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今後の世界予想(2023/7/30時点)

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2月20日(日)からロシアの負け戦でした。

 

グローバルスタンダードは夢幻になる

                        

                                                  

❗ブロック経済「化」する  既に兆候はでているのですが、米国側露国側EU側に区分けされてきている。

 キープレイヤーはインド、そして日本。

インドは穀物、エネルギー、そして人類生活海洋の結節点となったインド洋(地中海・スエズ・紅海・アラビア海・東シナ海)を抱えている。中国EU牽制(インド洋)のために露が門を開けようとすれば、中国も表は世界進出と牽制、裏はインド洋の海路確保で門を開ける。米側は世界戦略で門を開ければ、EU側もウクライナ戦争後に疲弊した経済を回して復興するためにインド、インド洋の力は不可欠なのだ。

日本は一神教世界と繋がりながら文化的摩擦が起きない文化教養を持つ実直で真面目で手先器用な日本人と彼らが支えし日本の国力武力。中露を睨む要地。安倍晋三氏(というより元外交官O氏の意見採用)のインド太平洋構想は世界世論の潮流と化していく。

 

 米国側は残念ながら(笑)米国はこの先も日本を決して離せないし離さない。心(価値観と契約信用度)、技(技術力購買財力)、体(国力と歴史的信頼の長さ)全てが揃っている。 周りが敵なのに信長が家康と断交できるわけが無いのだ。

 露国側は明らかに甲斐武田同盟状態。北朝鮮は属国だが力になれない、中国は勝頼にとっての北条家なので一筋縄ではいかない。

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📝露はベラルーシが頼りだが、ベラルーシは勝頼にとっての仁科盛信か上杉景勝になるだろう

 露中朝で組むがロシアは正に不満抱えている甲斐信濃豪族を抱える勝頼。米国側を切り崩すために家康、日本を狙うのは予定当然である。

 

EU側は頼れるところがない! エネルギーで露に縋れば世界的に孤立する。米に頼ればNATOにEUが支配される。ウクライナを支持すれば露とは遮断されエネルギー問題は深刻化する。 エネルギー問題を真剣に考えなかったツケが一気に露呈(笑)した。

 

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電気自動車もおそらくは経済を回すため、外貨獲得のための布石にすぎない。現⛽自動車の時代を終わらせる力は恐らく無い。

📝EU側の最大の罪とは地中海沿岸諸国、殊に東地中海を軽視したこと。ギリシャ、東欧、エジプトなど露のなすがままか、きちんと手を差し伸べなかったことがここに来てEU側を衰亡させようとしている。

 

 

❗ウクライナの戦後は三通り

  1. ウクライナはNATO加盟する 
  2. ウクライナにUNの治安維持軍駐留 
  3. ウクライナはクリミア半島奪回 >📝おそらく是が一番妥協できるだろう。半分ないし拠点とかの土地不動産だからな。だが2のセット込みだろう。


 プーチンの戦前最上策はEU、NATOにロシア加盟だったがプーチンの怠慢で潰えた。

 戦闘で決着させるならば早々にNATO陸軍がモスクワに進軍すればよかった。が、それも潰れた。故に長期戦ならぬ持久戦になってしまいましたとさ。 
 しかも持久戦得意なロシアだが今回は不利。金の包囲、海の包囲を受けている小田原北条状態になってしまった。時間がかかるほどに首が絞まるのだ。 故にブロックで金と力を回すために露中朝の結束固めようとしている。

どちらにせよEU、米側はロシアを無条件で許すつもりは決して無い。既にロシアなき経済圏、国境線を構築しているのは間違いない。

 

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ベラルーシや中国が伊達政宗になったらプーチンロシアが完全に終わる

本気でロシアを倒すつもりならばベラルーシや中国を髙天神、高遠の位置づけにして攻略すれば良い。片翼もいだら鳥は飛べない。 

📝中国はでかいので欧米はおそらくはベラルーシにいずれ本気でぶつかるかも知れない

 

 

❗今後の日本の姿ないし理想像

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身も心も技も真の海洋国家になるしか無い。

そのための法整備が必要とされる。スパイ防止法もその流れで理に適う。

 

 

 

🚢🍙造船と米(農)に力を入れよう 

 言うまでもなく貿易立国、技術立国、海洋国家として経済力を伸ばす(発展に非ず)には船舶はもっと増やさねばならない。

 米は穀物、農業。

 間違いなく小麦の値はウクライナの荒廃が復旧するまで高くなりこそすれ今より下がらない。インドが控えているが環境に左右されやすい土地柄のために値下げに期待はしない方が良い。

 故に日本は独自で穀物を確保しておく道を構築する。米ばかりで無く従来の雑穀や芋の改良にも力を入れたい。減反などもってのほかである。
 見習うべきは伊達政宗の仙台藩。米を作りすぎても江戸に売って財政を潤した。(ただ仙台藩はこの方針に依存し他の作物生産を怠ったために飢饉で一番酷い目に遭ったことは留意すべし)

 政宗に習い日本も何れは取れすぎても小麦不足な外国でも食べられる米として貿易したい。 当然に海江で運ぶ船舶の数も確保すべきだろう。

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