平常心でみた「どうする家康」第24話
「救えるのは築山殿だけです」 どのような思惑なのか、なぜか千代はそう言った。
築山殿こと瀬名はこれまでの人々の言葉を思い出していた。 男が本当に戦の無い世を作れるのでしょうか、女が世を作れば云々。 織田様についていく限り戦だらけの苦労ばかりじゃ云々。
若様が築山へしょっちゅう出かけると妻・五徳は自分も行きたいと言い出す。だが七之助は私でも行けないのですと暗い顔をして答える。
築山に人が集まっているとの噂が家康殿にも伝わる。儂は母子を信じていると家中の不安に取り合わない。それでも石川数正が信じれば全てマルク収まるとは限りませんと諫言を放つ。
忠勝も岡崎とで一戦になれば厄介です、海老救いの酒井は織田様に知られたらと。
そこに岡田信長が鷹狩りしようと知らせが入る。
😅🐦会話よりスキンシップ傾向の岡田信長(笑) 築山の噂については酒井が家康殿の代りに回答している。当人の本音が聞きたいがやはりあまり触れたくないが信長は、水野のようなことはあれで最後にしたいと本音を言う。
去って行く信長。
既に知られていると石川が言う。家康殿は築山を服部も使って本気で調査した。
そうしたらとんでもないことが出てきた!
- 武田の手の者どころか重臣級まで築山に来ました!
- 久松夫妻が来ました!! →浜松とは縁切れ状態の筈なのに容易ならぬ事ですと酒井が狼狽える
- 氏真・糸夫妻まで来ました!!!
🤯🤯🤯仰天した家康殿はもう待ったなしと大樹寺で密かに兵を集めるように三河者ではない、直政に命じる。
首尾良く兵を集めた家康殿は先ずは酒井、石川の三名で築山へ乗り込む。だが築山殿・若君は悪びれることも無くむしろ誇らしげな姿で自分達の国策を明かす。
奪い合いではなく、与え愛で戦を終わらせる世の中にしていこう
会話しつづけた結果、愛妻の謀計に家康殿は乗った。
で最初に武田と髙天神城で化粧戦をする。ほくそ笑む勝頼と穴山。
とっとと落とせない髙天神城に安土の信長は苛立つ。佐久間が我らが設楽が原で武田を大層叩いたのに、徳川殿も情けないとなじる。 やっぱり友人なじられると、途端にご機嫌斜めになる岡田信長。
他人事か佐久間と信長。ビクッと震えた佐久間に信長は近づくと胸ぐらを掴む。 分かっているのか、徳川に何かあればお前の責だぞと折檻した!
信長を騙している策謀だが勝頼が父譲りの約束破りを仕掛ける。 蒼白になった穴山梅雪はお止めください、人心を失いますと必死に訴える。
だが力で勝ちたい勝頼は女子の謀で勝ちたくは無い、敢て策を世に流布して徳川織田の仲を裂いて力を弱めればまだ戦えると聞かなかった。→😔😒😞勝頼さん、ホント脳筋なのな。。。
そして、築山の策は世に知れ渡ってしまった。 浜松で愕然とする家康殿だった。
(╯▽╰ )放送当時からかなり離れて冷静に視聴すると・・・
野望と夢というところでしょうかね。
野望は覇道、夢なら王道。まあ商君なら帝道があると言うのでしょうが・・・。
╮(╯-╰)╭しっかしまあ勝頼さん戦略を知らないわぁ嗚呼。。。 仲を裂くのは父信玄もやりましたが、どちらかに必ず手を差し伸べてました(例・北条)。
で、今回は手を組んだのに一方的に手を切って相手を共食いさせるということのようですが・・・<(_ _)>下策に尽きる(呆)! 「三国志」でも読んでおけば良かったな。
既に先代信玄の駿河侵攻で武田に信用度なしのレッテルがあったにも関わらず、ここでまた一度組んだのに手を切る二重の裏切りやらかす。これで信用度が更に落ちます。
このようなことは裏切りとは言いません。背信といいます。
離反と同盟は乱世の常ですが直のこと家の信用がなければ相手も乗っかってくれません。よってもう武田家を頼りどころか救いの手を出してもらえない程の失墜・・・孤立に陥ってしまう危険性が増した。
でで、共食いで弱まる織田徳川を期待している勝頼さんですが・・・( ̄﹏ ̄;)甘過ぎる!!
📖どれほど甘いかを現代の日本人なら正史「三国志」魏書を図書館で借りて読めばどれだけ狭い了見か直ぐに分かる。
曹操が袁紹死後、華北平定に本気で乗り出した頃にその子・袁譚が早々に降伏した。一時的なものと両者も見抜いていたが曹操は受け入れて袁家後継者の三子・袁尚の軍と戦う。袁譚は双方戦って疲弊するのを期待していたが、曹操はそんなことは百も承知であった。
曹操「袁譚はわたしらが戦って疲弊するのを期待しているが、私が袁尚に勝てばより強大になる。どうしてつけいる隙があろうか」
織田が勝てば領土続きの東海がまるまる手に入る。織田に勝つ徳川なら本気で北条も盟に動く。 どちらになろうと武田はでかくなれない戦略です。
だからこそ少しでもでかくなろうと徳川と戦っている筈だったんでしょうに。。。
( *^-^)ρ(*╯^╰)そういえばこのジレンマ繰り返してる国がありますなぁ嗚呼(でっかい💨)
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