漫画は自由、アニメは不自由
漫画は自由、アニメは不自由を分けるもの。
(=゜ω゜)ノ 想像力に尽きます。
最近、アニメ作品より漫画作品の規制が強くなりつつある中で、自分は漫画を見直そうとしています。
次第に漫画は日本が作り上げて完成させた文化芸術であると思うようになってきた。
最近ではアニメと漫画を見るうちにどうもアニメに物足りなさを感じるようになった。
1.アニメは受け身の感想になりやすい。
2.漫画は想像力を掻き立てる時間がある。
3.原作が漫画のアニメ作品の場合、つまらないものはとことんつまらない。更に言えば原作漫画以上の感想を持つアニメは極少。
1.はおそらくアニメの時間が原因だと思う。TVアニメは15分、30分が主な時間帯だが一シーンを流すのが早い。そのために強烈なシーンが余計に印象に残る。対して漫画は一コマ一コマできちんと描き、それを読むため、自分のペースで話を組み立てて想像力を掻き立てることが出来る。つまり、アニメより漫画の方が作品に対して感情移入する部分が多い。
2.はアニメより漫画の方が自分でストーリーを描く。アニメは動く故に見せられるだけになるが、漫画は動かないが、動かすお話である。故に紙芝居の進化型が漫画であるので、めくるたびに自分の作品に対する予想イメージを以って作品を楽しみ思考できると思われる。
3.は人間の情報受信スピードだ。所詮は人間の全世代平均の情報受信(分析)スピードは漫画が一番適しているのではないかと思う。これは推測なのだが、一番人気があるアニメにほとんどがほのぼのとしているお話や日常生活、激情をぶちまける王道的な作品が犇いているのもそれが理由かもしれない。
すなわち、情報を受信理解できるゆるやかなスピードと印象に残りやすい刺激シーンが多いからだ。
更に言えば漫画の人気作品にはジャンルにあまり偏りがない。これも漫画が人が受信できる早さに無関係で、作品の中身そのものに触れていけることが最たるものだろう。
身も蓋もないことをいえば、アニメ作品の人気は中身云々というよりこの受信スピードが大きく影響しているのではないかと思う。要するに作品の中身より如何に視聴者に多く受信しやすいものを盛り込んでいるかがヒットに大きく響くと思うのだ。現に人気が出てきている劇場版アニメにはたっぷり時間があるために視聴者が受信できる時間が多めに取れているためなのだろう。
漫画は想像力を掻き立てる時間が多いが、アニメには少なすぎる。
(`◇´*)故に人の影響を考えるならば、
漫画に規制は不要だが、アニメには必要だ!
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