« 第46 | トップページ | 西郷どんは民主主義型の政治家 »

最終回

の西郷どん

#「敬天愛人」

 流浪の西郷隆盛たちは450キロメートルを歩いた。目指すは鹿児島。 従道は菊次郎を懐抱する。妻いとが従道に皮肉をぶつける。側には山縣もいる。その山縣は西郷さんの居場所が分かったと従道に伝える。その頃、桐野は桜島を見て喜び笑う。延岡を発って14日、城山にたどり着いた。
 
何か地面に見つけて穴を掘って喜ぶ西郷。それは少年の頃に石に彫った文字だった。新八もそれに気づいて喜ぶ。新政府軍が鹿児島を占拠しているので西郷軍が奪回すると言って戦う。 桐野達が抜刀して勇戦するが、陸と海からの包囲戦で西郷軍は山に逃げて登らざるを得なかった。
 
大久保が家に帰る。妻が大久保に鹿児島に行って話し合いは出来ないのですかと言う。大久保は口が過ぎると妻を叱る。博覧会の成功が何より大事だと大久保は言う。
 
 菊次郎は従道に連れられて西郷家に帰ってきた。妻いとも帰ってきた。従道は姉に戦を止めてくれと言われるが無理じゃと答える。怒った姉は兄さぁが死んだら二度と家の敷居をまたがせぬ、鹿児島に帰ってくるなと怒鳴られる。
 従道に寅太郎は父を助けてくれと命乞いをするが、いとは恥ずかしいことはするなと叱責する。従道は兄は城山にいますと姉に言う。いとは覚悟は出来ているときっぱり言う。覚悟を決めて政府に止まったのだから最後まで全うすればいいと言う。従道は糸に敬礼する。
 
 村田新八のアコーディオンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 西郷は新八にもっとにぎやかな曲を聴きたいなとねだる。 リクエストに応えて新八どんが楽しい曲を奏でる。大久保は少年の頃を思い出していた。吉之助さんとの約束を机の上でかみしめていた。
 
軍議は川路が自裁を勧める。瞠目する従道。山縣ははやる配下達にお前ら達の中で西郷さんに恩を受けない者達が一人でもいるのかと。そこに大久保からの命令が来る。大久保は…
 
 大久保内務卿が総攻撃の命令を下す。明日4時。但し、降伏すれば賊西郷の命は助ける。➡(`◇´*)馬鹿じゃねええのお大久保一蔵!!! だったらなんで江藤の首が晒し首までやったのか。さらに勅命まで出してんのに。。。
 
甘か、こげな情けは受けない、自分で自分の首を絞めることになると西郷は言う。➡(/□≦、)ごもっともの西郷さんの一言であります。 無様すぎる内務卿大久保!!! 自分から受けた戦であるにもかかわらず自分の手で終わらせられず、あまつさえ敵に情けをかけられるとは。。数々の肝心なしめは最後まで西郷さんにやらせる不甲斐なさ┐(´д`)┌ヤレヤレ
 
 
せめて賊名解除を天子様に奏上してから降伏勧告じゃないのか。明治天皇だったら絶対に賊名解除の勅は出しました。その後の寅太郎の処遇でそれが証明できる。 
 
しかし、桐野は生きてくださいと懇願し、皆も賛同していく。生きて欲しいと。。。そうすればいつか誰かが立ち上がれると…。
 
博覧会で大久保は戦そのものが無くなりますと欧米人達の前で言う。時計を見る従道。
 
 降伏勧告を拒否する西郷隆盛。こん国から戦をなくすためにおいが死ねばならんと西郷は皆に言い聞かせる。おいの死と共に不平士族達と日本が新しい道を選べるのだと。 新八も吉之助さんがおはんらを残して死ぬわけが無いと背を押す。
 博覧会の時に西郷が降伏しないと通達が来る。大久保は今後十年で西洋諸国と対等な国になるための品々でありますと演説を始めるが、侍達で作られた日本は大きく変わろうとしてると続けるがしどろもどろになってしまう。
 
 明日死ぬのに笑っていられる西郷達。百姓達は強いなぁと西郷が言う。スーツ姿で死ぬのかと新八に問う。新八はこの服には女子の縁があるのだと言って皆の興味を引く。桐野達が新八どんのスーツを取り合う。スーツからは女性の写真が出てきて皆が喜ぶ。新八は皆にそれは誰かと問われるが秘密じゃと答える。最後の華の時間であった。
 
 当日朝が明ける。お前らが侍の最後を務めるのだぞ、誇りだと西郷が鼓舞する。皆が沸き立つ。 そこに政府軍の大砲が撃ち込まれる。 きばれぇえと西郷が檄を飛ばし、皆が城山から駆け下りる。  
 弓を引く桂が真っ先に死ぬ。 海江田は泣いている。久光は碁石を片付けるばかりで何も言わぬ。  
 桐野が切り込む。そこに川路がおいが葬ると自らで銃を引く。見事に桐野の頭蓋を撃ち抜いた。新八も撃たれて遂に自分で刀を突き立てて死んだ。  そして、西郷は撃たれて…。
 
 妻いとは城山の方向に土下座しておやっとさあでございましたと別れを告げる。 そこに西郷の飼い犬二匹が西郷家に帰ってきた。別れと喜びを知るいと。
 大久保が自宅に帰る。 妻が吉之助さんの事を問う。 別れがこみ上げて泣き崩れ…、吉之助さぁと何度も絶叫しつづける大久保。
 
 己を捨てても精一杯人を愛しました。だからこそ人々にこれほど愛されたのだと京都府知事の菊次郎。慶喜はなんで逃げなかったのかと哀しみに包まれる。 西郷星を見て喜ぶ民衆。 勝海舟は先に竜馬と宜しくやってくれと西郷を弔う。
 
 大きな館を建てた従道。いと達を呼び寄せるために。妻は必ずその日がきますと、兄も好物だったうな丼を食べる夫を励ます。
 義足を着けた菊次郎。歩けるようになる喜ぶ西郷家のみんな。父上は新しい国のために生きろと言われた。妻いとは逆賊西郷の者であろうと恥じることはないと子供達や家族に言い聞かせる。 弱か者のために寄り添って走っていた。誰よりも心熱く太い男だったと 。  
 
 赤坂に向かおうとする大久保。清水坂で不平士族達に襲われて大久保は斬られた。おいは死ねんぞとまだまだと言う大久保だが馬車の横で死を待つばかり。 忘れてきたのは大久保と嘗ての吉之助の姿を最後に思い浮かべたまま。。。
 
 もうここらでよかとつぶやいて西郷隆盛は首を刎ねられずに撃たれて亡くなった。
 
( ´・ω・`)今年の大河ドラマが終わった。自分の最後の大河ドラマになると思う。大久保は明治になってから株下がってました。 大山さんの斬首はスルーされたのは今更ですが。。。  
 
( ̄◆ ̄;)やはり大久保は欧米視察で黒船シンドロームになっていたのではと思う。

| |

« 第46 | トップページ | 西郷どんは民主主義型の政治家 »

時代劇」カテゴリの記事

コメント

諸葛鳳雛殿、コメント万歳です。
>西郷さんがもっと汚い人間だったら長生きできた

 それはもう私達が今でも親しむ西郷さんでは無いですね。

一年いろいろ西郷さんで書きましたが、やはり西郷さんは優れた指導者の下で活躍できる人物でしたと思う。 斉彬さんの時代が一番性に合っていた。

投稿: うしつぎ | 2018年12月20日 (木) 05時37分

うしつぎさん、こんばんは。

西郷どんもついに最終回ですね。

西郷さんたちは延岡から鹿児島まで450キロも
歩いたんですね、すご。

大久保が西郷さんの命だけは助けると言ってきましたが、
実際は部下たちが助命嘆願をしましたが突っぱねられたそうです。

そして、ついに西郷さんに最期の時が…。
自刃じゃなくて撃たれて亡くなりましたね。
当時、西郷さんは外国に逃れて生きているという
噂も流れていたそうです。

明治維新否定本を書いている原田伊織さんは
西郷がもっと汚い人物だったら長生きできただろう、
と書いていました。

そして、大久保にも最期の時が…。
大久保が暗殺されたのは西郷さんを殺したのが原因と
聞きました。
鹿児島(薩摩)の人に嫌われて故郷にお墓建ててもらえなかったそうです。
大久保が長生きしていたらどうなっていたのか。

うしつぎさんは今年で大河最後なんですか。
私は再来年の明智光秀の大河も見る予定です。
来年のオリンピックのやつは見ませんが。

大河は戦国か幕末ばっかりなので明治の人物も
取り上げてほしいです。
渋沢栄一とか五代友厚とか。
「坂の上の雲」というスペシャル大河がありましたが。

投稿: 諸葛鳳雛 | 2018年12月16日 (日) 22時06分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 最終回:

» NHK大河ドラマ「西郷どん」最終回「敬天愛人」 [真田のよもやま話]
いやああ!泣いても笑っても拗ねても蹴っても怒っても、とうとう来ました最終回!思えばそもそも、お世継ぎの斉彬様が薩摩で軍事演習をしている所からして、ありえな~~い!の連発でございましたけど、演者の皆様の熱演に思わず知らず引き込まれちゃってもう、最終回を迎えたくないな~とまで思いいれてしまった今日この頃。 結局のところ今年の大河も十分楽しませていただきました。ただまあ、最近でも、政府軍が汽車と汽船で超特急で参戦とか、抜刀隊結成に至るまでの政府の苦悩とか、もっとちゃんと描いて欲しかったような心...... [続きを読む]

受信: 2018年12月16日 (日) 21時48分

» 西郷どん 第47話(最終回)「敬天愛人」 [みはいる・BのB]
大河ドラマ『西郷どん』のお時間です。 BSを録画にて鑑賞。 第47回(最終回)「敬天愛人」 あらすじ・・・・・・・ [続きを読む]

受信: 2018年12月17日 (月) 14時27分

« 第46 | トップページ | 西郷どんは民主主義型の政治家 »