下手なところがあったらもう一度使う。そうすれば必ず立派に成し遂げるだろう。
ヘキショウグン壁将軍、犬戎王ロゾを討ち取る キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!! フィゴ王ダントがようやく漢になったではないか、人騒がせな平地の将よと彼らしく武功を称える。壁軍兵士達はもちろん、山の民たちも敵の大将を討ち取った壁に歓声で応える。
当の壁本人は虚ろな目でロゾの死体を見ていたが、やがて気を失って倒れてしまう。驚く側近達。ヘキショウグン壁将軍の歓声は尚も鳴り止まない。メラ族長キタリは本当に討ち取ったのかと意外の殊勲に驚いていた。 楊端和は微笑を浮かべる。 嘘…、まさか本当にやるとはとキタリは信じ切れずにいる。部下が汗をかく。
ロゾ王を討ち取られた犬戎族は茫然自失していた。死王の部下はこの場はもう勝利に向かうと思われますと言う。楊端和は犬戎族を見ながら問題はここからどうするかだと今後を考え始める…。
途中離脱した舜水樹は趙軍を率いて急ぎ撩陽城に戻っていた。舜は趙兵に撩陽城が襲われていると言った。楊端和が囮で潜んでいた別働隊が城を攻めていると。だが部下達は守備が少ないといえども、軍で攻めるにはあの山城・撩陽城は簡単ではありません。別働隊如きではと楽観していた…。
だが奴らはこちらが思わぬ戦い方をする。とにかく戻らねば、あの城を取られたら厄介なことになると舜は撩陽城に趙軍を急がせるのだった。
夜の明けた頃、舜水樹らが見た撩陽城は…、山の民たちに占拠されていた。 猿手族族長エンポ爺は来るのが遅かったのぉと、趙のアホウ共と城壁から趙軍をからかった。 愕然とする趙軍は撩陽城を占める別働隊の多さに驚く。舜水樹はあれは小隊となって散っていた全てが集結した数だと分かった。楊端和達の救援が少なかったこと、他の全ては撩陽城を目指していたと楊端和の策を理解した。 鄴奪還の一角が崩れてしまい、愕然とする趙軍に更に悲報が重なる。
犬戎族が背後からやってきた。 趙軍は彼らと共に撩陽城を奪還しようと言う。しかし、犬戎族の背後に楊端和達がいた。趙軍も撩陽城の仲間も驚く。楊端和の横にいた犬戎族の一人が儂から趙軍に出向こうと使者を買って出た。楊端和は許可する。
犬戎族と舜水樹が話し合う。 犬戎族は西の山界の王・楊端和に降伏して、その麾下に入ると言う。理由はロゾ王が倒された、城を失い敗れたから。舜水樹はだったら力で取り返せと言うが、撩陽城には家族がいるので殺されたくないのが理由だと。
我々が城攻めをしても山の民達は我らの家族に手を出さぬ事も分かっている。舜はだったら城攻めをしろと言うが、やらないと犬戎の一人は断る。ロゾ王の圧政と暴虐さをお前達は知っていながら無視していたと言う。 舜は痛いところを突かれて黙る。
まさかと舜の問いに犬戎は楊端和が我らが望むなら解放者になる、仲間と認めると申し出たからだと答える。舜は奴らは侵略者でお前らを一時利用するだけだと言う。犬戎はそうかも知れない、だが、楊端和は約束を反故にして支配はしない、そんな奴ならあれほど屈強な山界の多民族共を一手に吸収できるはずが無い。北の大族“匈奴”に縁を持つ貴様ならば言っている意味が分かるはずだと犬戎は説く。
ここまで戦っておいてうまくいくとは流石に思っていないが…、おそらく楊端和は我ら犬戎にとっても…、王たる王だと言う。 最後に趙軍は鄴以外の場所に退却せよ、さもなければ犬戎はお前らを敵として戦うと。
撩陽城十日目 撩陽城は山の民軍が占拠し趙軍は撩陽から離れた。 撩陽城に歓声が上がる。 真っ先に彼らは撩陽城の食料で空腹を満たす。同時に犬戎達に家族を解放した。
その姿を城壁から端和とキタリ。 今はいいと言ったが、すぐに餅を個要求するキタリ。キタリはまだ犬戎との和睦なんてまだ八つ裂きにしたい相手だと言う。楊端和は警戒はしている、今も入場を許したのはごく一部だと答える。
犬共は裏切るぞとキタリは言う。楊端和はどうだかなと、そう言っていたメラ族は今では頼りになる仲間になったと答える。死王と呼ばれているのに甘いなとキタリは去って行った趙軍の動きも見ておこうと次の戦いに備える。
その時、歓声が上がった。二人の前にボロボロのヘキショウグン壁将軍がやってきた。目が覚めたか英雄と楊端和が言う。肩を貸してもらっている壁にキタリは老人みたいによぼついていると笑う。 ➡( ̄▽ ̄)五千人将の弟もこんな光景がありましたなぁ。。。
o(*^▽^*)o 文字通り男をみせた壁さん。お見事でしたわ。
死線を越えたので壁も武功の見せ場が増えるかも知れない。
でも撩陽城が秦に奪われた以上、李牧の鄴解放作戦は大打撃だよね。。。
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