先んずれば人を制すのかと「どうする家康」から思う
#19
武田信玄病死。跡を期待する勝頼に託す。
三年の間、我が死を秘せと言われたが織田、徳川に直ぐバレた。
徳川軍が早速失地回復に向かうが信玄亡き武田軍は未だに強くて適わなかった。
「先んずれば人を制す」パート1
武田軍を突破できず失地回復適わない家康殿は苦しむ。苦しんでいる時に健気に支えてくれた女の人に心を許してお手付きしちゃう。そして身ごもらせてしまう。 半蔵さんが報告するところがまた面白い。➡半蔵さんが出て来るとホッとする。
苦戦している夫を励まそうと浜松に来てみれば、自分に一言も無しで側室ができた。流石にやる気削がれて怒った築山殿。 まあ旦那をその程度で見限るわけもなく仲直りしたが、岡崎の子供達が気になるので浜松に来るのを止める。
「先んずれば人を制す」パート2
さて新当主としての力量を見せた武田勝頼さん。今度は自分流でやるからと山県、穴山に告げる。狙うは岡崎、信康と築山殿だと。
○( ^皿^)っ Hehehe…戦略としては悪くないですね。 岡崎は三河の中心で三河武士達の故郷の都、中心を叩くのですからね。
#20
さて狙うは本拠地、根城とばかりに勝頼さん率いる武田軍が徳川軍を叩く。 だが石川数正の言うように敵の狙いは岡崎だと直ぐに見破られていた。
それでも武田軍は強く岡崎の信康軍は苦戦し、死傷者続出する。 築山殿が娘・亀姫と負傷者を懸命に手当てする。なのに信康室・五徳姫は全く手伝わない。
それどころか汚いと言って築山殿を怒らせてた。汚いとは何事か、皆三河のために戦ってくれてるのにと。義母に折檻されたが五徳は信長の娘ですと言い放ちその場を立ち去ってしまう。
そんな一致団結しきれない岡崎への調略をしかけている勝頼さんは家康が信頼している大岡弥四郎を使って岡崎でクーデターをやらせようとしていた。
が、失敗!
先に岡崎城に来ていた本多忠勝、榊原康政、井伊万千代が未然にクーデターを防いだ。だが捕らえられた大岡弥四郎は謝罪せずに手伝い戦ばかりで苦労しかないなら、利益に縋ってもいいだろうがと岡崎城にいる面々に言い放つ。
五徳のしゃしゃり出るのはともかく、徳川への侮辱では家康も厳罰に処するしかなかった。 なにかを思ったのか築山殿は武田の調略間者・千代女を自らの館に呼び寄せる。
そして、家康殿は初めて三河以外の人を登用する。かつて遠江で自分を侮辱した井伊万千代を自らの小姓に抜擢する。後の四天王・井伊直政だった。
小さな組織がでかくなると最古参の人材達が閥を作り始めて新参者を拒否するのは往々にしてあると歴史が教えてくれる。
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