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◇第382戦◇ 

#「魏火龍」

表紙絵は河了貂、羌瘣の飛信隊二枚看板娘! 

                

 正体不明の敵判明!! 騰は目の前の軍旗に警戒レベルを上げた。騰はその軍旗に火龍と霊の文字を読んだ。敵将とおぼしき軍を前にして動かない騰に若手の兵がこのまま進みましょうと言うが、古参の部下はちょっと待てと自重を促す。騰も火龍の軍旗と霊の文字からとうに死んでいるはずなのだがと暫し考える。 もし、あれが本物ならばと横から鉞が来ると予想する。 すると…、

  ∑q|゚Д゚|p本当に横から鉞がやってきた!

 凄まじい突破力のある部隊が騰軍の横を斬りさいていく。もう確定とわかった騰はためらわずに自軍を撤退させる。 その撤退する横から敵の将軍が騰目がけて斬り込んできた。仮面をかぶった猛将が騰に向かって吼えれば、騰もその将軍・乱美迫とすれ違いざま斬り合う。乱美迫は腕に、騰は頬に手傷を負う。そんな凄腕の将軍が来ても騰はためらわずに撤退する。 その様を見た霊鳳も王騎を失ったがその切れ味は落ちていないと素直に褒める。騰はあれは殿や摎様でも手こずったほどの男だと乱美迫について部下達に教える。あれに関わると霊鳳の策に陥るからと自軍を素早く撤退させる。 撤退中に騰は正体不明の敵が呉慶を最後に終わったはずのあの男たちだと察し、彼らを相手にする主攻の三隊の苦戦を思う。

 魏火龍七帥

 魏軍本陣に騰軍撤退の報がもたらされ本陣がわく。鳳明の側近たちはまさか火龍の方々が生きていたとはと口にする。それに呉鳳明が投獄されていたのだと真相を語り出す。

 魏火龍七帥。彼らは六将、三大天共に戦い抜いてきた魏の鋭鋒たちだった。何故か呉慶を除いて二つに割れ、三人が死んでしまったと。一人は廉頗との戦で死んだが他は病死したと言われていたが、そうではなかったと。 鳳明は残りの二人を三人が殺してしまったのだと驚倒の真相を明かす。 同士討ちに幕僚たちが血相を変え、鳳明もそれを聞いた先王・安釐王も激怒して処刑しようとしたが父・呉慶が思いとどまらせたのだと。⇒ 天下無敵の弟までいたのに名将たち使いこなせない迷君だよなぁ。。。 先王でも制御できない七帥だったので、残りの三人を病死として十四年間地下牢に閉じ込めていたのだった。

 凄まじい真相に震える側近。十四年もの地下牢にいたのに霊鳳さまのあの顔はと思い出す側近がさらに震える。 その三人を鳳明は魏王に頼んで出牢させていた。現王とあの三人の間には確執がないからだった。⇒景湣王、廉頗の件もそうだがなかなか話が分かる王様のようです。 

霊鳳:鳳明の師。冷酷無慈悲の軍略家で呉慶も恐れた。
凱孟:武将百人も倒した剛将。
紫伯:魏随一の槍遣い。⇒ (;´▽`A`` ああ、じゃあ相手は…。

彼らの十四年もの渇きを潤すのは目の前の秦軍に他ならないと呉鳳明は力説するが…、

凱孟「(*゚∀゚)=3ハァハァ)=3ハァハァ)=3ギシギシアンアン×10!!!ハァハァ」 部下から予備軍を出してくれと前線からの援軍要請をきく。
ただし幕営で愛妾たちを相手に十四年の渇きを×××に注ぎ_/\○_   ε=\_○ノ イヤッホーゥ! (以下察して)  腰の閉まり具合を確かめながら凱孟はその敵の飛信隊のことを問う。 部下が龐煖と一騎打ちした奴がいる部隊です、龐煖は摎と王騎を殺した奴、呉慶様を殺した麃公を殺した奴だと答える。 
 その答えを聞いた凱孟の腰が止まった。摎、王騎を思い出し懐かしいなと凱孟は呟き、目が輝く。その後も腰は止まらず、部下は伝者に援軍却下と答えてしまう。

 o(#゚Д゚)_‐=o)`Д゚)・;飛信隊、順調の滑り出しです!!! 信、楚水、羌瘣、我呂と手練れたちを先頭に次々を魏軍を押しこむ。後方から選挙区を俯瞰する河了貂も飛信隊の戦局は先ずは順調だと見ていた。三隊同時進行作戦のためにも先ずは初日で予備二隊、本陣から救援が来る前に第一軍を叩かなければならなかった。 ここは攻めの一手と貂が羌瘣隊をさらに押し込ませる。

 飛信隊攻撃の一角である楚水も順調に攻撃していた。その楚水の横でだれかがこいつらは強い、奥の千人将とか騎兵歩兵も連動していると軽口をたたいていた。こいつらはつよいっすよとその騎兵が誰かに言うと、そこからいきなり部隊を血祭りにした武将が現れる。 凱孟将軍と言われたその男は、どいつが王騎、摎をやった信だと喋る。しかし、王騎、摎を倒したのは龐煖っすよとツッコまれている。その異様に茫然とする楚水であった。

             

((・(ェ)・;)) 戦に男も女も関係ないとフレーズで掲げたら、渇きをいやすのは目の前の秦軍に他ならないと真面目顔で言ったと思ったら、 ギシギシアンアンときたか。。。

\(;゚∇゚)/原先生もずいぶんゆとれてきたな

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コメント

CIC担当殿、コメント万歳であります!!
>著雍攻略は、相当な難戦になりますね。

 さて何週間引っ張れるであろうか。。。いい加減にそろそろ将軍としての用兵も信くんはみせてもらいたいな。

>馬鹿王

 戦国末期のこの時期、国王の人材は政ぐらいしか名君いなかったんじゃないですかね。趙もひどいし、燕は既に落ち目、魏は凡よりマシ、斉は意味不明、楚はそろそろ四君最後が終わる頃ですから。

 ただ、馬鹿だからで済ますわけにいきません。馬鹿が出ると言うことは同時にそれを好機と狙う名君が出てこないとも限らないわけですから。クリミアで格好の例になりましたしね。

投稿: うしつぎ | 2014年4月10日 (木) 18時37分

>魏火龍七帥
 とんでもない連中が出てきた物ですね。
 呉鳳明の軍略家としての才は、合従軍で実証済み。
 そこに、師匠の霊鳳まで加わると知恵比べで勝つのはかなりきついですな。
 凱孟も紫伯も相当の化け物。
 著雍攻略は、相当な難戦になりますね。
 信は凱孟との一騎打ちになるでしょうし、王賁には紫伯が襲い掛かってくる
 でしょう。
 ただ、この難局を乗り切ることが出来れば魏軍の動揺を招くことが可能にな
 り光明が見えるかもしれませんね。

>安釐王
 白起らに勝利して魏の窮地を救い、函谷関で蒙ゴウを大敗させて秦を追い詰
 めた信陵君を流言を信じて死に追いやったあの馬鹿王ですね。
 知った時、ひたすら呆れました。
 その上、部下のコントロールもできないようではまさに駄目駄目。
 その点では、景ビン王の方が確かにマシですね。
 人材登用に於いては、結構柔軟なのかも。

投稿: CIC担当 | 2014年4月 7日 (月) 20時43分

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