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動く

#447「総大将動く」

(lll゚Д゚) 飛信隊の失敗で情勢が動き出す。

 羌瘣たちは黒羊の中に集落を発見した。 黒羊はただの樹海地帯ではなかった。斥候部隊の部下たちの忠告を退け、羌瘣は戦の警告をしに集落に下りていく。 目にした光景が壊れるのを嫌う羌瘣はこの戦いが複雑なものになると心中の信に話す。部下の黄丙に本隊に集落の存在を知らせるように命じる。 その頃の信はちょうど作戦を失敗していた。

 その頃に趙軍が動く。 紀彗副将のご活躍で事が簡単に済みそうと慶舎副将・岳嬰が調子よくしゃべる。 調子がいいぞと同じ副将・金毛が注意する。 背丈が低いのに視界が良いのにも感謝といかつい兜をかぶる岳嬰は話を止めない。
 慶舎もいきなり大いなる武功を挙げたと紀彗を褒める。紀彗は謙虚に劉冬、馬呈の手柄と答える。中央の丘を目の前にした慶舎は、この丘が此度の戦の勝敗を左右する黒羊最大の丘だと幕僚に話す。 左に憂いなく、右だけ警戒して前進を軍に命じる。 我々が先に占拠するために。

 桓騎将軍が動き出す! 秦軍左翼が行軍中。その中に尾平、慶がいる。急ぎ足で行軍して疲れる尾平が隣にいる桓騎軍の巴印にいつも桓騎軍の行軍はこんな早いのかと問う。巴印はいつものこんなに飛ばさない、今回が特別だと答える。尾平がさらに聞くと、巴印は今回の作戦はまず雷土軍が先行して突っ走って、中央丘より奥に前線を作るからと説明する。 尾平はじゃあ俺らは雷土軍なんですかときくと、そうだと言われる。

 遠くのおっかない大将、左目あたりに墨を入れている雷土を見る尾平。おっかないという尾平に巴印がおっかないし、強い、お頭があの人の一家を取り込むに相当苦労したらしいからと話す。 言っている意味が分からない尾平に巴印が教えてくれる。

 今は桓騎軍として一つにまとまっているが、もともとは別々の野党団だった。それをお頭がつぶしたり説得しながら傘下に取り込んでこんだけでかくなったのだと。 すげえと尾平が褒める。俺らはその中でも一番やばい雷土軍にいるのかと慶が言う。巴印がそうだというも、だがもっとやばい集団は実はほかに二つあるのだと話す。隣の仲間が余計なこと教えんなよと横から一言、口を挟む。巴印が尾平に話してくれる。

  • ゼノウ一家; 北で猛威を振るっていた野党団。戦狂いで桓騎軍中最強の武力を持つ。一家の長・ゼノウは手づかみで大牛の首をねじ切る怪力の大男で蒙武より一回りでかい。 獰猛で殺気立っているため、気に食わなければ味方でもバンバン殺してしまう。
  • 砂鬼一家; 灰面集団。桓騎軍で一番残虐な集団で生きた人間を尻から口まで木を刺し込んで喜ぶ完全にイッている集団。桓騎兵は中華一の不運は砂鬼にとっ捕まることだと思っている。

 自分たちの左と後ろが一番やばいと知り、尾平は仲間に後ろと左に気を付けながら進む。慶がたまらずにこの一戦が終われば本当に飛信隊に戻してもらえるんだよなときく。尾平は酔っていまいち憶えてねえが確かそう言われたと答える。 考えながら行軍していると…、

 後ろから桓騎将軍がやってきた。 将軍がここまでやってきたので尾平や巴印たちは驚く。 桓騎はお前らは雷土の二列目と確認すると、傍にいる化粧の騎兵にもう一つ左だなと話す。 巴印が何かあったんすか、わざわざこんな所にときく。桓騎はいやちょっとなと言葉を濁すが化粧の騎兵・ リン玉は右の下僕が早くもしくじりやがったと言う。 すぐに桓騎とリン玉はさらに左の林に消えていくが、尾平に不安が広がっていく。
 左に来た桓騎はゼノウ一家の兵たちから吠えられるが、邪魔だと剣を抜いて斬りながら前に進む。仰天するほど驚き、斬っちゃだめでしょぉおおとリン玉が叫ぶが聞かない。 おかげで他のゼノウ一家の兵たちに襲われる。  桓騎は長のゼノウの横まで近づく。相変わらずだと切り出し、早速仕事だと話す。 お前の“力”で盤上を叩き潰して来いと言うのだった。

Photo~(°°;)))オロオロ(((;°°)~ 人偏に厘なんて漢字、調べても見当たらないのだが?

造語?
誤記??

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