« 姫発 | トップページ | 絵空事 »

荘公

#403「太后の狙い

 

後宮勢力が山陽、著雍をもらう。 太后の要求に朝議は騒然となる。余りの要求に群臣に緊張が走るが太后は更に押す。 今でも山陽一帯は後宮勢力の者達がいるのだから、これを機会に私達で上層部を固めた後で金を落して活性化を図ると言う。 

 財政面の負担を軽くするならと利を認めた李斯は太后に良い考えですが後宮勢力で統治を任せられませんので検討させていただくと発言する。しかし、太后は亀のようにのろいお前たちに付き合っていられないと、こちらで長官を決めたと横の宦官を推す。推された宦官は顔の布を取って素顔を見せる。

ロウアイ_キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 太后自ら長官にする宦官の名を紹介する。ロウアイ、三代宮家推薦の男だと。 名を紹介されても聞いたことすらない群臣たちは狼狽する。だが、李斯はその男が実は自分たちが以前に後宮に忍び込ませた似非宦官の男だと思いだし、少なからず驚く。 太后は相国に同意を求める。 
 相国は宮家の御推薦ならばと猛禽のような目のままで表情を変えずに同意する。 昌文君が待ったをかけるが、太后は呂氏派と後宮勢力の二派同意で決定だとはねつけて認めさせる。用件が済んだ太后様は満足そうに去っていった。

 その後、大王派の軍議は紛糾した。 ロウアイなどと聞いたことがない宦官に最前線地帯の山陽・著雍を任せることに脅威を覚える。 けれども政はそのロウアイについて相国と李斯は見覚えがあるような感じを受けたと口にする。⇒流石、大王様。洞察力すげえ!!w(゚o゚)w 昌文君も肆氏もそれを察し、二人は探りを入れることにする。

 母と子

 大王は向にロウアイのことを訊ねる。向はそのような名の宦官はきいたことがありませんと答える。 向の答えに頷くも政は占いなど信じる母ではないので尚更不気味さを感じる。そんな政に向は二年間も隠れていたので、ようやく初孫をお見せできますと素直に喜んでいた。母にとっての初孫、自分の子、政は父上と言ってくる娘を見る。

 (゚m゚*)朱凶、久々の登場! 其の同じ頃、秦の雍の離宮に朱凶が忍びこんでいた。狙いは大王派と同じく探りである。雇い主である相国派の李斯から情報を手に入れれば報酬は十倍とまで言われていたのだ。 離宮に忍び込んだ朱凶は声のする方に屋根裏を貼って進む。 声が出てる場所まできた朱凶は僅かな隙間から太后とロウアイの部屋の上にたどりつく。

 Σ((oÅO艸*)なぜ汗をかいているのか!!(白眼)( ´,_ゝ`)ハイハイ 

 汗をかいているロウアイと太后は語り合う。山陽にいれば咸陽の目を気にせずにおおっぴらにやれると太后は言いだす。金を落せば軍も思いどうりにできると。あいつらは後宮勢力の金の力を知らないとほくそ笑んでいた。 国を作ると口にする太后。屋根裏でそれを聞き驚く朱凶。

 そこに子供が二人、侍女の押さえを聞かずに入ってきた。父上と可愛らしい声を挙げて子供が二人に駆け寄る。 父上の声に反応して抱きかかえたのはロウアイだった。 そして、もう一人の子供が母上と読んで駆け寄った人は…、

 モヒャ━━((゜Д゜Uu))太后かぁあ━━!!!!(棒)!! 子供の背を撫でる太后。 それを聞いて仰天する朱凶。太后に不義の子ありと驚愕の情報を掴んだが、その瞬間に頬に痛みを感じる。 

 痛みが一気に全身に広がり毒矢と感じた時は遅かった。 横からの刺客の存在に気づかず、いつからそこにと思った途端意識が切れる。朱凶を殺した刺客はその場をぬったりと下る。 ⇒ Σ(゚д゚;)王宮奪還篇以来ですねェえ。おたくの武器は某五千人隊の軍師がまだ保管しているはずですよぉお。

 

 

Σ(;・∀・)さあ、国内最大の内乱待ったなし!!!

| |

« 姫発 | トップページ | 絵空事 »

趣味」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 荘公:

« 姫発 | トップページ | 絵空事 »