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姫発

#402「咸陽の動き」

 

著雍では要塞建設が着々と進められていた。 飛信隊もしばらくは著雍に駐屯しているため、信も著雍の大要塞建設を目の当たりにしていた。 信の脇を去亥、松左が固めている。⇒ ;:゙;`(゚∀゚)`;:゙おお、松左さんがようやっと騎乗待遇になったか! 乗馬からの槍さばき楽しみであります

 槌で土塁をどんどん固めていく。どんどん土塁が高くなる。戦の時は何もなかったその場所は別の場所のように様変わりしていく。その姿に去亥がうなる。 信は聞こえるような声で報告では隣の山陽も人口がさらに増えて成長していると話す。 そして、そこからまた著雍へ工事に出されると松左は言う。 信はここを足掛かりに侵攻していくんだ、最後までなと苦言を呈した二人にも聞かせるように語る。 

 それがどういうことか察した二人は顔をこわばらせる。そして、それは騰の言葉を噛みしめるように信が自分自身にも言い聞かせている。 政と自分の夢である中華統一。それが少しずつ現実になっていると信は心の内で政と語る。

 そこに魏軍の攻撃、羌瘣が対応しているとの報が入った。黙ってみている筈がないと信は松左、去亥を率いて自分たちも迎撃に向かった。

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著雍陥落に李牧は中華を見据える。 山陽と著雍を地図で睨む李牧。傅抵がうちらが動きますかと言うが、そんな暇はありませんと李牧が否定する。 次の幕が開けようとしている、戦国七雄崩壊の幕だと。

 崩壊の言葉にカイネは動揺する。中華のバランスが崩れて弱国が滅んでいくろ李牧は言う。そのバランスを崩しているのは秦なのは皆も分かっている。 そこに慶舎が秦が強くなればなるほど隣国の楚が軍事を増強し始める、その力は未知数であると二強が突出すると言う。⇒バミュウさん珍しく怖い顔ジャン。 秦と楚かとカイネが言うと、傅抵がうちも入れて三強だろと頭をたたく。叩かれたカイネが怒って腹パンする。

 傅抵の言うように後れを取るわけにはいかない。李牧は趙国も全国民で軍備に注入する時がきたのだと総動員臨戦態勢を覚悟する。傅抵はうちらはそっちでは後れを取りましたと軽く皮肉る。李牧の言葉に慶舎は防ぐ方もですが崩す方も相当だと、秦はそこまでの行動に出るのでしょうかとリスク大きい可能性に疑問を抱く。 李牧はそのカギを握る人物は一人と答える。

 この渦中で来年に加冠を迎える秦王・嬴政。 二年前に自ら蕞を救って見せたあの若王をカイネも強烈に思い出す。うちとは大違いと傅抵も言うが、オイとさすがに止めさせる。慶舎はその秦王は呂不韋と政争の最中と、自らの疑問の理由を合わせて述べる。 李牧も慶舎の言に頷き、これからの中華の動きを握るのはその咸陽の動き次第だと察したのだった。

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咸陽ではヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ 正殿では大王派と呂不韋派で屯留の処置を巡って言い争っていた。 派閥の長二人はガチンコで睨み合っていた。⇒ ウァアア━━((゜Д゜Uu))胃袋が痛むわぁああ━━!!!!!!

 Σ(・ω・ノ)ノ!そんな険悪の空気をもろともせずに入ってきた集団あり。

 先頭はあの太后様であった。周りを宦官とまともな家来が固めて正殿の中を進む。李斯は占いで二年間離宮に隠れていたのに今頃何をと考え込む。 後宮勢力の行進を遮って左丞相の昌文君は、ここは政治を行う正殿ですからと太后様を下らせようとする。 しかし、太后はかたい事言いなさんな丞相と頬を撫でて一向に構わない。 用件が済んだらすぐに帰るよと言う。 大王が用件はと太后に問う。

 山陽と著雍を後宮勢力が貰い受ける。 軍事拠点をもらうと後宮勢力が軍事に口を出してきたのだった。

 

Σ(゚д゚lll)アブナッ ! 雌鶏が鳴きはじめたか!!

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