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映画「キングダム-運命の炎-」原作編集23

佐藤信介監督のカット話二十三 

物語は👉🏻#137 &#138

  次回作のエピローグのようになりますが原作2本連立にします。

  1. 青文字は映画オリジナル
  2. 斜線は原作と違い訂正orカットされている箇所
  3. なんんでなのは映画上大幅にカットされた箇所

 

キングダム 第137話

 

#「現る」
 秦軍は趙本陣があった山頂に本陣を移す。本陣設営が済んだ頃に王騎将軍が姿を現す。騎馬隊が後に続くが、次に戦う時の備えに歩兵部隊は裏側の麓に止めて待機させる。

 

 趙軍が逃げ、秦軍が追う山々が見渡せる場所に王騎が立つ。部下の一人・紋から状況報告を受ける。 未だに自軍は趙軍と接触すらしていなかった。敵総大将・龐楥に関しても気配無しと各軍長からの報告でしたと紋が伝える。

 

 随分じらしますと王騎は九年前に斬りつけた時から警戒しているのかと思う。しかし、隠れているだけでは私の首は狙えないと殺す気満々。。。

 

 

 

 さて、飛信隊は山中で趙軍を索敵活動をしている。神経をすり減らす行動の最中、伍長・尾が草むらの音から趙軍だと全員に知らせる。みんなが駆けつけるその時に出てきたのは…、鳥だった。。。 当然、尾が怒鳴られたのは言うまでも無し。。。

 

 副長・渕も山中の行動は神経をすり減らすなと小言をもらす。それを聞いた伍長・魯深は先程、山民族“青石族”の連中が山に入っていったから大丈夫と言う。彼らは山には滅法強いと言うと、それを聞いていた隊長・信が山の民が味方に来てくれたのかと勘違いして援軍だと思っている。 それも渕が第二十五伍長の石ですよと誤解を訂正してくれた。えっと信が違いをようやく知るが、仲間を把握しない信に渕が怒る。⇒精強な山の民が来たと思う信の気持ちも分からなくはないけれど、味方の名前を覚えていないのはまずいだろう??

 

 つくづく変な奴らが集まったなこの隊はと伍長の一人が言えば、隊長がヘンテコだからだろと伍長の田永が答える。信も怒ってしまうが隊員たちに連帯感ができている。それを離れた距離で聞いている刺客副長・姜廆。敵を探している山民族の伍は周囲に敵の気配はないが、どこか不気味だと感想をまとめる。

 

 戦場が完全に山岳戦になった。参謀旅行中の蒙毅達は怪しい二人組から山岳戦を見渡せる場所を知っているから野次馬同士でそこにいきましょうよと誘われていた。女性剣士カイネがあいつらは警戒していますよと茶々を入れるが、李牧は構わずに誘う。 軍師学生達は迷いに迷っていた。秀才の蒙毅は実戦を見られる好機と最悪の場合に起こる二人の反応も考えた挙句、あなた達の剣を預からせてほしいと要求する。李牧はそれに同意する。かくて5+2人が移動を開始する。

 

 

 

 山中で追跡中に夜半となる。宿営する飛信隊は山中で奇襲に気を張っているが、伍長の尾がこのまま趙軍が帰ってくれないかなと言ったことから隊の中で話が弾む。 自分達の隊が将軍を倒した大手柄を立てたことを…。⇒な~んか、すっごい不幸が待っていそうな展開が。。。(´;ω;`)ウウ・・・

 

 尾と到が結婚話の話題を、信の初陣の伍長だった澤さんが沛狼、竜川達と子供の話になりそれぞれの話で盛り上がる。みんなが帰る場所がある中で一人、姜廆がその場から離れる。そこは息がしづらい…。

 

しかし、そこに軍議から帰ってきた信に出くわしました。二人の表情が…。⇒ ( ̄ー ̄)フッ当時は。。。日曜17時の某アニメ第7話「再開と離別と」で登場した超兵カップルを想起したのは私だけでは決してない!!! 

 

 ( ̄ー ̄)ニヤリ 誰か答えよ。。。

 

 どうしたと信が問う。姜廆が別にといいながら、みんなには帰る場所があるんだなと憂いの表情で答える。そういう感情もあるのかというような表情で信がおっと声を出す。それに対しても姜廆は深い意味はないといいながらも、矢張り持っているのは人それぞれだと言うのであった。私は私で生きる目標を持っている。必ず象姉の仇を討つのだ…。

 

 黙って見ていた信が話し始める。仇討ちは大事だ、俺もそうだったからよくわかると。だが、敵討ちが済んでそれで終わりではない、生きている者にはその先があることをお前はもう気付いているんだろと信が姜廆に熱く語る。時折見せるこの熱い言葉が信にあるので、かっこいいよなぁ。。。 この言葉を聞いた姜廆の表情の驚き様がまた素敵なことで…更に信が続ける。

 

 お前は自分の意思でここに参戦した、だったらちゃんと帰る場所を持っているのだと。この後で飛信隊とくるのが信の戦さ馬鹿な鈍感さなんだよなぁあああ。。

 

( ゚д゚)ポカーン 軍議の内容を対の皆に伝えるために仲間の所に降りていく。自分の仇討ちと生きることに考えるようになっている姜廆は信のせいもあって人の温かさを学んでいるよう…。

 

 しかし、突如襲われる気配に姜廆はおもわず剣を構えてしまった。

 

 その気配を発する男、武神、趙三大天の一人、王騎の宿敵たる龐楥が秦の夜営地に姿を現した。まるで映画で巨大鮫が襲い掛かる展開だわ。。。

 

           

 

φ(・ω・ )メモメモ2012年回顧

 

 (ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャあのころのアニメは何があったか思い出せぬな。。

 

quotation:義風捫虱堂「本戦開幕?」081127   

キングダム編 第138話

 

出た!!!

 

或る者は武神と呼び

 

また或る者は武の結晶と呼ぶ。

 

そして、また証言者は増え、こう呼ばれるだろう…。

 

 神のワンマン・アーミーとな!!!

 

 

 

#「夜襲」
 第一軍(軍長・録鳴未)第四軍(干央)連合軍の野営地に巨漢の男が大刀を引っさげて近づいてくる。男に気付いた兵士達が数人ばかりで、所属を言えと言う。男はその問いには何も答えずただ近づいてくる。顔には刀傷がきれいに一筋残っている…。

 

 その頃、信は何かの気配を察して丘の方に出掛けていった。同時に姜廆も禍々しい気配を察してその方向に早足で駆ける。自分と同じ気配、シユウではと思うがそれよりも異なる気配に不吉な予感を抱いたまま足は更に早まる。

 

ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ   九年前の悪夢フォン再来!

 

巨漢の男は大刀を一閃、たちまち10数人が瞬時に斬り殺された。。。 太刀筋が全く見えない。逃げ惑う兵士達に容赦なく男の大刀が襲い掛かり、一部隊が虐殺されてしまった。 逃げながらも兵士が敵襲を知らせる銅鑼を鳴らし、全軍に知らせる。それを聞いた信と姜廆はすぐに状況を見渡せる丘まで登った。⇒状況を見渡せる地点に向かった時点で指揮官として正しい行動ですね

 

 丘から見た信と姜廆は一部隊全滅の地を見ることができた。しかし、敵部隊の形跡は全く見られない。不審に思う信だが、姜廆はまだ気配があると感じ取っている。

 

 二人はそれぞれ敵の行方を知る。信は丘から見ていた兵士から部隊を全滅させた巨漢の男が向かった先を聞く。姜廆は気配を察し巨漢の男の存在を感知した。しかし、その先は…、

 

飛信隊がいた。。 アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ! !

 

 隊長の信を見送った後、銅鑼が鳴る。各伍長が迎撃準備を慌てる中で残っていた副長・渕が襲撃を受けた部隊が戦っているから落ち着いて隊列と武装を整えよと命令を下す。飛信隊各伍長が落ち着いて隊列を整えて迎撃に動く。

 

 守備に抜かりはない…、筈だった。。。 しばらく経っても敵襲に遭遇しなかった。飛信隊が進む中で隊長を呼ぶ他の千人長の声が聞こえる。隊長の信がいないので、代わりに副長の渕が行く。隊を離れた渕が歩いたその時に音が聞こえた。

 

フォン! 風を切るかのような音に振り向くと、上の丘から何かが飛び散り、何かが降りてくる。 次の瞬間、飛信隊の間に大刀を持った巨漢の男が現れた。⇒なんだ、この凄まじい俊足は!! まるで縮地の法でも持っているんじゃないのか w(゚o゚)w

 

 いきなり現れた霧の中現われた巨漢の男に気付くのに間があった。黙する巨漢の男に只ならぬものを感じた目前の山和たち伍長三人がなんだてめえはと言う刀を向ける同時にフォンと音が聞こえていた。。。

 

 一呼吸待った次の瞬間、山和達がいた場所から鮮血が吹き上がる! ついさっきまで目の前にいた人間がいきなり血しぶきをあげて死体と化した。 後ろにいた伍長の尾兄弟達は死の実感わかずに戦友が殺され、涙しか出てこない。

 

 動けぬ飛信隊の面々に巨漢の男の大刀は次の獲物に向け刃を向ける。ようやく化け物だと気付いた剣各伍長・崇原一人がみんな逃げろと怒鳴る。しかし、大刀は容赦なく飛信隊を虐殺していくのだった。神のワンマンアーミー! 人が為すすべなく屠殺されていっています。。。 それを為すすべなく立ちすくむしかできない副長・渕は震えながら涙しか流すことができない。無残に部下が殺されていく。せめて隊長の信を心で叫んでいた。

 

 その信は飛信隊の方向に駆けている。サイヤ人達に殺されていく仲間の下へ駆けつけている孫悟空さながらです。。。   

 

quotation:義風捫虱堂「Mr.ブシドーはMr.ビッグマウスである(赫怒)!!!」 081204      

 

 

 

 

Photo

 

武神が吉川晃司でした。漫画の武神に沿うように大沢さんのように次回作までに鍛えまくるのでしょうかねぇ。

 

 


映画「キングダム-運命の炎-」

      1. 紫夏篇1
      2. 紫夏篇2
      3. 紫夏篇3
      4. 紫夏篇4
      5. 紫夏篇5
      6. 紫夏篇6🔚

 

 

 

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