大河ドラマ「西郷どん」
第一話「薩摩のやっせんぼ」
第二話「立派なお侍」
第一話は西郷こと小吉と島津斉彬の出会い。
「刀二本差してふんぞり返る武士の世は終わる。」
Σ( ̄ロ ̄lll)武士の殿さまが武士否定発言もぶっ飛んでますな。
妙円寺参りの後の御礼参りで喧嘩の最中、小吉が相手から刀傷を受けてしまい、腕が上がらなくなる。剣術で身を立てようとした小吉の挫折でした。
希望を失ったところに斉彬様の野苅家場で出会い、刀で身を立てるよりもこれからは民の声を聴ける強い侍になれと志を与える。
( ̄▽ ̄)清盛も強くなれと父・忠盛に檄を飛ばされた様に、小吉は殿さまから檄をもらった。
しかし、大砲の試し打ちをしていた斉彬でしたが、おそらく戦場で持ち運べる大砲を造っていたのかな?
火力を手にしたら次にするべきは軽量化と機動化ですからね。
第二話は青年になった吉之助
重い年貢に耐え切れずに娘を売る農民を見かねてなんとかやめさせようとする吉之助。先ずは上司の井上さんが貰った賄賂を使って人買いから農家の娘を救う。
(o^-^o)この時の吉之助の機知は見事だった。
次には薩摩藩救世主にして藩政改革者の調所広郷へ直談判。定免法を止めて検見法にして年貢を軽減してくださいと頼み込む。 調所は検見法では測量の差で不正がはびこる、藩のために苦しむのも忠義と合わせて論ずる。
が、吉之助は実情と殿様の預かる民を守るのが侍の忠義とで反論する。 調所は検見法を許可する。喜ぶ吉之助だったが、広郷が一枚上手。
で広郷の思惑通りに吉之助は失敗する。たまらずに今度は斉彬頼みをするため、赤松様の所に駆け込む。 吉之助の苦しみは恤民の心だと痛いほどわかる赤松だったが、斉彬様も藩と日本の将来を見据えてこっちも上申準備中だった(大笑い)。
赤松は吉之助に農政意見書を斉彬様に出してみろと助言する。 意見書を書く吉之助。
だが、農家の娘が人買いに売られるのを見すごせず、意見書を出せなかった。 斉彬は残念だと一言。
あの手この手と上司に直談判しまくったが結局は農家の娘は売られてしまう。駄目だった。 娘一人救えない無力に吉之助は涙を落とす。 だが、娘は吉之助が立派なお侍だと言ってくれた。
(゚m゚*)報われずともきちんと分かってくれている。孔子の高弟曾参にそんなエピあったなあ。。
( ^ω^ )現場の苦しみと藩政全体の苦しみ。戦術と戦術の激突です。
(`・∞・´) 清盛以来の大河ドラマ視聴であります。 生涯最後に見る大河ドラマになるかもしれんな。感想はどうあれ一年間付き合うつもりです。
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コメント
諸葛鳳雛殿、ようやく風邪が治りかけているのでコメント返せます。
>大河ドラマは毎年見ています。
おお元気ですね。嘗ての私にもそんな時期がありました。大河が楽しみで日曜が待ち遠しい年々が。文でとどめ刺されたのですわ。長州なんか、長州なんか。。。
>斉彬さんは新型の大砲でも造っていたんでしょうかね。
おそらく戦場で持ち運べる軽量の大砲じゃないでしょうか。斉彬は「三兵戦術」翻訳書を買い取ってますし、軍事改革もやりました。「三兵戦術」の骨子は砲兵導入の戦術ですからね。
>西郷さんの弟の従道の読みが「じゅうどう」となって
いました
私が読んでいる図書でも“じゅうどう”とルビが書いてありましたよ(笑)。
投稿: うしつぎ | 2018年1月20日 (土) 07時43分
うしつぎさん、こんばんは。
大河ドラマは毎年見ています。
去年の直虎は一応最後まで見ましたがあまりおもしろく
ありませんでした。
今回の「西郷どん」はつかみはいいんじゃないですかね。
斉彬のほうが目立っている感じですけど。
斉彬さんは新型の大砲でも造っていたんでしょうかね。
ちょっと気になったのが1話の冒頭にでてきた
西郷さんの弟の従道の読みが「じゅうどう」となって
いましたが、「つぐみち」じゃないんでしょうか。
辞書にも「つぐみち」となっていましたし。
なんか細かいところが気になりました。
投稿: 諸葛鳳雛 | 2018年1月15日 (月) 23時02分