兵半ば
キングダム第417話
#「渡河の戦い」
咸陽に向かわんと渭水を渡る飛信隊と蕞軍。しかし、対岸に戎翟公の軍が待ち構えていた。
戎翟公の軍は矢の雨を降らせる。渡河している間、舟上で射られた兵が渭水に落ちる。岸にたどり着いても盾の壁に弾き飛ばされ、体勢が崩れた所に反乱兵の槍で殺される。
先に上陸していた兵も蹴散らされており、信たちは尾平が狼狽えるように不利な状況になる。そこに貂が策を考えつく。
信の命令で上陸部隊は飛信隊の舟を先頭に「錐型の陣」を組み、皆に盾を並べさせて上陸作戦を始める。 戎翟公はその様を見て戦慣れしていると見抜くが、水辺の足場の悪さと対岸の高低差を思えば上陸の目はないと自信たっぷりに言う。その間にも容赦なく矢の雨を降らせ続け、信たちの盾がもたなくなってきた。
矢の雨を耐え抜いて対岸直前まで迫ってきた信たち。反乱軍はどこかでハゥの声でも聞こえそうなほどに盾の壁が揃って待ち構えている。一歩でも通すなと反乱兵が構えている時、今だと貂の合図とともに矢ぶすまになっていた盾を信たちが一斉に渭水に放り投げた。 反乱兵が見たものは…、
信たちが全て矢をつがえていた! うての貂の合図で一斉に至近距離からの水平射撃を反乱軍が浴びる。 至近距離からの矢の雨に盾が持たず、隙間から兵が射られていく。そこから崩れ始める前衛。 崩れた個所を補填しようと兵を動かす反乱軍。その動く間の箇所から攻撃が止まるその時を貂は見逃さない。
(σ・∀・)σ久々の信の前衛崩し!! 信がその場所の兵を蹴散らす。信の場所を上陸地点にして飛信隊と蕞軍は続々と橋頭堡を広げていく。面倒になったのか戎翟公はその場を持ち場の兵達に任せて、自分は樊於期の元に向かう。
そして、咸陽に遂に毐国軍が到達し攻城戦の準備に入った。 それは大王や呂不韋たちも報告で知るのだった。
(* ̄ー ̄*)戎翟公の戦いは『孫子』に適ってないの。。。
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