）ノぃょぅ´ω｀)ノﾄﾞﾓ(*￣0￣)ノ　水銀、翠星、金糸、蒼星が一斉にまいたジュンをお出迎え。皆で仲良く眠りのアリスを目覚めさせるため、動き出すのでした。

　至高のアリス

　誇り高いローゼンメイデンの第五ドール　

　そして

　幸せな　あなたの御人形

　　　　　　　【完】

(/ ^^)/アリガトネ　∑(=ﾟωﾟ=;)まさか、ハッピーエンディングとはなぁ…。