外交
2014年記
昌平君の外交
今、『キングダム』で呂氏派の中で大王様に心の権が傾いている右丞相。蒙武将軍とは無二の親友。
呂氏派四柱の一人にして秦軍全軍総司令の昌平君。
( ´・ω・`)どうもこの人って悪辣なイメージが薄い。。。策謀も卑しくない。
絶対の大王派の河了貂をちゃんと軍師学校で軍師に教育した。最初は良い駒とかいって大王派の接触に使おうとか言っていたのだが、その後の呂氏と大王派との抗争でも河了貂を人質や手駒に使ったとは無い。
手元に置いておけば使いやすいものを、特別軍師資格をちゃんと与えて卒業させてしまった。。。 今では飛信隊の軍師、よりにもよって大王派の武力の若手頭の隊に助力させてしまっている。
信を手駒に使おうとか言っていたが、使う余地すら作らない。評価は高いのは原作できっちり描いていた(一期アニメで描かれていなかったのがちょっと残念でした。二期ではそのあたりがあるのかなと期待中)
どうも知将型であるものの、根っ子は蒙武将軍みたいな純粋な武人だと思われる。
>>でも、こういう人って司馬仲達みたいな策謀家に一敗地にまみれそうな気がするんだよなぁ…。 嗚呼、そういえばゲームで司馬仲達さんの声優の人が亡くなったそうで哀悼をささげよう。
そんな昌平君だが合従軍編でもその軍才をいかんなく発揮している。
合従軍の背後に斉国と同盟を結ぶ。
遠交近攻の奥義! 遠方と同盟を結び隣国や近くの敵を攻める。大事なことは遠方に戦場を作ることで近くの敵にこちらへ力を注がせないことにある。
これとちょうど同じ外交をイギリスにも見ることが出来る。
英国侵攻作戦を準備していたフランスのナポレオン・ボナパルトに英国首相の大ピットは、遠交近攻の外交戦略によってロシア、オーストリアと同盟を結んだ。これによりナポレオンは英国侵攻の背後を突かれる恐れから、ドーバー海峡を渡らずに大陸に取って返した。
この遠交近攻があったからこそ函谷関までひきつける作戦に結び付けられた。
昌平君、大ピットよろしく遠交近攻戦略はとくに島国、海洋国家にこそふさわしい戦略でもある。
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