決着
キングダム第432話
#「夕暮れの決着」
貂の防壁で包雷が完成した。 尚鹿、飛信隊に戎翟軍の攻撃をこらえさせる。もう少し耐えれば総司令の刃が戎翟公に届くと兵達を鼓舞する。 それに呼応する昌平君は一撃必殺の好機は今しかない、戎翟公を仕留めるぞと檄を飛ばし、ここ一番に兵の士気をさらに上げた。
戎翟オワタ┗(^o^ )┓三 側近たちは公を逃がそうと左右後ろへと奪取を促すが、戎翟公はもう逃げられないと分かっていた。左右は壁があり、後ろに逃げれば背を討たれる。公は戎翟の王は常に最強の男が成ると口にした後、お前たちは王を信じるかと兵達にあえて問う。兵たちは応の答えを発する。 兵が尚も自分を信じ、士気が落ちていないのを確認した戎翟公は活路は前だと逆に昌平君軍に突撃をかけた。
突撃してきた戎翟公軍。 蒙毅は包雷の弱点が前方ですれ違いに突破するのかと思う。同時に我等を突破できるのかとその無謀さを思う。それと同じ思いを介億も抱くが、昌平君は蛮勇で追う手間が省けたと気にしなかった。主の確固たる自信に介億は心置きなく暴れる。
戎翟軍が奮戦するもその刃は敵軍を突破できない。昌平君にも近寄るが介億、壁がそれを阻む。 それを見る戎翟公ワテギは重臣の一人に儂が倒れたら何としても此処から生き延びよと最後の命令を与える。これから百年、恨みを絶やさず戎翟の血が滾る様にと言うと、目の前まで来た昌平君と一騎打ちに挑む。 重臣の一人が公の名を叫ぶが…。
┗(^o^)┛パーン 昌平君の出鼻小手、面の連続攻撃キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 戎翟公の右手を切り落とし、返す刀で首を刎ね飛ばす。公の死を見た戎翟軍は涙を流す。それは咸陽の中から信が外に出たのと同時で、昌平君は介億に戎翟公の首を預ける。
介億が公の首を矛で掲げる。反乱軍首謀者・戎翟公の首を昌平君が討ち取ったと敵味方に宣言した。 それを聞いた貂や尚鹿たちと共に秦軍の勝鬨が戦場に響き渡ったのだった。
( ´・ω・`)もう少しもつれると思ったんだけどなぁ。。。
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