「キングダム」の愛読者はギーヴの下心を笑えない。

＃8「裏切りの英雄」を見ました。

カーラーン軍がアルスラーンを探す。　
　陣を張ってその行方を探す。奴隷がアルスラーン一行を見つけたと情報をたれこむ。南に、四人でと。褒美をねだる奴隷にカーラーンは打ち首で応じた。　ナルサスが我等を惑わす罠だと。次に旅人数人から一行が北に行ったとの情報にそれこそ本物と信じる。　ナルサスの旧ダイラム領→東のペシャワール城に向かうと。　軍人として妥当な判断である。　北に向かうカーラーン軍。

しかし、それがナルサスの罠だった。　北の丘陵地帯に大軍を誘い込ませてカーラーンと兵を分断させる。　更に崖の上にはアルスラーン殿下が囮になる。　作戦は終始、ナルサスの思惑通りになった。　王子の上からの矢で騎兵は崖下へ滑り落ちる。　密集した騎馬隊で動きが取れず、混乱する。混乱で前後に連絡が届かない中でナルサスと新たに加わった二人の活躍で更に騎兵が削られる。　どこから攻められるかわからなくなった兵達にエラムがダリューンが来るぞと大声で叫ぶ。ダリューンの名で生きた心地がしなくなった兵達が逃げ出してしまう。　

φ(・ω・ )ﾒﾓﾒﾓ　“数を頼む者は数に溺れる”（兼続）と言ってましたな。長所を頼む者はそれが隙になるということです。カーラーンは理にかなった予想でしたが、それが隙でした。勝ったと思った時が万が一の保険の手を打つときでもあるのです。

兵と分断されたカーラーンはアルスラーン王子の言葉にも聞く耳持たずに刃を向ける。⇒まあ、腹くくったんだから毒をもらわば皿までと…。　その前にダリューンが立ちふさがる。カーラーンも奮戦するが、力負けして押されていく。　それでもがんばるが遂にはアンラッキーで折れた槍が自分の胸に刺さって勝負が決まる。

｜∀･)　ダリューンの攻撃を見たら、キングダム一期で龐煖を思い出しちゃったぜ。
　　信を倒した時も背中から柄の突きだった。しかし、カーラーンはあの攻撃をかわした王騎将軍におよばなかったんだなぁ。

　　　　　　　　　
　死ぬ間際にせめてアンドラゴラス王の生存を口にする。けれども、王は正統な王が就くと意味深な言葉を残す。　駆けつけるアルスラーンが死ぬなと声をかける。　アルスラーンの周りにいる者達が特異な者達ばかりと気付くが、かつての王子の言葉を拒絶して息絶えた。

アルスラーン殿下に拝謁するファランギースともう一人。

  二人の尽力に感謝するアルスラーンはファランギースに敵味方の死者のために祈りをささげてくれるように頼む。軽い驚きを示すエラムとダリューン。　　ファランギースは殿下の命に従い祈りをささげる。

　楽士ギーヴも王子の甘さに王族はロクな奴がいないなと思うが、ファランギースが残るのでそのまま居座ることにした。　その態度に信頼が置けないとエラム、ダリューンは思う。　だが、ナルサスは味方が増えたのはいいことだとあまり気にしない。　そして、ナルサスは更に情報を集めようとダリューンと共に王都エクバターナに行くことにする。　⇒他人の価値観で視た情報と自分が見た情報は違いがありますからね。

　第八章＿終

【うしつぎの感想】

貂

「このギーヴって、女目当てで王様についていこうってのか？

　最低だ。」

お前が一番それをいうな━━━━(｀◇´*)━━━━!!　　　

  証拠は↓です。

「あんた王様だろ？　ってことは大金持ちだ！」

キングダム第一期アニメ＿第三話参照

(;´Д⊂　ギーヴに劣らぬ下心満載ちゃんが今では・・・。

悪が正義となり、正義が悪となる。人生は精進したものの価値（勝ち）よのう…。