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ロシアは長平の戦いをしている

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うしつぎは、2月20日(日)にロシアの戦を読みました。

   

以下は管理人のココログのサークル広場の記事を編集したものです

 

2022/02/24 ロシアがウクライナに攻め込んだ。どうみても戦争です。親ロシア人地域を独立国にしておくのがロシアの大勝利と言っていた政治に社会学者共は無力であった。

 私などは今川義元が松平を傀儡政権にする類いに過ぎないと思っていたからロシアが留まるとは思っていなかった。むしろ、飛躍の土台作りに過ぎないと思ってた。

 

 そう考えていたら果たしてロシアは更に野望を進めていった。

 

 私が思うに、プーチンはフリードリヒ大王の戦略を踏襲しているのではないのだろうか。

 

 独の前身であるプロイセンのフリードリヒ大王は欧州で暴れた猛虎であった。彼は政治、軍人でも卓越しておりナポレオンも尊敬していた国王であった。

 

 彼を有名にしたのは大国オーストリアとシュレジエン奪取の戦いであった。
 
 プロイセンを大国にするために資源と人口豊富なシュレジエンを我が領土にしたかった。そのために全てをやった。

 戦って獲得すれば領土にするためにさっさと講和を結んで他の戦線と協調せずに戦いを終わしてしまう。 周囲の国が一斉に襲いかかっても退かずに戦う。

 四方の土地で戦っては取る。負けてもまた戦う。首都に敵が迫っても敵に戦い退けるためには放置する。

 そうして戦い続けたフリードリヒ大王は遂に勝ち残り、講和でそれまで戦って占拠した土地の全てと引き換えにシュレジエンだけは確保したのだ。

 

 わたしはしきりにこのフリードリヒ大王の戦略をプーチンがなぞっているとしか思えない。

 

 令和の長平1より

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