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決着

#483「勝敗の夜ふけ」        

黒羊戦五日目午後

 桓騎はマジで俺らだけで中央丘を取れって言ってるのかと信がぼやく。 那貴は飛信隊だけじゃない、他の桓騎兵もふせてあると答える。 不満な信はそれでもたいした兵じゃない、大半は黒羊を離れていったぞと続ける。 副長・渕は秦の声が大きいとたしなめる。

 中央丘を占拠した趙兵の大半が丘から降りてくるとの桓騎の読みに不安を持つ信。貂も同様だった。 普通に考えればそんなバカな真似はと言う信だったが…。

 ( Д) ゚ ゚ 中央丘から紀彗達が降りて行った。。。。!!!  まさかの趙兵の行動に驚く信。離眼兵が降りるのを見た羌瘣は、斃した劉冬の前でお前たちが恐れるような悲劇は起こさないと誓った言葉を思い出して苦悩する。

 趙軍の半数の兵が抜けた。 すぐに行動を起こす秦軍。

 樹海内に伏していた秦軍が一斉に中央丘に攻撃を開始した。残っていた慶舎軍が応戦する。 

 序盤は高低差と砦を活かした趙軍が大いにこれを返り討った。しかし…、

 最終的には砦を突破したゼノウ隊と飛信隊によって敗れ去った。金毛は踏みとどまろうとする岳嬰を強引に下がらせ、共に黒羊から撤退する。 

 黒羊戦が秦軍の完全勝利になった!

やっと終わったわぁああ(_´Д`)ノ~~

 離眼に向かってた桓騎が小部隊をいくつか散らしてから中央丘に戻ってきた。勝利の凱旋で桓騎兵たちはお頭を大歓迎する。 同時に桓騎の小部隊を蹴散らした紀彗たちが離眼城に入った。 
 中央丘で大歓迎を受ける桓騎。その様を横で見た信は、戦開始前に桓騎から言われた言葉を思い出していた。 ‟いい機会だ、ここで大人の戦い方を覚えていけ”

 勝敗分析

 中央丘で女づれで喜ぶ桓騎兵たちに舌打ちする飛信隊。 軍師の河了貂が桓騎のとんでもなさについて信たちに語る。

 信が慶舎を討とうとした頃に桓騎は目標を丘から紀彗に切り替えた。そして、捕虜を特別な拷問係に命じて紀彗の過去を全て聞き出す。 丘の攻略で軍略家なら膠着状態になるのを桓騎は村人の死体で紀彗を脅して丘から引きずり下ろし、黒羊戦を勝利を導いた。

 軍略でも戦術でもない、昌平君でも李牧でも真似できない、真似しようとも思わない。紀彗が離眼を守るために丘を降りるなんて賭、戦は遊びじゃない。 報告しつつ勝利のデカさと予想範囲外の桓騎の姿に貂は震える。

 那貴はだが真似できない分、圧倒的な勝ち方をするのもお頭ならではだと反論する。丘を取ってからの砦化も大事なのに、お頭は趙軍にそれをまんまとやらせてから完全に近い状態で手に入れたと答える。 尾平もそれに気づき驚く。

 貂は更に何より数だと言う。消耗戦になるはずだった戦死者の数が開戦前の予想の半分以下だったと。 半分以下と聞いて信も驚く。 大戦略家が出せる以上の結果に信はあんなふざけたヤロォが李牧以上だと言うのか、あいつは一体何者なのだと驚きを隠せない。 

Photo(=゚ω゚)ノ o(_ _)oペコッ 
 4クールにわたる黒羊戦、お疲れ様でした。

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