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さよならを告げるもの

#508「山民族の剣」

バジオウが鳥加族らと遂に城壁の上に登った。その異形の姿に趙兵達が固唾をのむ。行けと口にする楊端和に遂に始まると信と貂が観る中でバジオウが腰の双剣を掴む。 殺せぇと城兵が命じた。それが最後の合図だった。

 敵に突っ込んだバジオウは瞬く間に十人を血祭りにあげた。密集する中に飛び込むバジオウは趙兵を斬りまくる。城兵は密集し過ぎて逆に動きが取れずに死んでいった。 バジオウは飛び上がって次の獲物を狩っていく。 バジオウ一人だけと分かった城兵たちは盾で囲んで潰そうとする。だが、バジオウは飛び上がると強烈な飛び蹴りを敵の盾に叩き込む。 山民族屈指の戦士の蹴りが盾を穿ち、衝撃は盾の後ろにいる兵達の頭を挟みつぶすほどだった。盾の壁は一斉に倒され、バジオウの無双は止まらない。 城外からでも分かるバジオウの活躍に信は流石と大喜び、貂はあれ一人で戦ってんのかと驚嘆する。⇒ (o^-^o)バジオウは信にとっても特別な存在だからうれしいんだろうな

 拠点ができて山民族の兵が続き城壁に登ってきた。それを見た信と貂が動き出す。隊の下に戻るのかと端和がきく。その通りで、いよいよ飛信隊も動く。突撃の前線は楚水が指揮の下で干斗ら新兵達が準備していた。

 蛮族共にこれ以上入らせぬ、食い止めると抵抗する城兵たちだが山民族たちは易々と城壁の裏まで侵入する。バジオウは地多族に城門の開閉部屋を探すように命じる。 地多族が城壁や地面を鼻で嗅ぎまわる。やがて、秘密の部屋の入り口を見つけた彼らは城門の開閉部屋にたどり着く。 そこで邪魔者を容易く排除すると、開閉装置を動かして遂に列尾城の城門を開けることに成功した。簡単に城門が開いて驚く城兵たち。

 【 列尾城攻略戦第三段階 】

 飛信隊が列尾城に突入する! 王翦軍にも早い突入に驚きの声が挙がる。楽華隊でも副長の爺が一つ梯子がかかってから城門開けまでの速さに驚愕する。蒙恬でさえ信じられないくらい早いと汗をかく。

突入した飛信隊。敵が流石にしっかりと待ちかまえられていると楚水は気づき、皆に気合を入れねば返り討ちにあうと言う。

 新兵の干斗達も戦っていた。だが殺気渦巻く初めての戦場に正気でいられない。干斗は伍を乱すな、訓練通りにやればいいと言いながら正気を保とうとする。 横の仲間は恐怖で震えだし、向こう側では早くも隣村の寿が殺された。 遂に耐え切れずぶ仲間の魯平が伍から飛び出し、哀れにもあっさり首を斬られてしまう。 仲間が死んでへたり込んだ干斗ら。 誰かがぼぉっとするなと干斗らを叱咤するが、気付く前に敵に襲われ伍長の黄が殺されてしまった。 伍がバラバラにされ干斗は槍も見失う。 敵兵たちは若いと言いつつもためらわずに殺そうとする。 横で干斗の名を叫ぶ仲間も共に殺されようとしていた。 さよならをするのは…、

 殺そうとした趙兵たちだった。 うちの期待の新人達をいじめるなよと崇源歩兵長の組が助けに来た。 へたり込む干斗にそれとも期待外れだったかと一言添える。 あれほど伍を崩すなと言ったがと崇源が言うと、干斗が魯平の奴がと言い訳する。
 しかし、崇源は言い訳を認めない。お前らみたいなはねっ返りは初陣で舞い上がってよくすぐ死ぬと釘をさす。 崇源は干斗たちにこの乱戦では生き残ることだけ考えて戦えとアドバイスをする。⇒ ∑(=゚ω゚=;)こういう場面を考えると、やっぱり澤さんって凄いよなって改めて思うわ。。

 部下の玄多を干斗達に付け、諏順と他を廻ろうとする崇源は二人に生き残ったら後で少しだけ褒めてやると言う。 その彼らに馬蹄が響いてきた。

 趙の騎兵隊が出てきて、田有が倒された。⇒ (*^m^) 田有さん祝・千人将出世!! 趙兵たちが雷花騎馬隊だと沸き立つ。その期待に応え、雷花騎兵隊が飛信隊を蹴散らしていく。 諏順も崇源に厄介な奴が出てきましたと言えば、干斗らはあんな化物たちをどうやって止めればいいんだと震えだす。 だが崇源は心配するなと慌てない。うちには…、

 信がいる! ご機嫌な雷花を王騎将軍の矛で一閃する。干斗達は喝采する。矛の重さをひしひしと感じる信がいる。

Photo 

(゚m゚*)信の仲間達のご披露ってところかな。

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