第43
回の西郷どん
#43「さらば東京」
西郷o(#゚Д゚)_‐=o)`Д゚)・;に勝ちたい、西郷の今の政府をぶっ壊したいのであります。 大久保参議は朝鮮派遣を断固反対を主張する。 戦になると。
戦しに行くわけじゃ無い。礼を尽くして話し合いに行くのだと西郷は理を以て反論する。大久保は朝鮮など捨て置けばいいとまで言い放つ。 明らかに激情込めて話していると西郷も察した。
大久保は急ぎの富国強兵を説く。鉄道も全国に敷き、殖産興業、石炭燃料でもって近代化を図り軍備も増強して西洋と同じ国にするのだと。そのためには朝鮮と事を構える時間は無用、在留朝鮮邦人たちを見捨ててもやむを得ない。
同胞を見殺しにするのか!遂に西郷も切れた。更にガソリンをぶっかけるように江藤が三条公に岩倉、大久保の罷免を求める。 一触即発状態になったために打ち合わせしていた岩倉が根負けして西郷の朝鮮行きを認めてしまう。
激怒した大久保は閣議後に裏切りを問い質す。ああなってしまったら治めるのはあれしかないだろうと岩倉は言い訳をする。大久保は岩倉卿が粘ればいくらでも挽回できたものをと、認めてしまってはもう終わりです。 切れた大久保は辞表を出す。
仰天して三条が止めに入るが大久保は聞かない。事態収拾の火事場から逃げよとばかりに岩倉まで辞めると言い放った。 取り残されてまさに収拾がつかなくなり、ショックで三条公がぶっ倒れてしまった。 医者を呼ぶ岩倉と大久保。だが大久保は目を光らせた。
もめている朝鮮国に兄が行く。従道は身を案じて反対、小兵衛は大丈夫だと賛成。従道は護身用の拳銃を持たせようとする。しかし、兄は話し合いにいくのだからと道義からそれを弟に返す。 夫・隆盛の朝鮮派遣に妻・糸は心配する。雪篷先生が寅太郎に朝鮮の地図を見せる。
だが当然、閣議は中止。 西郷は派遣をせかそうという気は無くてきちんとお見舞いに三条邸に来る。対面は叶わないと執事から言われる。申し訳ないと直々に頭を下げる。すると・・・。
なんと病気の三条公が出てきた対面する。お側の者達は仰天して床に戻そうとする。西郷もビックリして床へ戻そうとする。 きちんとお見舞いの礼に来た西郷に三条公は感謝するが、大久保が恐ろしいことを企んでいるとぼやく。 その謀を以て岩倉は上奏していた。
なんと病気の三条公が出てきた対面する。お側の者達は仰天して床に戻そうとする。西郷もビックリして床へ戻そうとする。 きちんとお見舞いの礼に来た西郷に三条公は感謝するが、大久保が恐ろしいことを企んでいるとぼやく。 その謀を以て岩倉は上奏していた。
ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`Д゚)・;ちゃぶ台返し炸裂!!! 大久保は岩倉に三条公の代理として岩倉様が成れば良い。天子様への上奏で派遣決定を差し戻すのですと。 西郷が戦を企んでいるとの言葉に岩倉は天子様へ嘘言はならぬと突っぱねる。
だが大久保は西郷が死ぬかも知れませんと言えばいいと代案を出す。天子様は西郷を気にかけておいでだからそういえばお引き留め頂ける。それなら嘘を言ったわけでは無いでしょうと。 それに岩倉は乗った。
だが大久保は西郷が死ぬかも知れませんと言えばいいと代案を出す。天子様は西郷を気にかけておいでだからそういえばお引き留め頂ける。それなら嘘を言ったわけでは無いでしょうと。 それに岩倉は乗った。
太政大臣代理・岩倉が天子様の言葉を伝える。Σ(゚□゚(゚□゚*)なんと決定した朝鮮派遣が差し止めになってしまった。 今まで重ねてきた彼らの閣議は無駄無駄無駄無駄ァの某アニメキャラのラッシュ絶叫となった。
これでキレナイ奴は参議ではない! ある者(板垣?)は岩倉に殴りかかろうとする。もう一人が必死になって止める。 江藤も無法をしたのはそちらでしょうがと怒りが吹き上がった。 矢面に立たされた岩倉は泣き言も入れて必死に反論する。麻呂のやり方じゃあと。
そこに一番怒っていい人・西郷は天子様のお言葉に従いますと答える。まさかの反応に江藤が西郷参議と叫ぶ。 だが西郷は一つだけと岩倉の眼前まで迫って問いただす。
もし在留朝鮮邦人たちの危機には万難排して救出してくださいと頼む。岩倉も分かったと答える。天子様はなによりお前を案じておられてんやと言う。 だが西郷にはもはやこれまでとその場を去って行った。 待ってくださいと江藤と板垣は言うが、止まるはずも無い。
もし在留朝鮮邦人たちの危機には万難排して救出してくださいと頼む。岩倉も分かったと答える。天子様はなによりお前を案じておられてんやと言う。 だが西郷にはもはやこれまでとその場を去って行った。 待ってくださいと江藤と板垣は言うが、止まるはずも無い。
最後の仕事納めに陸軍省の席に出向いた西郷。事の次第を知った桐野たち薩摩派軍人達が駆け付け激昂していた。これまでの西郷さんの行動を知っていたからだ。
武士が無くなるのも致し方ないと覚悟を決めて薩摩で百姓仕事をしていた。それを東京、大久保に頼まれたので引き受けてやってきた。 士族の不平に一番気を止めていた。だからこそ少しでもとポリスや御親兵の仕事を当ててくれた。彼らの留守中一年も私心を捨てて質素を範として少しずつ仕事を進めてきた。
それに閣議決定ひっくり返しの恥辱の仕打ちを浴びせる。 自分らを引き立ててくれた御方への仕打ちに別府がこうなれば陸軍ごと岩倉邸に文句を言いましょうとまで叫んだ。だが西郷はならんと一喝する。 おはんたちは国の軍人じゃ、それぞれの仕事でお国に尽くすんじゃと暴挙を固く諫める。西郷さんがならんと言うので静まる彼ら。西郷は陸軍省に二度と戻らなかった。その後、辞表を提出した。
続いて江藤、板垣、後藤、副島らも辞表を提出した。去り際このままでは終わらんとどっかの●ンダ●のキャラみたいな捨て台詞を大久保に吐く江藤だった。
そして、太政大臣代理・岩倉の復権、大久保の復権、そして大久保の絶対権力体制(内務卿独裁)が決まる。➡「翔ぶが如く」で江藤が大久保は権力を作ろうとしているのだと吠えたがあながち間違っていなかったな。。。
そして、太政大臣代理・岩倉の復権、大久保の復権、そして大久保の絶対権力体制(内務卿独裁)が決まる。➡「翔ぶが如く」で江藤が大久保は権力を作ろうとしているのだと吠えたがあながち間違っていなかったな。。。
復権の宴に岩倉は長州派の伊藤、井上、山縣らと酒を飲む。そこに一人だけ和服の木戸もいた。 岩倉が木戸に政府に戻るように杯を勧める。 木戸は岩倉に長州の者たちに何をさせたいのでしょうかと質す。
木戸は帰った西郷たちを討伐するための長州派の力が欲しいのですねと問う。岩倉はその通りや、流石やと褒める。なればこそ政府に戻って欲しいと杯を勧める。岩倉の復権に長州派は抗しきれないと分かっているので杯を持とうとするが…。
西郷君はそんな漢じゃない!と震えるほどの怒りを以て木戸は杯を畳に叩き伏せた。伊藤が木戸さんと咎める。 尚も勧める岩倉だが木戸は病がぶり返したので私は復権叶いませんと辞退した。
その病の身で木戸は西郷の屋敷に足を運ぶ。西郷は子供に論語を教えていた。 木戸は自分は条約失敗と金に汚くなった長州派の後始末をしたいと言う。気苦労を重ねようとする木戸に西郷は病を心配する。
西洋を見てきた木戸さんや伊藤さんの腕の見せ所はこれからじゃっとがと励ます西郷。汚職で失敗したけれど井上さんも山縣さんも政府に残ればいい。人は間違うが、間違いを認めてどう明日に向かうかそれで器量が分かるんじゃと。➡流石に挫折を繰り返して上に登ってきた英傑の言葉でございます。
その言葉をしかと胸にとめ置こうと木戸は感謝して右手を差し出す。握手して分かれる嘗て幕末の頭だった二人。西郷は木戸さんが笑ったのを初めて見ましたと言う。 和んだ木戸。
西洋を見てきた木戸さんや伊藤さんの腕の見せ所はこれからじゃっとがと励ます西郷。汚職で失敗したけれど井上さんも山縣さんも政府に残ればいい。人は間違うが、間違いを認めてどう明日に向かうかそれで器量が分かるんじゃと。➡流石に挫折を繰り返して上に登ってきた英傑の言葉でございます。
その言葉をしかと胸にとめ置こうと木戸は感謝して右手を差し出す。握手して分かれる嘗て幕末の頭だった二人。西郷は木戸さんが笑ったのを初めて見ましたと言う。 和んだ木戸。
木戸と別れた後、西郷はもう一人と別れの挨拶に出向く。今回の政変で最も勢いを取り戻した男のハウスね(爆笑)。。。
大久保は妻に西郷に取り次ぐなとにべもなかった。だが妻は息子の友達だからと言って通してしまった。怒る大久保だったが仕方なく西郷と座を持つ。
岩倉卿にひっくり返されたがこれは一蔵どんの企みかと西郷は問う。一蔵はそうだと認めるがまともに吉之助の目を見ない。吉之助はここまでする必要があったのかと問う。
岩倉卿にひっくり返されたがこれは一蔵どんの企みかと西郷は問う。一蔵はそうだと認めるがまともに吉之助の目を見ない。吉之助はここまでする必要があったのかと問う。
おいには理想がある、邪魔者は排除する。世界の各国は抜きん出ようとしのぎを削っている。その中を日本はのし上がっていかねばならない、おはんの信じる政では甘い。
ならばそれをなぜはっきりおいに言ってくれなかった。そうすれば二人だけの問題になって他の者達を巻き込まずに済んだ。こういう回りくどいことは好かんと西郷は哀しみに震わせて言う。 一蔵は卑怯者となんとでも言え、憎め、全て覚悟の上だと大久保は逆上して言う。
ならばそれをなぜはっきりおいに言ってくれなかった。そうすれば二人だけの問題になって他の者達を巻き込まずに済んだ。こういう回りくどいことは好かんと西郷は哀しみに震わせて言う。 一蔵は卑怯者となんとでも言え、憎め、全て覚悟の上だと大久保は逆上して言う。
しかし、西郷は大久保の覚悟を分かった上で憎めるわけが無いとはっきり言う。後は任せた、思いっきりやらんせと大久保を励ました西郷は座を立つ。鹿児島で畑を耕して大久保一蔵の国造りを眺めると。
大久保邸を去る前に妻がこれが最後のお別れですかと思わず問う。西郷さんは一蔵どんが鉄道を薩摩まで走らせるからすぐに行けると軽やかに答えて分かれた。人生に渡り共に歩いてきた友との別れに大久保は無言で涙する。甘えることはもはや出来ないのだ。
従道が兄・隆盛の下に駆け付けた。おいは東京に残り、兄「西郷」の名に恥じない仕事をして踏みとどまると。弟の覚悟に兄も喜んで肩を叩く。兄弟の会話に熊吉も涙する。
大久保邸を去る前に妻がこれが最後のお別れですかと思わず問う。西郷さんは一蔵どんが鉄道を薩摩まで走らせるからすぐに行けると軽やかに答えて分かれた。人生に渡り共に歩いてきた友との別れに大久保は無言で涙する。甘えることはもはや出来ないのだ。
従道が兄・隆盛の下に駆け付けた。おいは東京に残り、兄「西郷」の名に恥じない仕事をして踏みとどまると。弟の覚悟に兄も喜んで肩を叩く。兄弟の会話に熊吉も涙する。
(´;ω;`)ウウ・・・維新最大の英傑は東京を去った。
( ´・ω・`)富国強兵を唄うならば大久保は絶対に西郷を帰すべきではなかった。プロシアでも富国強兵によって統一ドイツを造ったが、富国のビスマルクは知っていても強兵に有能な軍人モルトケがいたのは知らなかったのかな?
更に言うならプロシア型の富国強兵策は先に強兵、後に富国であった。プロシアのドイツ再占領による領土拡張で富国がうまくいくようになっていた。前回の西郷さんが日本とプロシアは違うの発言は富国強兵案についても間違っていない。
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コメント
諸葛鳳雛殿、返信が遅くなり申し訳ないです。
やはり西郷さんは政府に残しておくべきだったと何度も書きましたがそう思えてなりません。うしなったものはでかすぎた。
投稿: うしつぎ | 2018年12月 2日 (日) 13時43分
うしつぎさん、こんばんは。
大久保の奸計で西郷さんは新政府を去ることになって
しまいました。
江藤たちも下野してしまいました。結局は仲間割れか。
そして大久保は内務卿になり独裁体制に。
西郷さんが新政府に残っていたらどうなってたんでしょうね。
んにしてもおろおろするばかりの三条実美は新政府で
なにやってたんでしょう?お飾りでしょうか。
投稿: 諸葛鳳雛 | 2018年11月28日 (水) 22時01分