吉報呆報
#「暗殺の首謀者」
∑q|゚Д゚|p 春申君、暗殺される!!! 楚国の大黒柱にして戦国四君最後の一人が消える。その葬儀には先王よりも参列者が多く、媧燐もその葬儀を眺める。更に参列する者が後を絶たず、前線から項翼や白麗も駆けつける。 二人が葬儀に出ようとするが葬儀に参加する予定にないとして役人から取り押さえられる。 それでも尚、項翼はなんであんたが死んじまったんだと国の支柱が折れる衝撃と不安が混じって叫ぶ。 どえらいことになっちまったなぁ、この国もと媧燐もさすがにこの大事件の影響を思わずにはいられなかった。
つ( ゚Д゚)y─┛~~旦~~事の由来は…
孝烈王の死去。 楚国を春申君と共に支えてきた王が亡くなった。秦の人質時代からずっと一緒だった王の死は、雨の中でずぶ濡れになるほどに春申君の心に寂寥感を占めさせた。部下が車を出すと声をかける。門の外に出ようとしたその時、横と背後から刺客が襲い掛かった。護衛もなかった春申君は刺殺される。死ぬ間際、側にいる男に目をむけてり・え・んと呟き、息絶えた。 楚国の双頭がわずか数日でもげてしまったのだった。
媧燐の解説。副官バミュウと共に車を走らせる。後に項翼と白麗が続く。媧燐は二人に春申君がなぜ死んだのかその理由を語って聞かせる。
新王が春申君の息子である。 媧燐の言葉に仰天し思わず声を挙げる。声がでかいと媧燐がたしなめつつ、話を続ける。 先王(孝烈王)にはなかなか子が出来なかったがようやく二年前に子が出来た。項翼もそれは国を挙げて祝っていたのでそれを知っている。
しかし、媧燐は産んだ王の后は春申君の愛妾だった女が身籠ったまま王宮に上がっていたのだと。 この話に白麗はそれでは楚王代々の正統な血脈はと恐る恐る聞くと、媧燐はあっさり途絶えると言い切った。
楚王の血が途絶え、楚国は春申君とその子を産んだ女性の家のものになるはずだった。 だが、その女性には李園という兄がいて、そいつが春申君を暗殺したのだと。これで楚国は李園の手中になるのだと。
そんなことが許されるわけがねぇと怒りまくる項翼。 それは媧燐も一応思っていることで、今後の事をある人物と話に行くのだと言う。特別に連れて行ってやると媧燐は二人に言うが、もしもの場合はそいつを殺せと命じる。その人物とは…
久しぶりじゃのお、媧燐大将軍と相変わらずのオーラを放ちまくって挨拶する。 両脇にはもちろんのこと、四天王の姜燕と介子坊が控える。 中華十弓の現役を目の当たりにする白麗は緊張し、介子坊の強面にバミュウは震える。
つまらん話であったらタダではおかんぞと媧燐も返す。廉頗も分かっておると答える。
今後の事について廉頗から切り出す。孝烈王、春申君が倒れて楚国は舵取りがいなくなった船、このままだと本当に転覆するぞと言う。廉頗にまで話が漏れていると媧燐は重大事が隠しきれないことに危うさを覚える。 居候の癖に他人事とぼやく媧燐に廉頗は儂が趙の現役ならば魏と和を結び、楚国に侵攻して取れるだけの地を取ると言い放つ。
そこにそうなる前に楚を立て直さねばならないと横から口をはさむ男がいた。その男は孝烈王の代よりもさらに強い楚国になるためにと言う。 媧燐はていうーか、誰お前と邪魔げにその男に吹っ掛ける。 廉頗と私と同じ場にいるとは何だ、側近とでも言うならと場違いだとあからさまに毒つく。 だが廉頗は用があるのはこの男だと言う。それも乱れている宮廷からの使者と言われ、媧燐は改めてその男を見る。
こちらの目をまっすぐ見かえすその男を一応評価するが、私は宮廷とかでブヒブヒやっているブタ共が大嫌いなんだと言う。 それを聞いた男は私も武将の類の人間が心底嫌いだと負けずにやり返す。しかし、それでも私はそなたに頭を下げなければならないと言う。国内では第二将にして南方の三十万を動かす貴殿の力が必要だと。 項翼、白麗は三十万の数字に、バミュウは密かに隠していた事実に驚く。
私と共に宰相の席に座り、新しい大国・楚の土台を築いてくれとその男は媧燐の前で頭を下げて頼む。 宰相、共にとバミュウ達が仰天する中、当の媧燐はてめぇかよとその男の正体にたどり着く。
見透かしたようにその男は名乗る。ああ、私が春申君を殺した李園だと。
(。・ω・)ノ゙ 春申君の一件が呂不韋パパ説に影響があるとは成程なぁと思いましたわ。♪
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