覚悟
キングダム第427話
#「決意の言葉」
人の本質が…光…。 思いもかけぬ言葉に皆が瞠目する。大王は己の事から話し出す。
九歳の時、ある闇商の一団に邯鄲から救出された。だが趙の追跡は厳しく、最後は闇商の頭目・紫夏は自分の命を盾として俺を助けてくれた。出会ってから共に過ごしたのは数日だったが、この人の中に初めて人の優しさと強さと…強烈な光を見たと。
はじめは紫夏だけが特別なのだ、特別に持っていた光だと思っていたが、そうではないと大王は言う。
これまで散っていった者達―王騎も麃公も成蟜も、
そして名もなき者達も形や立場が違えど皆一様に自分の中心にある“光”を必死に輝かせて死んでいった。
そしてその光を次の者が受け継ぎ さらに力強く光り輝かせるのだ。 そうやって人はつながりよりよい方向へ前進する
亡夫・成蟜に思いを馳せ泣く瑠衣。人の光から為政を語る大王に蔡択は頭を垂れ、李斯は驚きを隠せない。 > ( ´;ω;`)ブワッ漂、久々に出てきたか。 やはり心の進化ないし絆がメインだったか。。。
人が闇に落ちるのは己の光の有り様を見失うから、 見つからず、もがき、苦しみ…、悲劇が生まれる。
その悲劇を増幅させ人を闇へ落とす最大のものが戦争だだから戦争をこの世から無くす
本気かと李斯は瞠目し、呂不韋は武力でですかと問い詰める。大王は武力でだと敢然と言い放つ。
俺は戦国の王の一人だ。戦争からは離れられぬ運命にある。 ならば俺の代で終わらす
暴君のそしりを受けようが力でっ… 中華を分け隔てなく上も下もなく一つにする。
そうすれば必ず俺の次の世は人が人を殺さなくてすむ世界となる
本気で中華の戦を終わらせようとする王の出現。瞠目する李斯、沸きあがる気持ちを感じる蔡択、涙があふれる瑠衣。 > (ノω・、)断言できるかはともかく見事な御覚悟!
それを聞いた呂不韋は…目頭を押さえる。大王が人の世として望むべきせかいはいずれかと尚も語ろうとするが、呂不韋がもう十分ですと対話を止める。 呂不韋からの止めに李斯は驚く。
大王の語る世と私の語る世は出発点が…前提とするものが違い過ぎる。もはやこれ以上語らっても平行線でしょうと言う。
それにしても大きゅうなられましたと呂不韋は趙での赤子の頃を思い出して、大王の器を素直に讃える。疑問に思う大王。
お互いの描く為政の道が只事でないことが分かりました。両者の勝敗の結果、この秦国が明日からどちらの道へ歩み出すのか、その答えはまもなく咸陽からもたらされるでしょうと呂不韋が法の戦いを静かに幕を引きのだった。
(´-д-`)大王の力量と喧嘩の行方を見抜いたのは流石と言うべきだが、〆役になられてもなぁああ。あっちの方は生きるか死ぬかだからなぁあああ。
|∀・) 見事な大王の御覚悟。だがしかし、それは管理人うしつぎの「キングダム」名台詞全話中の第一位ではないのだよ。
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