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兵は基を人に求む

#458「離眼の御印」

 二日目、初日に奮闘したゼノウ、雷土軍は待機でした。 こちらからしかけるなとお頭の命令だと雷土がゼノウに話す。ゼノウの兵達が血気盛んでしきりに雷土をせっつく。せっつくと言っても罵声を浴びせているのだが…。  対する岳嬰軍も動かないため、互いに先に手を出さない戦局になった。雷土はゼノウにお前らの隊は後方に下がれ、俺たちの隊が前線に出ると言う。当然、まだ尾平たちは雷土軍にいる(笑)。
 多少は堪えているゼノウが桓騎は何を考えていると雷土に問う。雷土はお頭は何処をえぐれば敵がもだえ苦しむのかを見ていると答える。雷土の話が聞こえたゼノウ兵達は血の気が引く。 雷土はゼノウ、お前らの出番は必ず来る、その時こそが桓騎軍の勝利だと言う。

 〈〈 中央丘の争奪戦になった二日目 〉〉

 中央丘の右では摩論(五千人将・参謀)と金毛(将軍・副将)が戦う。 第三波お行きなさいと巧みに兵を操る摩論と盗賊風情に正義の鉄槌を示せと兵を鼓舞していく金毛は共に譲らずに一進一退であった。⇒摩論の扇はなんの羽なのだろう?

 ;:゙;`(゚∀゚)`;:゙ だが、中央丘の左では桓騎軍が押し込んでいた

 桓騎軍は副将の黒桜五千人将が臨機応変に兵を動かして自軍を優勢に導いていた。下品な部下の声に唾を飛ばすなと鉄拳制裁したり、顔がかわいい部下には援軍を送る等の容姿には厳しいが…。 対する紀彗軍の海剛将軍は盗賊と侮っていたらたちまち押し込まれて苦境に立たされた。 部下から紀彗様に援軍を頼まれてはと助言を受けるが、紀彗様の手を煩わせるわけにいかないと却下する。 予備隊を出すことにした。

 さらに前進する黒桜に飛信隊が前線を突破したと急報が入る。 期待していなかった小僧の軍が主力級の軍を撃退したかと評価し、同時に下の憂いはいよいよなくなったと判断する。
 黒桜はさらに対する敵将の首級まで取ろうと自軍を再編成にかかる。攻撃主体に切り替え、自分も前線に出ようとする。 頭が攻撃に出ると部下たちも滾りだし、黒桜も息をつく間も与えるなと檄を飛ばす。

 しかし、突如に銅鑼の音が戦場に鳴り響く。 黒桜も思わず動きを止める。⇒((・(ェ)・;))これって流伊平野の戦いでも見たような気が。。。

鳴り響く銅鑼の音と共に「離」の旗を持った将軍・紀彗様が戦場に姿を現す。

紀彗様キタ━━キタ━━(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)キタ━━━━!!!!!!キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!

ぅぉぉぉーヽ(゚ω゚ )ノヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノぅぉぉぉーヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノ ぅぉぉぉー\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/(  ̄^ ̄)ゞ紀彗様ラジャ(  ̄^ ̄)ゞ紀彗様(  ̄^ ̄)ゞ紀彗様  劣勢で士気が落ちていた趙兵達が一斉に猛りだす。 戦場が震えるほどに紀彗軍の士気が高まった。 風が変ったと黒桜は攻撃を止めて守勢に切り替える。

 その紀彗様の登場を遠くから桓騎が睨んでいた。

Photo

嘗て銅鑼の音と共に登場した玄峰も一気に戦局を変えた。

李牧も認める紀彗。その実力が遂に発揮されるのか。 

黒桜って桓騎軍における廉頗の姜燕ポジなのかな。

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