菊次郎がアメリカ留学を決意する。農業を学ぶ予定。 父・隆盛に髪を切ってもらう。畑仕事など薩摩や島でいくらでもやりましたと言う菊次郎。だが父は向こうの国では畑仕事も学問になっているらしい。そこで学んでみんなを腹一杯食べさせられる仕事を学んで欲しい。腹がいっぱいになれば皆が前を向いていろいろ頑張れる。嘗て斉彬から言われたことを父は子に伝えていた。。。
だが、留守預かり期間は一年以上も続いていた。。。
東京では残っていた長州派の井上も汚職が発覚していた。。。お前ら。。。
一度ならず二度目とあっては流石に西郷も無視できずに辞めさせた。 更に留守中にも不平士族の不満があるので看過できないとして西郷さんは盟約を破って仕事を進めてしまう。軍では徴兵令を進めるが、西郷のご近所さんから文句も出る。
そんな西郷さんに更に追い打ちが来る。
東京城の宮城が焼けてしまう。火事に西郷さんが自ら駆け付けて必死に防災をする。数日かけて消し止めるが家に帰った途端に
今度は西郷さんがぶっ倒れた。。。 数日後に目が覚める。そこには従道、小兵衛、熊吉が枕元にいた。➡
天子様の御殿医も来たのかな? なんとか病状は回復した。
そうこうするうちに大久保が帰国した。 だが、外交零点の大久保に皆が冷ややかである。憤懣やるかたなく大久保は西郷さんの家に行く。 大久保はイギリス、プロシアの近代化に度肝を抜かれ、一刻も早く日本も近代化を推し進めなければならないと言う。 そのためには江藤たち参議を辞めさせると言い出す。
これには西郷さんも承服できない。留守中に仕事してきた彼らを辞めさせる義はない。だが大久保はそれは吉之助さんがいたからだと抗弁する。西郷さんはそれは違う、自分だけでは出来なかったと言い返す。皆と公論して仕事をするのだと。
大久保はプロシアのビスマルクは独断で国をまとめたのだと言い張る。西郷さんはここは日本、プロシアではないと言う。 結局、物別れに終わった。
留守政府に問題が浮上した。朝鮮が新政府との関係を絶とうとしていた!その処置を討議する。
参議・板垣は無礼な朝鮮に兵を送って威嚇すべしと言う。だが、江藤はそれでは戦争になってしまうと反対する。
西郷隆盛が朝鮮との関係が険悪になれば居留民数千人が危なくなると言う。板垣はそれならばこそ兵を派遣すべしと言う。西郷は戦になったらそれこそ居留民が人質になりいよいよ命が危うくなりますと言う。正論に板垣も少し熱を下げる。
代案を西郷は三条に言う。 まずは礼節を以て使者を派遣することから始めるべきだと。もっともな意見だが江藤はそれで通ればいいが、朝鮮が使者を捕らえたり殺したりするかも知れませんと言う。 他の者もそんな危ない役目を誰が引き受けるのかと言う。 西郷は私が行きますと言った。 全員が驚き、あまりの決断に三条は震えてしまう。
その後、岩倉卿が帰国した。 すぐに参内して天子様に外交失敗を報告する。天子様は民は失意しておると一言。 ご機嫌斜めであると言われて岩倉はひれ伏してしまう。失意の岩倉は伊藤に旅籠に連れて行かれる。
旅籠では長州人達が勢揃い。辞めさせられた山縣と井上は岩倉卿に取りなしを頼む。だが、木戸はお前らが金に汚いからだろうがと言われてしまう。だが伊藤はそもそも盟約を破った西郷さんが悪いでしょと長州派閥のためにも岩倉を引き留める。
伊藤は岩倉に西郷さんは大久保さんとも喧嘩別れしていると教える。そこに別の人物が現れた。 それはなんと大久保だった!
10月になってようやく朝議が開かれた。そこに大久保が新しく加わる。大久保は開口一発、朝鮮使節派遣は待って頂きたいと言うのでした。
コメント
諸葛鳳雛殿、コメント万歳です。
私もそうでした。歴史の本を読んで、西郷さんは彼ら不平士族の不満を外に向けるのだって感じで征韓論を唱えてました。
それから何年か過ぎてまた明治の本を読んでたら、遣韓論になってましたな。西郷さんの正論に岩倉も三条も賛成してしまい、面目潰れた大久保が辞表だしてからが暗躍の件でした。
朝鮮に行くべきか否かで評価が分かれますが、西郷さんの場合なら派遣しても良かったと思います。
投稿: うしつぎ | 2018年11月13日 (火) 19時31分
うしつぎさん、こんばんは。
山縣に続いて井上の汚職も発覚しました。
コイツもよく政治生命断たれませんでしたね。
東京城の宮城が焼けてしまい。
西郷は対応の過労で倒れてしまいまいます。
留守政府はかなりいろいろなことをやったんですね。
大久保が帰国しました。
欧米視察団は派手に喧伝されますが
なんの成果もあげられなかったんですね。
朝鮮に使節団派遣するかどうかで揉めます。
私の学生の頃は西郷は国内の士族の不満を反らすため、
朝鮮を攻める征韓論を唱えたと書かれてました。
最近知ったのですが、西郷は使節に赴くと言っただけのようですね。
投稿: 諸葛鳳雛 | 2018年11月12日 (月) 21時13分