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呂不韋の先輩

2014年記

アニメでも遂に顔見世した右丞相・呂不韋。 どうやらユウジョウショウと呼ぶ方がいいらしい。SDガンダム三国伝みたいにみぎと読んだらアカンのか。。

大王様のプロフィールは概ね史実通りです。商人から一国のCEO?実質TOP?まで駆け上がったのだから半端ない人物なのは間違いない。

ちなみに宮城谷昌光氏の小説が出ている。読むのお勧め 麃公さんも登場しているからね。白老さんも出ている。が、お頭が出ていない。。

商人から一国の権力者に駆け上がったのは春秋戦国期では呂不韋を入れて数名ほど
さらに絶大な権力を保持して国威を広げたのは呂氏を入れてもたった二人。 
なので呂氏の前に誰かいた。
      

管仲夷吾。 現時点の連載では列国から不評集めた斉国の宰相だった人物。商人やっていたが、内乱やらかした斉国で宰相になって、初めて諸侯の中で盟主を掲げる。この管仲さんがお仕えしたのが斉桓公で初めて伯を周王から認められた。ようは中華の幕府を開いたのが盟主ということになった。

だから繆公が五覇と言われた五人の盟主のうちの一人らしいが幕府を開けるまでの盟主とはいえない。。。

管仲は斉を富国強兵して中華に覇を唱えさせた。商人経験者だけれど呂不韋のように強欲とは正反対で分をわきまえた方。 亡くなった後でも斉国はまだ中華で強い国であったし、後世にも管仲の名声は残り続けた。

(;´Д`A ```まあ、それだから南の呉にも叩かれたりしちゃうし、劇辛さんのお手本の方にもフルボッコされちゃったんだといえるのか。。。。

中華に初めて盟主を唱えた王と管仲
中華に初めて皇帝を唱えた王と呂不韋 後世にも政治家のお手本とされて名が残ったのは管仲だった。

(`・∞・´) パイオニアであっても最高の実力があっても名が残るには何が必要なんかなぁ。。

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