忠武
#「シンドゥラの黒豹」感想
ガーディーヴィ第一王子の宰相は信頼できる部下・ジャスワントをラジェンドラ軍に紛れ込ませる。そのラジェンドラはパルス軍を利用しようとする。 アルスラーン達はその思惑に気付くが、軍師ナルサスはその申し出をあえて受けるようにと進言し、殿下は採用する。
クジャラート城に案内役としてジャスワントが選ばれる。 ナルサスは間者がいることも計算して和戦両面でクジャラート城から兵をおびき出してこれを撃つ。クジャラート城は陥落しパルス軍とラジェンドラ軍が抑える。 三日で要衝の城を抑えられたガーディーヴィ王子は焦るが、戦象部隊と兵の多さで尚も戦意を保った。
アルスラーンは自分が何者であるかと一人悩んでいたが、ダリューンの忠誠の言葉で自分を取り戻すのだった。
嘗て私もナルサスのように
殿に食料、兵士、軍費を同盟者に申し出るように言ったっけ。相手の信用度を計ることも兼ねてだけどね。
結局、向こう側が渋ったので体のいい開戦口実を引き出せたよ。
ダリューンは忠誠を捧げられる主がいて羨ましいな。
ジャススワントよ、早く儂を見習うのだ。
(儂なんか時代に名をはせる程の実力あったのに主がバカ王のせいで流転の生涯よ)
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コメント
諸葛鳳雛殿、コメント万歳であります。
>ジャスワントは斬られるのかと思いきやアルスラーンが解放してしまいました。
策に長じている軍師がいるから主は仁義を布くことができる。知略はあくまで人を生かすためのものだと痛感させられました。
>対するヒルメスは曹操かな、戦上手だし。
つД`)・゚・。・゚゚・*:.。 ヒルメスがそれに気づいていれば絶対にパルス王になってましたよ(涙)。
投稿: うしつぎ | 2015年10月 3日 (土) 20時29分
こんにちは。
ジャスワントの計をナルサスは読んでいましたね。
裏をかいたつもりが逆にかかれていた。
ジャスワントは斬られるのかと思いきや
アルスラーンが解放してしまいました。
あそこで斬っておいたほうがいいと思うのですが・・・
アルスラーンはパルス王家の血を引いていないと。
それで父母が冷たかったんですね。
アルスラーンは劉備に似てますね。
仁徳で人をひきつけるタイプ。
対するヒルメスは曹操かな、戦上手だし。
投稿: 諸葛鳳雛 | 2015年10月 3日 (土) 17時10分