二の舞
キングダム第421話
#「二の舞」
軍装姿となった昌平君に介億ら部下達が付き従い、昌文君の軍と合流する。昌文君は貴方の気持ちを察しなかったわけではないが機密漏れを恐れて声を懸けなかったと言う。昌平君もそれでよし、家中にも相国の息がかかっていたからと気にしない。 改めて貴公の協力は百の勢力を味方に引き入れること万倍の力にもなると昌平君は礼をとる。
頼もしい味方が加わって丞相二人の軍は都に向かおうとするが、昌文君は雍の方に振り向いた。それをみた昌平君が心配ですかと言葉をかける。 あの呂不韋から貂かという言葉が出るとは正直意外だったと昌文君が言う。 昌平君は十年以上もあの方の下にいたが私も予想外であったと語る。
元商人の異質の経歴であるものの秦国の歴史に残る二大丞相商鞅、范雎に並ぶ大人物であることは間違いないと。 もしかしたら、本当に呂不韋という男の器を誰も理解していなかったのかも知れない。昌平君は見切った元主の器を改めて思うのだった。⇒ 商鞅(秦法の開祖)、范雎(秦の国家戦略・遠交近攻の祖)って…。凸(`Д´メ)つくづく魏って上層部が糞野郎たちだよなぁ。。
その呂不韋が蘄年宮の階段を上っている頃、咸陽では。。。
飛信隊が反乱軍を蹴散らして城壁まで迫っておりました。 味方の尚鹿がもうあんな所までと突破力を褒め、敵の樊於期の息子はあの隊蹴散らして来ますかと苛立ちを覚える。けれども悪の大人の樊於期はそんなものは放っておいて自分達も入城しようと促す。
その言葉に呼応するかのように樊於期親子の前の城門が開く。 我が樊家の悪名を秦国史に刻むぞとやる気満々で直ぐに入城する。敵に中に入られて悔しがる信。屈強の近衛兵もそれほどの数がいないと貂は咸陽の劣勢に歯噛みする。 反乱軍の抵抗で中々入場できない信は貂との会話を思い出す。
屯留の二の舞にしてはいけない。最も大事なのは政の子供を救うこと。
貂の言葉を思い出した信は飛信隊と蕞の兵士に叫ぶ。 こいつらの狙いは王族、一番狙われるのは秦王 政のまだ幼ねェ子供だと。聞こえた兵士たちの顔が変りはじめる。
「よりによって政のガキを狙うなんざ、そんなふざけたマネは地が裂けようとこの俺がやらせねェ!! あん時みたいに力を貸せ。飛信隊! 蕞兵! 死力を尽くして秦国大王の御子を助けに行くぞォ!!」
信の檄で飛信隊と蕞兵に闘志が滾る。 劣勢の信達は反乱軍を押しこんでいった。
;:゙;`(゚∀゚)`;:゙さあ、いけいけ―!!
| 固定リンク | 1
「趣味」カテゴリの記事
- 582(2024.07.07)
- 今年のキングダム☆ハイライト(2018.12.31)
- 作戦を出すことは誰にでも出来るが戦争を成せる者は少ない(2018.12.02)
- 将兵と共に成し遂げた全てのものは団結の賜物(2018.11.18)
- 指揮官はまず楽観的であることが重要である(2018.11.18)
コメント