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さよならを告げるもの

#472「狩人の落日」

 一騎打ちの初手は慶舎の豪刀。 慶舎の諸手の一刀が信を吹っ飛ばす。顔の左が切られた信。それを見る飛信隊の面々はなんであんなきゃしゃな体からと驚く。

 しかし、信は驚きはしなかった。こちらは六将の席を狙ってるように趙で三大天を狙うお前の刃が軽いわけがないのだ。無表情を決め込んでいるが熱いものをもっていると慶舎が本者と認める信。上等だ、ぶっ倒すと吼えて一騎打ちを再開する。⇒ ( ̄▽ ̄) こういう点は麃公将軍と似てきたなぁ。。

 その比類なきよい目で一騎打ちを見る貂も慶舎を評価する。合従軍との戦いでも趙軍の実質の将は慶舎だった。今の趙軍を見渡しても五指に入る程の将軍、三大天の三人目に最も近いというのも頷ける。
 だからこそ討ち取れば趙軍に計り知れない打撃、この軍略の要地「黒羊」を取れれば最大の武功になる。 不安と期待の大きさに貂と部下たちが震える。

 一方で羌瘣と劉冬の戦いが佳境に入っていた。 化け物と敵から言わしめるほどに、羌瘣はたった一人で劉冬配下の離眼兵を一掃してしまっていた。
 手負い同士の戦いは激しさを増す。侵略者共に黒羊を抜かせぬと悲愴の角度で戦う劉冬。そんな叫びに侵略者共ではない、飛信隊だと羌瘣は言い返す。心の旗を掲げる羌瘣は信の勝利を待ちつつ、尚も戦う。⇒ (´;ω;`)ウウ・・・ この手の複雑さは二期アニメの渕さんとのやり取りが思い出してしまうわぁ。
 

 一進一退の信と慶舎の一騎打ち。 慶舎が信の首を斬りつける。顔と首筋を斬られ、それでも戦う信の刀は衰えない。 

 一進一退の攻防の最中、慶舎隊の援軍が迫る。気づいた飛信隊が隊長・信に援軍が来ると声をかける。 わかってらぁと吼えた信は慶舎の剣の上から斬りつける。慶舎は防ぎきれずに左から袈裟懸けに斬られた。 

 驚く慶舎隊が一騎打ちの場に駆け付けるが、飛信隊もそれを防ぐ。しかし、一騎だけ食い止めきれずに信の前に立ちふさがってしまう。 信はなんとか斬りはがすが…。 このままでは囲まれると飛信隊も、勝負を急ぐ信にも焦りが出る。 那貴は退路を確保すべく部下を動かす。
                  

( ´・ω・`) 李牧と信の二度目の会見の際にも慶舎将軍は従軍してたのですね。 激しく戦いながら慶舎は思いが巡る。 思い出す。

 李牧様と同じようにこの男のことはずっと見てきていた。その成長も注視してきた。しかし、この男は想定していた姿よりもはるかに大きい。慶舎は自分の描く像とのずれに気付く。 いつの間にこれほどの成長を…。 猛然と戦う信の姿が大きく映る慶舎。その隙に慶舎の手が遅れた。

 己…、今度はこちらが凶と―  慶舎と信の剣が同時に振られる。 勝ったのは信の剣、慶舎の右肩から胸まで深々と斬り込まれる。

 その光景を見た貂の目に涙が浮かぶ。一同の驚愕の次に、飛信隊から喚声が上がったのだった。

Photo

 ∑(=゚ω゚=;) 一騎打ち始めてたった一話分で討ち取ったのか!! 

輪虎の時はあれだけ話数かかったんだが。。。

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