« たつ | トップページ | 信長の忍び »

国を人口&労働力の集まりと見做す下愚共を『キングダム』が論破 【後篇】  前篇はとっくに書いたわ(怒)!

#494「地下牢の賢人」

φo(゚Д゚)っ前篇!!!

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。゜°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

shadow蔡択の葬儀

 昭王の世から秦国の外交を担ってきた老臣の葬儀は国葬並みであった。蔡択の死を悼む秦人は屋敷に収まらないほど多かった。 それを見ている肆氏と昌文君。

 蔡択の葬儀には六国全てから弔辞が届けられ、長年出向されていた燕国とは同盟の段取りも済ませてあった。⇒ ((・(ェ)・;))後にやらかした人質王子さんがアップを始めた模様です(笑) これまでの功績に加え、秦国のために最後まで置き土産をしていった蔡択に肆氏も敵対していた呂氏四柱の一人とはいえ立派な国士であったと讃える。
 昌文君は本当に大きな置き土産はやはり斉王と大王様の直接会談だったと言う。蔡択様は自分の死期を悟って何とか言切れる前に強引にでも斉王と大王様を引き合わせたのだと。そして…中華の絵図をお示し下された。。。 

 〈‟法”に民を治めさせる〉 昌文君は大王様の言葉を思い出し、欄干を握りしめる。 仲間の挙動に肆氏が違和感を覚え、どうしたときく。 昌文君は肆氏にお前は憎々しい奴だが文官の才能と経験は儂よりはるかに上だと話す。憎々しいは今必要だったのかと流石に肆氏はツッコむ。 改めて昌文君は肆氏に問う。

 ‟法”についてお前が秦国内で第一人者という認識であっているか?と。 即答で肆氏はあっていると言う。 
 が、肆氏はそう言いたいが大間違いだと否定する。分かっていと言いたげに昌文君はやはり…奴かと言う。 肆氏も暫し黙した上でああと昌文君と同一人物を肯定する。

❝法の番人❞の異名は伊達ではない。 肆氏も昌文君もその人物のみ該当者であることに忌々しく思うのだった。

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

そして、昌文君は咸陽内の某所(地下牢)にやってきた。 左丞相直々の来訪に驚く番兵達。昌文君は非公式だからほかに漏らすなと言い、地下の見張りも外に出せと命じる。自分でその該当者と話をするために…。

奴こそ‟法”の化物―李斯 地下牢内で昌文君は顔を合わせる。

 何の用だ、こんな汚物臭のする地下牢など丞相の来る所ではないぞと李斯は言う。蔡択様が亡くなられたと昌文君は告げる。 聞いていると答えた李斯。だが、昌文君が去らないので用が済んだら失せろ、貴様が思っているほど俺は暇ではないと机に向かう。 李斯の周りには沢山の木簡が積み上げられているbook
 それに気づいた昌文君が何をしていると問う。 李斯はもはや呂氏四柱の立場は消えた、今の俺は純粋なただの‟法家”だと答える。pencilmemo法家とは法学書を読み新しき法の草案を考えるものだと。 
 昌文君はその新法を施す日がお前に来るとでも思っているのかと言う。 それに李斯は俺に来ずともよい、俺やお前が死んでも法は成長を遂げながら生き続ける。法とはそういうものだと筆を休めずに答える。

 李斯のその姿勢を見た昌文君は蔡択様は最後に儂に 新しい宿題 を置いて行かれたと話し始める。李斯にも聞こえる。
 蔡択様はおそらくあの会談が ああいう話 になると予言しておられた。だからあの場に昌平君ではなくこの儂を留めて話を聞かせたのだと。 何の話だと李斯が思わず問う。 

 昌文君は‟法”の話だ、秦は六国制覇した後、‟法”が支配者となり全中華を治める法治国家を作り上げる! と李斯に告げる。 
 全中華を治める法治国家―暫し考えて李斯が蔡択様がそう言われたのかと逆に問う。昌文君の答えは否、大王様だと。 呂氏派の蔡択様でなく大王直々の答えだと知り、李斯の胸中は瞬間驚愕する。

 大王様がおっしゃることが大いなる‟答え”であることは分かると言うも、昌文君はその中華を治める‟法”がどういうものか、いくら考えても儂にはその片鱗すら見えてこぬと弱音を吐く。⇒つД`)・゚・。・゚゚・*:.。丞相になっても無力感を吐く昌文君(涙)
 その弱音にだろうなと李斯は言葉を返す。中華を一国とした法治国家、それは法家の神髄に触れているのだから。お前如きの理解が届く所にはないのだと。 
 無能の態を突かれる昌文君は歯ぎしりするが、それでも李斯にお前には中華を治める‟法”がどういうものかと問う。 李斯は見る、ぼんやりとだがと答えた。 昌文君はならばそれを言ってみろ、ぼんやりとでもいいと躍起になって言う。 
 李斯はお前にそれを教える義理があるのかと言うが、昌文君はないが教えろと食い下がる。先ほど、自分でもう純粋な法家だと申していただろうがと引き下がらない。

 やけにしつこいなと思ったのか、根負けした感で李斯は筆をおいて嘗ての政敵に全中華の‟法”について話し始める。

K004_38―中華を統一できたと仮定し

そこで単純に国民が増えたという認識で法作りに入ると大失敗に終わる

何故だかわかるかと李斯が昌文君に問いかける。

昌文君は戸惑いつつも、それは新しく増える国民がそれまで戦っていた敵国の人間だからだと答える。

 しかし、違うと恨みの問題でないと李斯は言う。 それは文化形成が違うから だと。

Photo

移民受け入れ賛成の人々よ、人口減を移民で補おうとする方々よ、よく聴講せよ!!! ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`Д゚)・;

国家にとって移民の門戸受け入れが厳しくなるのは当然なのだ。 

 文化形成の言葉に昌文君は早速わからなくなる。 李斯は話を続ける。

 六国それぞれに文字も違えば量りも違う。貨幣も違えば思想も違う。 思想までが問題になることまで昌文君は気づかなかった。
 特に中原〔韓・魏・趙〕の儒家思想は厄介だ。中原では法よりも上に儒家思想がくる。つまり、本当の法治国家にするのなら、‟法”と‟思想”の戦い‟、法家”と‟儒家思想”の戦いが勃発する。 

Photo(☆_☆)正に!!! 

pen今でも移民を受け入れてきた欧米、殊にEU諸国家で移民の受け入れが大問題ですが、法と思想の戦いを甘く見たと言っても過言ではないのですわ。  

 黙って聞く昌文君。少し話が大きくなったと思い、李斯が苦笑しそこに終始すると他に足元をすくわれる。儒家も数ある障壁の一つに過ぎないと言う。 とにかく中華を治める法とはこれ程にバラバラの異文化を持つ六国の人間達を一つにするものでなければならぬと李斯は簡単にまとめる。 

 そして、逆に李斯は昌文君に一つ問う。

‟法”とは何だ?  言ってみろと逆に問い返された昌文君はちょっとの間、考えた後に‟法”とは刑罰を以て人を律し治めるものだと弱弱しくも答える。

 だが、李斯は馬鹿なと吐き捨てる。刑罰とは手段であって法の正体ではない と一喝する。 やはり分からない昌文君はで、では法とは何なのだと聞く。法家の李斯は一呼吸、瞑目してからその回答を告げる。

K004_38‟法”とは願い! 

国家がその国民に望む人間の在り方の理想を形にしたものだ!

統一後、この全中華の人間にどうあって欲しいのか。どう生きて欲しいのか。どこに向かって欲しいのか。それをしっかりと思い描け!

それができればそこから自ずと法の形が見えてくる と李斯は語る。 

 これが‟法の番人”李斯―昌文君は李斯に圧倒される。 李斯が無論、その先が大変なのだがまずはそこからだと話し続けるが、傍の昌文君の変化に気付かない。 

分かっていた。。。。やはりそうだったと昌文君は理解する。気概をもってやれ、愚かな法は国民に不幸を撒き散らすぞ と言って李斯は筆を執るが、横の昌文君の異変に気付く。

m(.><.)m蔡択様があの場に儂を同席させた理由は儂に気付かせるためだった。統一後の世のためにはこの男の力が必要だと!! 昌文君は囚人の李斯に向かって土下座する。そして、頼む、お前の力を貸してくれと懇願するのだった。

Photo

||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ|| 滾るお話でございました!!!! 

(*゚▽゚)ノ確かに中原では孔子の門弟達が活躍してましたから儒家思想が浸透していたでしょうし、斉でも儒家思想は広がっているでしょうからね。

  ♪(o ̄∇ ̄)/

移民を受け入れるにはどこから手を付けなくばならぬのかについても。

|

« たつ | トップページ | 信長の忍び »

趣味」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/504963/64414737

この記事へのトラックバック一覧です: 国を人口&労働力の集まりと見做す下愚共を『キングダム』が論破 【後篇】  前篇はとっくに書いたわ(怒)!:

« たつ | トップページ | 信長の忍び »