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◇第397戦◇

#「本陣へ」

 

 玉鳳隊、最初にノルマ達成! 魏火竜最強の紫伯を死闘の末に葬った王賁。心臓を貫かれた紫伯は消えゆく意識の中で愛する妹・季歌の思い出と共に馬上から崩れ落ちる。大将同士の一騎打ちを制した王賁は味方の喊声と共に勝利の祝福を受ける。

 まさか本当にしとめるとはと関常は驚きを隠せないながらも、素早く配下の者達に勝利を敵味方に触れ回らせる。死闘を制した王賁が疲労で馬上から倒れそうになるが、番陽が支える。お見事ですと涙あふれる番陽が王賁を讃える。 番陽は大将の傷と疲労を考えて一時の休息を勧める。しかし、王賁はその勧めを払って直ぐに進撃を味方に命じる。 目指すは呉鳳明の本陣へと…。

○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*飛信隊パート○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*

 impact信と凱孟の一騎打ち続行中であった。 同時に軍師同士の戦術合戦も続いていた。

 凱孟軍を差配する荀早は飛信隊の動きを特に右翼から見ている。 飛信隊で特に危ない一人の女副長(羌瘣)が率いる部隊が最も強いからだった。 

 その右翼の攻撃に対して荀早は厚みを作って防御する。元々、凱孟軍は守備がうまい軍でもあり、その間に大将の信を倒そうと計っていた。それでも敵軍師の采配にひねりがないことが気がかりであったので、慎重に軍は現状のまま進めていた。

 このまま終わりではないだろうなと荀早から思われている飛信隊軍師の河了貂。彼女は信の左翼が押し込まれているのを見ながら何かを計っている。 更に危なくなる信の左翼に忸怩たる思いをにじませつつ、凱孟と信の戦場が左に流れたのを見て、動く。

 陣太鼓を叩かせ右翼に合図を送る。その合図を聞いた羌瘣。

右翼の羌瘣が暫し信と凱孟の戦場を見る。どう見ても信たちは劣勢と分かった。不安に思う羌瘣に我呂が声をかける。 羌瘣は右翼の攻撃を止めて隊列を整えさせると…、

 Σ(゚□゚(゚□゚*)羌瘣達は信たちから離れて呉鳳明本陣へ突撃をかけた!!! 凱孟軍の兵からも大将を見捨てる気だと声が出る。 事実、本当に大将の信は最有力の右翼の援護から切り離されて孤軍になってしまう。 

 荀早も正気かと思うほどの無謀な機動であった。呉鳳鳴本陣は友軍の連携網で2万を超える数なのに飛信隊右軍は3千位だった。念のために五百を追撃させた後、荀早は飛信隊の信に狙いを移す。 中央から左翼までの兵を全部、飛信隊の信目がけて投入する。

 軍師の差が出たなと凱孟は言いながら信にきつい一撃を放つ。 軍師の貂の側にいる幕僚からもこのままではと戦況を危ぶむ声が出る。しかし、これは作戦の範囲内であった。

 未明の軍議で貂は飛信隊が本陣に向かうには信が死地に陥らなければならないと信ら将校たちに告げていた。 あまりの危険に副長の渕さんも苦言を出す。しかし、貂は信にたたとえ凱孟に勝ってもそこから抜け出られないと。

 

 右翼が作戦通りに本陣へ突撃したので副長の渕がこのまま我らがと皆の士気を鼓舞する。その時に凱孟軍の兵に斬られてしまった。馬上から落ちる渕。

 それを見た信は田有ら百将たちを使って左に流して戦うように部隊を動かす。崇原ら歩兵には突破口を作るように命じた。⇒happy01motorsports蕞城の攻防戦以来、信も部隊指揮が的確になってきたなぁ。指揮も成長するが戦略の成長も欲しいですなぁ。 
 だが、凱孟軍が更に増援されて信たちを押し込んでいく。 百将の田有にも敵の槍が突き刺さり、什長の澤さんも負傷する。必死に耐えている尾平の什隊は殆ど潰されていた。

 貂から逃げきれない信たちはその場でとどまって戦うのが貂の作戦であった。戦って、戦っていればとボロボロの信たちは奮闘する。それを見ていた貂がとうとうたまらずに声を発しようとしたその時…、

 援軍がやって来た! 間に合ったとか細い声が口から洩れる貂。 それは隆国軍であった。

 まったく世話の焼けると愚痴る隆国将軍は自軍を率いてきた。援軍到着に凱孟たちも驚く。 凱孟の前で信が丘の向こうにいた隆国軍だ、なにも味方の連携はお前たちだけじゃないと言う。 軍師の差が出たなとボロボロながらも信は言い返して闘志を前に出す。

 

 pencil乾坤一擲の玉鳳隊。紫伯を討ったのは殊勲だが本陣突撃と攻略の力まで残していない。対しての飛信隊は羌瘣、岳雷が残っているので本陣突撃攻略の力を残している。

 王賁は紫伯が要とみて〈目前の障害〉、
 貂は本陣攻略が要〈本陣突撃が目的〉と見ている。

 φ(・ω・ ) フムフム 戦場戦術に重きを置く武将としての王賁。戦略目的から戦場の戦術を考える軍師としての河了貂。 なかなか考えさせらえますなぁ…。

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コメント

CIC担当殿、コメント万歳であります。
>生きる環境や親を選べないということがどういった事かを、私なりに考えてしまいましたよ。

 気違い沙汰の事件(親殺し、脱法ハーブなど)がニュースに垂れ流されるご時世でもよくよく考えさせられることでもありますね。 
 
 結局、人は学ばなければ生きられないと言えましょう。

 知育のみならず人から人を学び人を愛することを。

 紫伯を考えると妹に安らぎを求めるだけでその他大勢の人を深く考えたことなどなかったのではないでしょうか?妹も妹で自分と兄のことで精いっぱいだったのかも。

 それに対して信は親もいないが人との出会いから色々な世界を学んできてます。紫伯(詠)は信より恵まれた家庭ですが人としてはつながりがない世界でした。つながりがなければ世界は広くならない、見る世界が広くなければ器量はでかくならないので。

>優秀な将帥は多くいても、その中に戦略家はどれだけいるか?という所でしょうか。

 これについては馬陽戦で公孫竜〈趙〉が言っていることじゃないですかね。それぞれの将軍の得意領域が違うと。
 戦場が変化するからこそ戦術が大事であって、戦略は柔軟性がないと意味がない。無論、手段を目的にすりかえる意味ではないです。 ちまたでよく言われている戦略家とは私は勝ちやすきに勝つ軍人の意味合いに捉えてます。

投稿: うしつぎ | 2014年8月12日 (火) 17時53分

毎日暑いですね。
体の調子は、如何でしょうか?
脱水症にならないように気を付けつつも、足の激痛にぶり返した偏頭痛と戦っ
ているCIC担当です。

>玉鳳隊、最初にノルマ達成!
 文字通り死闘の末に紫伯を討ち取った王賁ですが、紫伯にはいろいろと思う
 所がありましたね。
 父親が、救いようのない屑でなければ、妹と2人慎ましやかながらも幸せな
 生活を送っていたかもしれません。
 武人として生きていても、今とは違った生き方をしていたでしょう。
 生きる環境や親を選べないということがどういった事かを、私なりに考えて
 しまいましたよ。

>敵軍師の采配にひねりがないことが気がかりであったので、慎重に軍は現状
>のまま進めていた。
 なるほど。
 凱孟が、千金を抱き合わせてでも取り戻したいと言わしめるだけありますね。
 観察眼が鋭い。
 確かに、あまりにひねりがないとは私も思っていましたから。
 まあ。緻密な戦術が常に取れるとも限らないので、あえてシンプル狙いとい
 う見方もできなくもありませんから、慎重にならざるを得なかったんでしょ
 うね。

>羌瘣達は信たちから離れて呉鳳明本陣へ突撃をかけた!!!
 これには、驚きましたよ。
 あの輪虎をも上回る凱孟の前に信達を置いたまま、羌瘣たちを本陣に突入さ
 せるんですから。
 これは途方もないギャンブル。
 しかし、冷静に考えてみれば、既に消耗して数の上でも劣勢で本陣に突入す
 るには、羌瘣率いる精鋭部隊の消耗がまだ他の部隊に少ない内に行わせるし
 かなかったのかとも思えます。
 幸いといっては何ですが、凱孟は信との一騎打ちを望んでいると言っていい
 状況。
 危険ではありますが、好機と見る事もできるかもしれません。

>信は田有ら百将たちを使って左に流して戦うように部隊を動かす。崇原ら歩
>兵には突破口を作るように命じた。
 冷静であれば、信もきちんと状況を見極め指揮を執れるようになっていたん
 ですね。
 あとは、これから成長できるか否かですね。

>凱孟の前で信が丘の向こうにいた隆国軍だ、なにも味方の連携はお前たちだ
>けじゃないと言う。
 貂が、三日前の戦いの前に走ったのは、この為でしたか。
 連携が、主攻の軍だけとは限りませんからね。
 今までの秦国軍の主役が信達だったために、凱孟にとっても想定外だったで
 しょうね。

>戦場戦術に重きを置く武将としての王賁。戦略目的から戦場の戦術を考える
>軍師としての河了貂。
 これは、銀英伝でも似た様なケースがありますね。
 ヤンやラインハルト。
 それに、キルヒアイスやロイエンタールにミッターマイヤー。
 彼らは、目の前の戦場の向こう側にも視線を向けられるのに対し、レンネン
 カンプ、ケンプ、ビッテンフェルトらはどうしても目の前の戦場に視線が固
 定されてしまう。
 優秀な将帥は多くいても、その中に戦略家はどれだけいるか?という所でし
 ょうか。
 まあ、元々、貂は軍師を目指していましたからね。
 指揮官の補佐に当たって、より広い視野でアシストをするのが軍師や参謀。
 そのあたりを、昌平君にかなり叩き込まれたようですね。
 ただ。信も今以上に広い視野を持つことが必要。
 頑張って欲しい物です。

投稿: CIC担当 | 2014年8月 6日 (水) 23時15分

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