追いついた!
キングダム第428話
#「命懸けの逃避」
後宮で樊琉期が狂乱の限りを尽くす。 その目は女の臭いを放つ建物一つ一つを目にしながら、左の槍には貫いた宮女から肉の柔らかさを楽しんでいた。父は太子を殺すために向かっていた。琉期に我等も王女の首をと部下が言うが、琉期は急かすなと言ってゆとりを見せる。 どうせ王の子らに逃げる場所はないのだと。
ヾ(.;.;゚Д゚)ノ呂不韋が周到過ぎなのか大王が杜撰すぎるのか?? 麗、向、陽を逃がすために地下通路に入ろうとした微久が門を前にして驚愕していた。地下通路に通じる扉に念のために黒石を置いていた。なのに誰も知るはずがないのに、その黒石が動いていたのだ。⇒自分の王宮暗殺事件でもそうだったのに大王様の対策杜撰すぎなんじゃ??
何者かが中に入っている――!! 危険だと微久は向たちにここはダメだと地下通路に入らない。 現太后でさえ知らぬ地下通路がバレたのはと何故だ考える微久。 自分は監視されていたと気付くのと、それを敵が証明するのがほぼ同時だった。
刺客が来た。 太殿仕えの亞民と名乗る男が向たちの前に現れる。地下道を勧めるが四人が入るはずがない。逃げようとするが、亞民が袖から短刀を抜き取り向に襲い掛かる。間一髪で微久が体で割って入り敵の刃を受け止める。亞民が尚も刺しまくる中、微久の身を挺した尽力で三人はその場から逃げられた。 だが、陽が足をくじいてしまう。それでも痛みに耐えて向と麗のために奔ろうとする。外に出た先が二人が初めて出会った黄大庭であった。
しかし、陽の予想通り宮女の中にも裏切り者がいた。亞民が反乱軍に失敗を報告していた。失敗に容赦しない琉期の部下達が彼らを脅す。一人の宮女が向たちの行方が分かると密告する。この辺りはあの二人が昔から務めていた区画で詳しい分だけどこに向かうか推察がつくと言う。身の程をわきまえぬ幸せを手にしたあの小娘にどうかむごたらしい死をと呪う宮女。⇒ ((・(ェ)・;))こいつって陽ちゃんが大王様に直訴した時に縛り付けたあいつじゃないかね??
微久の献身で敵から逃げた三人はそれから走り、三低通りにまで出ていた。後宮内に走る可晶水路に出ようとしていた。 隠れていても見つかる前に敵から離れるのが最優先と陽は父に教えられていた。
だ が 、
琉期たち四騎が迫ってきていた。 陽はさっき来た小路の中へ戻ろうとするが、そこからも敵兵が迫っていた。 窮した向と麗を助けるため、陽は私が時を稼ぐから水路まで走れと叫ぶ。 向はいやだ、一緒にと言うが、陽は向の顔を掴んで叫ぶ。 何があっても麗を守ると言った、后として母親としての責任を全うしろと。 琉期らの前に両手を広げて待ち構える陽。その後ろで麗を抱きつつ泣きながら逃げる向。
先頭の騎馬に飛び込み転倒させて後続の馬たちも転倒させるつもりだった。 陽は死んだ妹のように向を思っていた。迫りくる騎馬に震えつつもしがみつこうとする。
天よ、どうかあの二人の命だけはお守りください。襲い掛かる騎兵に叫ぶ陽。
間に合ったあ━━━。。゜゜(´□`。)°゜。━━━!! 死んだのは陽ではなく真っ二つに斬られた騎兵だった。 上から降ってきたその人は陽を抱きかかえ、気合の入った宮女だなと言った。
(´;ω;`)ウウ・・・信くん、蕞の戦い以来要人救助率が格段に上がってるのか。
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