第4話まで視聴した「どうする家康」感想
( ノ ゚ー゚)ノ山岡荘八風の家康で失望したら、山岡荘八風の家康で見直した。
1月にまだ一話までしか視聴していなかった。その頃は先に視聴していた会社の同僚、ブログにメル友の感想からうしつぎも頼りないと思ってました(今でもその名残はあります)。
ですが図書の読書で「お金の日本史」を楽しく読んでいたら、ふと閃いたのでした。
- 幕府権門の今川家といえども戦しながら公家さん招いて文化栄えさせる金は凄い金額の筈。当時の公家は和歌など文芸ある人達でお招きは莫大な金がかかるはず。
- だがしかし、戦ほど儲からないものはない。戦を続けながら領内で文化させるその大金は・・・。
- その金はやはりというか搾取されている岡崎三河から。
- そう思うと・・・駿府の空気を満喫している元康は三河の苦しみから切り離されている。
- 「分割し統治せよ」「率いる者がいなければ軍はおこらない」 →元康が分離されて率いる者としていなければ三河から今川に反対する軍はおこらない!
- あえてそれを行っているのであれば今川義元の政治は凄い! しかも元康は喜んでいて自覚していないのは第一話からでも分かる程に。それが善意であろうとも悪意であろうとも。
 ̄へ ̄こう想像すると・・・第一話からの腰が据わらない元康は至極当然だ。 今で言うなら都会育ちで十数年も甘やかされてきた若君がいきなり田舎の大名として独自に動くのは無理すぎるぞっと。
正に山岡荘八「徳川家康」でいうなら酷く育った家康なんだなと思い直した。 むしろ、そこからよく田舎の小国の戦国大名として生き残れたのだと感嘆しなければならない。
(~ ̄▽ ̄)~以上のように見方を考えますと、
頼りない主君・松本元康にリアリティさが染み出てくるではありませんか。
ヽ(≧□≦)ノさて岡田信長さんは白🐇と元康を揶揄してます。
が、「キングダム」の春秋戦国時代では兎はただ弱い存在とみていない。
狡兎三窟(こうとさんくつ)と戦国四君にして食客を数多集って大国秦斉を翻弄して生き残った孟嘗君にそれはある。⏩「キングダム」では楚の春申君が登場してます。 賢い🐇は生き残るために三つの穴を掘って生き残る。難を逃れるために巧みな策を用意するの意味。
白🐇が狡🐇になっていくのを見るのも一興と「どうする家康」を思い直してます(笑)。いま暫し視聴します。
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コメント
CIC担当殿、コメント沢山万歳です。
>こちらの感想を読んで、元康について考えてみようと思ったCIC担当です。
記事を読んできっかけになるとは幸甚ですわ。
>真田昌幸
武将、軍人では天才の部類だと思うこの御方。うしつぎは超一流武将は系譜でみるなら真田家が日本の武家中でダントツだと思ってます。
投稿: うしつぎ | 2023年2月12日 (日) 21時22分
こちらの感想を読んで、元康について考えてみようと思ったCIC担当です。
>こう想像すると・・・第一話からの腰が据わらな>い元康は至極当然だ。
元服した年齢、その後の今川の戦へ参戦しての
キャリアをもう一度考え直してみました。
当時の元康は盤上の駒の一つであって、棋士で
ある義元とは大いに立場が違う。
駒は棋士の指示通りに動いて、自分の能力を奮
えばいい。
私は比較対象として、天目山の戦いで武田氏が
滅び独立領主として再出発した、真田昌幸と比
べてみましたが、キャリアが違いすぎます。
真田家は、人質を出していましたが、才能があ
る事にほれ込み、昌幸に信玄自ら体得した兵法
の全てを教え込み、幾度も戦場で戦いました。
自ら作戦を立案し、実行役にもなり成功例も多
い。
幸村も武田家、上杉家、そして豊臣とあちこち
に人質として出されましたが、昌幸同様、信玄
に可愛がられ兵法を会得、上杉家でも同様。
豊臣家では、秀吉の傍に仕えてその采配を見て
います。
幸村は実戦経験は少ない。
が、大坂冬の陣では、幕府側の被害の80%は
幸村が築城した真田丸の戦いの損害。
中には、壊滅した大名の軍もあったそうです。
孫氏の兵法を土台とした、用心深さとじっくり
と人の心を読んでの用兵。
上杉家の機を見て弱点を突く用兵。
そして、経済を十分に考慮した豊臣の戦い方。
いわば、結果的に、戦国のエリート教育を施さ
れていたという解説を以前に読んだことがあり
ます。
これらとは、相応のキャリアがあったとして
も、元康とは比べられませんな。
もうちょっと、別の視点からも考えてみるべき
でした(反省)。
投稿: CIC担当 | 2023年2月11日 (土) 21時17分